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■<商品開発>FIELD OF UTILITIES   →REFERENCE

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内   容

23/Aug/10

特許動向

<『経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析のパテント・リザルト』
大学特許 他者牽制力ランキング、トップ3は東大、東工大、東海大>
経営分析、企業価値調査、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルトhttp://www.patentresult.co.jp/ はこのほど、弊社はこのほど、「大学特許 他者牽制力ランキング」を集計いたしました。これは、特許庁の審査官が拒絶理由通知を発行する際に引用された大学の特許のうち、他者特許の拒絶に引用された回数を集計したものです。拒絶理由通知は、ある出願がされた際に、既に同じ内容に関する特許が存在するため新規性や進歩性などの特許要件が認められない場合に、審査官から出願人に対して通知されるものです。拒絶理由通知に引用されるということは、「審査官から先行技術として認知されている」ことを意味しており、今回のランキングから、大学の特許が産業界に与える影響の高さを知ることができます。集計の結果、1位は東京大学(東大TLO含む)の199回、2位は東京工業大学(理工学振興会含む)の194回、3位は東海大学の151回となりました。
東京大学は、特に東大TLOの被引用率が高いことが特徴的です。東大全体での被引用回数199回のうち、東大TLOの特許が130回を占めています(東大TLOによる出願件数は214件)。東大TLOの特許によって最も拒絶を多く受けたのはTOTOで、光触媒関連の特許などが対象となっています。そのほか、三菱マテリアル、ダイキン工業なども東大TLOの特許が原因となって拒絶を受けました。
2位の東工大の特許によって拒絶されたものには、パナソニックや富士通、東芝の半導体関連の特許などがあります。また3位の東海大は、大林組や清水建設、三菱重工業などの特許に影響を及ぼしました。
.*株式会社パテント・リザルト 

09/Aug/10

環境配慮型
外装システム

<環境配慮型「すだれ」状外装システム開発・打ち水効果で建物周辺を冷やし、ヒートアイランド現象を抑制>
日建設計は、打ち水効果で建物周辺を冷やし、ヒートアイランド現象を抑制する「すだれ」状の環境配慮型外装システム「バイオスキン」を、TOTO、アベルコと共同開発した。多孔質の陶器管に通した雨水が、管の表面から蒸発する際に気化熱を奪って周辺の空気を冷やす仕組み。実大模型での実験や数値解析の結果、東面全体にバイオスキンを配したソニーの新オフィスビルで地表面の気温が2度下がると試算している。「建物を造ると環境が良くなる」という新たな発想の環境技術だ。バイオスキンは、水を効果的に吸水・蒸発させる高保水性陶器管(高保水性テラコッタルーバー)に雨水を通すことで建物自体が打ち水効果を発揮する。世界でも初の試みといい、建設中のソニー新オフィスビルに初採用された。ビルは日建設計が設計・監理、鹿島が施工を担当。S(CFT柱)・SRC・RC造(中間層免震構造)地下2階地上25階塔屋1階延べ12万4045・63平方メートルの規模で、東面全体(幅140メートル、高さ120メートル)にバイオスキンを配した。南から吹く卓越風をバイオスキンで冷やすことで、建物の周辺気温が約2度下がるという。陶器管にはTOTOが保有する保水、光触媒、窯業の三つの技術を導入。水を蓄えて蒸発させるだけでなく、光触媒によるセルフクリーニングや抗菌・抗カビ、空気浄化(特に窒素酸化物の無害化)の機能を持たせた。蒸発機能を向上させるため、陶器管の表面に研磨処理を施している。1日の蒸散量は20〜30トンという。陶器管は幅110ミリ、高さ70ミリのだ円形で長さ1・8メートル。重さは約10キロと軽量でメンテナンス時の部材交換も容易だ。取り付けは、鋼材量が少なく、シンプルな外観になるテンションロッド工法を採用。陶器管とアルミルーバーを一体化したユニット(幅3・6メートル、高さ4・6メートル、重さ450キロ)を現場で組み上げ、ステンレス鋼棒に引っ張り力を加えて支持する。3社は現在、特許を申請している。
*日建設計/日刊建設工業新聞

02/Aug/10

光触媒
プレコート鋼板

<国内初のコイルコーティングによる高加工光触媒型プレコート鋼板「オプトクリーン」を実用化し、7月に製造開始>
「オプトクリーン」は、光触媒作用をもつ酸化チタンをコイルのまま塗装、巻き取りするコイルコーティングでカラー鋼板に塗布する。JFE鋼板はカラー塗膜を保護する無機系中間膜に、特殊添加物を加えて軟化させ、国内初のコイルコーティングによる製造に成功した。特殊添加物の潤滑性と非粘着性により成形加工しやすく、ごみが付着しづらい。触媒強化型の酸化チタンにより蛍光灯、白熱灯でも光触媒の作用があり、付着するカビや菌などを分解。100ワット蛍光灯を8時間照射した結果、院内感染を起こす菌や黒カビは99%超減少した。親水性が高いため、外装用にも適用できる。機能は半永久的に持続する。従来の中間膜は硬いため、コイルコーティングでは成形加工時に亀裂の入る欠点があった。成形加工後に中間膜と酸化チタンを塗装する方法では、需要家側の作業が増える上、塗装に、むらが出やすい。JFE鋼板は千葉製造所(千葉市中央区)を中心とする生産拠点で、コイルコーティングにより、安定的な品質の製品を製造する。
*JFE鋼板 

26/Jul/10

空気清浄機

<広い空間のウイルスを除菌する「光速ストリーマ」技術を搭載した業務用空気清浄機>
ダイキン工業は、ウイルスの活動を抑制する独自の「光速ストリーマ」技術を搭載した業務用空気清浄機「光クリエール」を10月25日に発売する。大風量と光速ストリーマ技術で約100m2の空間を1台で除菌・脱臭。静音設計で運転音は最大50dB。医療、介護施設や学校での利用に適しているという。高さ1005mm、幅420mm、奥行き355mmと省スペース化を図り、室内のコーナー部にも設置できる。30万円(税別)。光速ストリーマ技術は、2004年に同社が世界で初めて実用化。高速電子を立体的に広範囲に発生させるストリーマ放電を利用。一般的な放電技術の1000倍以上の酸化分解能力がある。光クリエールは、光速ストリーマユニットを2個搭載して放電量を家庭用の2倍にした。吸引して取り込んだウイルスや菌に対し、2つのファンによる大きな風量で集中的にストリーマを照射し、1時間で99.9%除菌する。 1分当たり12m3の最大風量で強力に吸引。フィルターは5層構造で、光触媒で悪臭成分を吸着させ、光速ストリーマで分解する。吸着したにおいの元は分解されるため、脱臭触媒フィルターの交換は不要。病院や高齢者施設など、においを除去する用途でも、アンモニア臭を約15分で気にならない程度まで除去する。風量は強、標準、弱の3段階から選択できるほか、自動運転モードでは、センサーで空気の汚れを検知して自動的に6段階で風量調整する。業務用空気清浄機市場では、におい除去に加え除菌機能のニーズが急速に高まっていることから、ダイキンは強力な除菌・脱臭機能を搭載した光クリエールを開発した。光速ストリーマ技術の効果をアピールし、ウイルスやにおいを気にする施設向けに販売する。
*ダイキン工業 

19/Jul/10

室内
消臭グッヅ

<漆喰と光触媒を利用した室内消臭キューブ・調湿性能や吸着性能で臭いの成分やVOCを分解>
漆喰メーカーの田川産業http://www.shirokabe.co.jp/index.htmlはこのほど、においを吸着する漆喰の性質を利用した室内用消臭グッズ「ルミエキューブ」をリニューアル発売した。そのまま部屋に置いて使うキューブ型の消臭製品で、光触媒機能を組み合わせているので何度でも使える。5種類のカラーバリエーションセットをそろえた。漆喰の粉を焼かずに高圧で固めて2cm角のブロックにした。優れた調湿性能や吸着性能で、においの成分や、シックハウス症候群の要因であるVOC(揮発性有機化合物)ガスのホルムアルデヒドも吸着する。太陽光(紫外線)に当てると、コーティングした酸化チタンの光触媒効果によって吸着成分が分解され、吸着力が回復する。自然素材で作られているため使う場所を選ばず、漆喰の強アルカリ性の性質による抗菌作用も備える。使用する数の目安は1畳から2畳で16個。一般的なトイレなら10個程度。日の当たる場所に置けばメンテナンス不要だ。陰に置くのであれば、1〜2週間に1回、3時間程度太陽光に当てればよいという。カラーは、単色の白のほか、ブルーの市松模様、赤の市松模様、しま模様入りなどのセットがある。価格は16個入りが2000円、24個入りが2700円、32個入りが3400円。田川産業は、漆喰を原料とした壁材「城かべ」や、壁や床に施工できる非焼成セラミック「Limix」を開発・販売している。
*田川産業/日経BPサイト記事

07/May/10

金属ナノ粒子を均一分散したポリマ・ナノコンポジット材

<金属ナノ粒子を均一分散したポリマ・ナノコンポジット材・太陽電池の光吸収効率を向上や光触媒へ応用>
新日鉄化学は、金属ナノ粒子を均一分散したポリマ・ナノコンポジット材を開発した。金および銀のナノ粒子を分散させた場合、その吸収スペクトルはそれぞれ550nmと450nm付近に「局在型プラズモン共鳴(LSPR)」に由来した吸収ピークを持つ。この特性を利用すると、太陽電池の光吸収効率を向上させる材料の開発や、光触媒への応用が期待できるという。また、この材料を屈折率の異なる液体に浸漬するとピークトップが移動し、液体試料の屈折率の上昇に伴ってピーク吸光度が高くなる性質も有している。この性質を使えば、バイオセンサやケミカルセンサなど、センシング材料への適用が可能だとしている。近年、直径が数〜100nm程度の金属微粒子や金属微細構造中の電子が特定の波長の光と相互作用を生じて共鳴する局在型プラズモン共鳴など、金属ナノ粒子特有の現象を利用したデバイスの開発が進められている。これまでは水や有機溶媒に分散したコロイド状のものが多く利用されてきたが、作業性や材料の安定性から金属ナノ粒子を均一に分散、固定化させたナノコンポジット材料が注目されている。同社は、樹脂合成技術と金属ナノ粒子合成技術に加え、新たに開発した金属ナノ粒子分散技術によって、ポリマ中に金属ナノ粒子を均一に分散させることに成功した。同社によれば、情報通信や環境、エネルギなど幅広い分野での利用が期待できる。今後、本材料のさらなる高機能化と量産体制の確立を進めるという。
*新日鉄化学 

31/May/10

キッチン防汚パネル

<システムキッチン特長紹介 〜キッチンにTOTOオンリーワン技術搭載〜>
TOTOのオンリーワン技術、「ハイドロテクト」はシステムキッチンにも使われています。ハイドロテクト技術で、油汚れもお手入れカンタン
*TOTO

24/May/10

大型光触媒
膜構造施設

<ヨーロッパ初の「光触媒膜材」を使用した大型膜構造施設>
仏ポンピドー・センターの分館となる「ポンピドー・センター・メッス」が開館
〜日本の建築家の坂茂氏による設計で、膜構造の特性を生かした柔らかいフォルムの施設〜型膜面構造物(テント構造物)メーカーの太陽工業株式会社(本社:大阪市、社長:能村光太郎)は、このほどフランス最高峰の文化美術センターである「ポンピドー・センター」の分館として、同国の北東部の都市メッス(Metz)に計画された大型膜構造施設「ポンピドー・センター・メッス」の膜施工を当社グループ会社の太陽ヨーロッパ(Taiyo Europe GmbH)が受注、当グループの技術力を生かし、2010年5月11日に無事完成いたしました。同施設は、ヨーロッパでは初となる汚れを化学的に分解する酸化チタン光触媒機能を有した膜材を使用したことで、窒素酸化物(NOx)の除去効果で環境負荷の低減にもつながることが期待されています。また、意匠設計は、世界各地でユニークな建築物を展開中の建築家・坂茂氏によるもので、その機能性ばかりでなく、膜材の特性を生かした柔らかい曲線の屋根形状を膜表面積約8,000平方メートルの規模で展開した大型膜構造物です。とくに夜間には内部から照明効果でより膜素材の特長を生かした総合文化センターにふさわしい建築物となっています。この酸化チタン光触媒膜材は、1998年に酸化チタンの光触媒機能を活用した「膜材防汚処理技術」として当社と複数の企業が協力して世界で初めて開発、当初はPVCテント膜材に表面コートしたものでしたが、その後も高耐久・大規模建築向けのPTFE(フッ素系)膜材のコーティング内に酸化チタン光触媒微粒子を混入して一体化させたものを開発するなど、たえず技術改良に取り組んでおります。酸化チタン光触媒膜材は、当社国内実績において恒久的な建築用膜構造施設の約9割で採用されるなど圧倒的な支持を得ており、その実績は日本のみならずアジアやアメリカ、中東にも広がりつつあります。
*太陽工業株式会社 

24/May/10

最新鋭
スパコン

<北陸先端科学技術大学院大学でNEC製ベクトル型スパコン「SX-9/4B」が稼働>
NECは5月21日、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)に納入したベクトル型スーパーコンピュータ「SX-9/4B」が稼動を開始したと発表した。SX-9/4Bは4CPUを搭載、最大理論性能は409.6ギガFLOPSであり、多種多様な分子化学反応を解析、設計するための量子化学計算ソフト「Gaussian」最新版にも対応しているという。JAISTは、SX-9/4Bの処理性能や特長を活かして、(1)生体系で炭酸水素イオンが二酸化炭素と水に変換される反応を触媒する炭酸脱水酵素の量子化学的解析、(2)血流や呼吸による気流など生命を維持するための生体内のさまざまな流れと疾病の病態の関係、(3)超微細金属クラスターとカーボンナノチューブによる新規触媒材料の設計と物性研究開発、(4)光受容たんぱく質など光が展開する生物有機化学を対象としたシミュレーションによる分子材料の設計開発――などの研究、開発に利用する予定だとしている。JAISTでは、これまで以上に精度の高い研究結果が得られることを期待しており、情報科学センター教授の松澤照男氏は「これまで導入していたSX-8に比べ約3.2倍の理論性能をもつSX-9は、実効性能も高く使い易いシステムであることから、本学の科学技術計算がさらに進展するとして期待している。また、ベクトル計算に適した科学技術計算のスキームやアルゴリズムの開発も加速されると思う」と述べている。JAISTの情報科学センターは、2006年にNECのベクトル型スーパーコンピュータ「SX-8」を導入し、ほかのスカラー型システムなどと連携することでさまざまな分野で研究成果を挙げてきたという。
*NEC 

17/May/10

実証試験

<WO3系可視光光触媒の低照度環境での消臭抗菌効果を高齢者介護施設内での効果検証を実施>
可視光応答型の光触媒「ルネキャット」について、高齢者介護施設内での効果検証を実施すると発表した。社会福祉法人寿量会「総合ケアサポートセンター天寿園」(熊本市)および、技術サポートなども行う商社のMATechno(本社・大分市)と共同で行う。ルネキャットは、酸化タングステン系材料を使用した光触媒で、酸化チタン系材料による紫外線反応タイプの光触媒と違い、室内の可視光や低照度環境でもガス分解性を発揮し、十分な消臭、抗菌・抗ウイルス効果が得られる。これまで東芝マテリアルでは、実験環境中および介護関係者のモニターなどで効果を確認しているが、より広範な場面で有効性をみるため、高齢者介護施設の実居住空間での検証を行うことにした。総合ケアサポートセンター天寿園内で、来週17日から2〜3日間実施する予定。
*東芝マテリアル/5/14/2010化学工業日報 

26/Apr/10

シックハウス対策住宅

<太陽光発電装備の省エネ戸建て・ゼオライトと光触媒TiO2配合壁紙を採用し室内の空気を浄化>
太陽光発電システムを標準装備にした自由設計の戸建て住宅「家族謳歌(おうか)」を発売。ヒートポンプ式給湯器「エコキュート」と省エネガラスを使った断熱サッシの効果と合わせると、同社の従来モデルに比べて光熱費を9割以上、二酸化炭素排出量を7割近く削減できるという。価格は3.3平方メートル当たり49万9000円(税抜き)。耐震性や耐久性に優れた「長期優良住宅」に対応し、住宅版エコポイント制度の発行対象にもなっている。脱臭効果が高いゼオライトと光触媒作用を持つ酸化チタンを配合した壁紙を採用し、室内の空気を浄化できるようにした。北海道、沖縄および一部地域を除く全国で販売する。
エス・バイ・エル

05/Apr/10

業界動向

<光触媒塗装の価値訴求を考える ジャパンペイントマスターズ(JPM)、TOTO茅ヶ崎工場で例会>
「お客様に最良の塗装工事を提供したい」―そんな思いで心をひとつにした塗装人の集まり、日本塗装名人の会「ジャパンペイントマスターズ」(代表・冨高忠生氏)の今年初となる例会が2月25日、TOTOの茅ヶ崎工場で行われた。光触媒塗料のトップブランド「ハイドロテクトコート」開発の心臓部を視察、同社主要メンバーらと率直な意見を交わし、光触媒塗装への信頼を深めた。ジャパンペイントマスターズ(JPM)は、住宅塗り替えの元請けで活躍している全国の塗装店、塗料販売店が集まり、「お客様のためになる塗装とは何かを真に追求し、施工技術、材料知識、心を大切にした営業方法、サービスの在り方を研鑽。同じフィールド、同じ目線で高みを目指している同士の集まり」(冨高氏)で、現在全国から20社ほどが参加している。自分の仕事に対する「こだわり」や「誇り」「情熱」を具体的な技術・技能、仕上がりとして体現し、真の顧客価値の向上、ひいては塗装業のステイタスアップまでをも目標にしている「熱い塗装人」たちの集まりだ。「さまざまな下地の状況や物件の立地環境など、現場は一つひとつが生き物。良い材料だから長く持つ、メーカーが指定している工程・仕様だから安心との考えでは浅い。自分たちの"腕"で持たせるという迫力を備えなければ。材料は自分達の技術・技能で使いこなすもの。だからこそ、腕の一部である材料へのより深い知識が必要」(メンバー)との共通認識のもと、貪欲に研鑽に励んでいる。今回は、ハイドロテクトコートの全国トップレベルの施工実績を誇る冨拒纒\が勉強会の開催を要請、TOTO側も快諾し「光触媒塗装をいかに価値訴求するか」をテーマに深い議論が繰り広げられた。始めに、TOTOハイドロテクト事業部統括部長の井芹正光氏が同社の方針について述べ、「これまで衛生陶器、タイル、塗料、カー用品など個別で展開していたハイドロテクト事業を昨年4月に統合し、ハイドロテクト事業部を創設しました。当社の新たな主力ドメインと位置づけ、100周年を迎える2017年には国内外で350億円の売上目標を掲げ、大きな期待を寄せています」と説明。その中で住宅リフォームに関しては「環境浄化、建物をクリーンに保つという光触媒技術による感動の外装ワンストップリモデル。TOTOグループだからこそできる外装ビジネスモデル」を指向。中でも「リモデルのきっかけとなる外装の塗り替えは重要」と位置づけており、「これまで以上に塗装事業者様との連携を強化し、市場にブランド浸透を図っていきたい」と熱い口調で語った。続いて光触媒や製品についての技術的なレクチャーに入り、ここでは新製品についても言及。「お客様からの要望が多かった『ECO‐EX』のつや消しタイプを、5月頃をめどに投入。また粘性を上げカブリをよくするなどの改良も行っています。事業統合により各分野に散らばっていた技術陣も集結。マンパワーの向上により開発スピードは加速度的に高まっており、皆様の要望や期待に応える万全の体制が整ってきました」と説明した。レクチャーの後はこの日集まったJPM12名のメンバーと、井芹事業部長、TOTOオキツモコーティングスの原田部長、技術の中島部長、下吹越部長らハイドロテクト事業部の首脳陣とのフリーミーティング。ここでは、対シーリングの課題、下地のパターンや状況に応じた細分化した塗布量の設定、耐久性と価格のバランスでより魅力的なものにできないかなど、日頃現場で直面している疑問を投げかけるとともに、真に顧客に価値を提供するサプライチェーンの在り方への問いかけなど率直な意見をぶつけた。それに対し、技術的な課題に対しては解決へ向けスピード感を持って取り組んでいることを具体的に説明。また「ハイドロテクトコートを売ることではなく、新しい外装リフォームのビジネスをつくることが目的。それには実行力、技術力のある施工店のビジネスを支援するのが最良、最大の施策」とし、協業のための新たな仕組みづくりについての構想に言及した。同社・茅ヶ崎工場はTOTOのR&Dの要。いわばハイドロテクト研究開発の心臓部とも呼べる施設。当日は促進耐候試験機や電子顕微鏡などの評価機器が実際に作動しているところを見学するとともに、工場の各所で行われている曝露試験、ハイドロテクトコートのデモンストレーションルームなども見学。「材料への知識が深まったことはもちろん、TOTOさんの熱意や方針が伝わった。また、いち塗装店ではめったに見られない施設・設備の見学など非常に有意義な時間を持てた」(メンバー)。
*Coating Media 

22/Mar/10

光触媒用
LED光源

<光触媒の高活性化ができる波長300〜350nmの深紫外LEDの実用化に成功>
DOWAホールディングス子会社のDOWAエレクトロニクスは、従来の紫外LEDと比べてさらに波長の短い深紫外LEDの実用化に成功、市場開拓に向けサンプル出荷を開始したことを発表した。深紫外LEDは樹脂硬化、接着、乾燥、治療、各種分析、光触媒、水浄化および殺菌などの用途で使用が見込まれており、従来の水銀光源をLED化することにより、波長の多様化、水銀フリー化、長寿命化などの実現が期待されている。深紫外LEDは窒化物半導体の一種で今回、DOWAエレクトロニクスは波長が300〜350nmの深紫外LEDチップの実用化に成功した。同社が有するAlNテンプレート(サファイア基板上に成長する高品質AlN膜)と米Palo Alto Research Center(PARC)および理化学研究所(理研)から導入した紫外LEDエピ成長技術を組み合わせ、応用することで、同LEDを実現したという。サンプル提供を開始した深紫外LEDは、320〜350nmの波長範囲で、投入電流20mA時に1.4mWの光出力を達成している。試作・量産化は製造子会社であるDOWAセミコンダクター秋田が行うほか、今後はさらなる高出力化を図るとともに、より短波長の深紫外LEDチップの開発にも取り組んでいくとしている。
*DOWAエレクトロニクス 

15/Mar/10

防汚ゴム素材

<光触媒TiO2練りこんだ汚れが付きにくいゴムを開発・ゴムの分子を分解する作用を防ぐ素材を発見>
素材開発の杉野ゴム化学工業所は汚れやにおいが付きにくいゴムを開発した。光に反応して細菌などを分解する光触媒(酸化チタン)をゴムに練り込む。酸化チタンはゴムの分子も分解してしまうため、これまでは配合が難しかった。スポーツ用品や調理器具など汚れがつきやすい製品への採用を目指す。酸化チタンがゴムの分子を分解する作用を防ぐ素材を発見。これをゴムに混ぜ、酸化チタンを練り込んでも、ゴムが劣化しないようにした。さらに細菌などを分解する酸化チタンの効果を高める素材も混入する。
*杉野ゴム化学工業所/NIKKEI NET 

01/Mar/10

エコ住宅

<伝統の良さ生かしたエコ住宅・光触媒コーティング外壁「XEコートH」を標準装備>
大和ハウス工業は、建築家の鈴木エドワード氏がデザインした住宅「xevoEDDI(ジーヴォ・エディ)」=写真はイメージ=を発売した。日本の伝統的な暮らしの知恵を現代風にデザインしたエコ住宅で、自然の光や風を室内に取り込み、エネルギー消費を抑えながら快適な空間を実現。建物の中心に中庭を設けたり、ホールに吹き抜けがあるなど5タイプを用意した。長期にわたって美しさを保てる光触媒コーティング外壁「XEコートH」と、耐久性と省エネに優れた独自の「外張り断熱通気外壁」を標準装備。価格はモデルプラン(94.49平方メートル)で1923万円。
*大和ハウス 

22/Feb/10

長期事業
ビジョン

<TOTOは創業100周年の2017年に向けた経営計画長期ビジョン(TOTO Vプラン 2017)を発表>
新領域事業売上高500億円('08年度205億円)、営業利益60億円を目指。ハイドロテクト、燃料電池、セラミックスの3つの事業を強化し。ハイドロテクトでは、光触媒を用いたNOx、SOx分解浄化技術により「空気浄化技術」の世界標準を目指。海外の生産拠点増強や燃料電池などの新規事業に3000億円規模の投資をすることを明らかにした。17年度に売上高6000億円、営業利益480億円を目指す。海外では、中国、欧米に加え、新たに16年夏季五輪が開かれるブラジルやロシア、インドでの販売に進出する。 
*TOTO 

15/Feb/10

ルチル型
高活性光触媒

<可視光でも光触媒機能を発揮するTiO2を開発・ルチル型を高い光触媒活性を発揮する形状に制御>
通常、光触媒にはアナターゼ型の酸化チタンが使われるが、同社が開発したのはルチル型。酸化チタンを高い光触媒活性を発揮する形状に制御するとともに、酸化チタンに助触媒を複合化して可視光応答性の付与に成功した。オフィス内の弱い光でも応答し、既存の可視光応答型光触媒の約3倍のVOC(揮発性有機化合物)分解活性がある。
*ダイセル化学/2/8/2010化学工業日報記事

15/Feb/10

研究社員募集

<太陽光エネルギー変換デバイスの半導体材料開発(パナソニック株式会社)>
地球環境との共存、低炭素社会の実現、環境エネルギー分野に興味を持ち、新しい技術・事業の創出にチャレンジする意欲、熱意を持った専門能力の高い研究者を積極採用します。
募集背景:事業拡大
仕事内容:太陽光エネルギー変換デバイス開発における、高効率の半導体材料の開発をご担当いただきます。
応募資格:化合物系太陽電池の開発、光半導体材料の開発、可視光応答型光触媒材料の開発などの開発経験を通じて、以下のようなスキルをお持ちの方。
 ・第一原理計算などのシミュレーションによる、バンド位置、バンドギャップなどの設計手法
 ・欠陥の少ないナノ結晶構造制御やその合成技術
 ・吸光度、キャリア移動度、キャリア拡散係数などの物性の解析・評価技術
 ・界面のナノ構造制御技術
 ・開発経験5年以上
*パナソニック株式会社/マイナビ転職エージェント 

08/Feb/10

高活性
SiO2光触媒

<安価なSiO2を原料とした可視光で反応する光触媒を開発・TiO2触媒と比べ4倍以上の性能>
国際先端技術総合研究所は、可視光領域で反応する新しい光触媒を開発した。日本にも大量に存在し安価な二酸化ケイ素を原料とし、ハロゲン化処理して光活性を持たせる。紫外線領域のみで活性を示す酸化チタン触媒と比べ4倍以上の性能を持つ。同研究所では他社と連携して、酸化チタン代替光触媒として有害物質除去などで実用化を目指す。国際先端技術総合研究所が開発した可視光型光触媒は、波長200ナノ―800ナノメートルと紫外から可視光、近赤外までの幅広い波長領域で活性化するのが特徴。400―500ナノメートル付近をピークに山形に活性領域が形成される。400ナノメートル付近に限定される従来の酸化チタンと比べ効果は高いという。
国際先端技術総合研究所(株)/2/4/2010日刊工業新聞記事 

01/Feb/09

カー用品

<TOTOの光触媒カー用品を自社製品として発売・TOTOは3月で生活用品事業から撤退>
カーメイトは、TOTOから発売されていたカー用品を引き継ぎ、自社ブランド「CARMATE」として2月にリニューアル発売する。発売されるのは、消臭剤、ガラスケミカルなど10製品で、価格はすべてオープンプライス。TOTOは「ハイドロテクト」の名称で知られる光触媒技術を利用したカー用品を各種発売していたが、2010年3月末をもって、カー用品を含む生活用品事業から撤退し、カー用品についてはカーメイトへ引き継ぐことを昨年9月に発表している。カーメイトは、このTOTOの技術を継承し、自社で製造・販売を行っていく。光触媒は、光が当たると触媒作用(化学反応の速度を変えること)を起こす物質で、酸化チタンが使われることが多い。酸化チタンを使った光触媒では、有機物の分解力と水に対する親水性があり、それらの特性がカー用品に活かされている。発売されるのは、光触媒技術などを使った、消臭剤「XFIVER(エクスファイバー)」3製品、ガラスケミカル4製品、高性能クロス3製品の計10製品。
*カーメイト

25/JAN/10

空気清浄機

<「3WAYデオドラント」という機構で除菌・脱臭の頂点を目指した家庭用脱臭機>
商品名「プラズィオン」では、3つのプロセス階で脱臭する「3WAYデオドラント」という機構を持っている。プレフィルターと集塵フィルターとを通過して物理レベルでクリーンになった空気は、まずWAY-1と呼ばれる、金属酸化触媒(光触媒TiO2)ハニカムフィルターが空気中の酸素を使って強力にスピードに脱臭し、金属酸化触媒にニオイの元となる成分を吸着させ、ニオイ成分の分子に空気中の酸素と結合、つまり酸化させて無臭分子に分解する。この段階で取り切れなかった僅かなニオイを、次段階のWAY-2である"UVデオドラントユニット"で徹底脱臭する。このユニットの内部にはUVランプが搭載されており、このランプの発するオゾン生成波長(185nm)の紫外線で、低濃度オゾンを生成と併せて、前段階設置の光触媒TiO2ナニカムフィルターを活性化させている。このオゾン分子にさらに消臭ブースター波長(254nm)の紫外線をあてて、オゾン分子をバラバラにして酸素ラジカルを発生させ、ニオイの元となる物質と結合させて無臭分子に分解する。オゾンは結合力の弱い非常に不安定な分子で酸素にもどりやすい性質をもっており、不安定だからこそ酸素ラジカルになって他の成分であるニオイ分子に吸着しやすいので、そこで酸化作用が促せるメカニズム。WAY-1とWAY-2は吸い込んで脱臭する方式だが、最後の段階、WAY-3は少し、異なる機構となっている。 取り込んだ空気ではなくて、放出する空気で脱臭する 「最後のWAY-3 というのは、WAY-2でUVランプによって生成された消臭成分である低濃度オゾンを吹き出し口から放出し、部屋に染みついたニオイを強力脱臭しようとするもの。放出されたオゾンが部屋のカーテン、ソファやカーペットの繊維の中にまで入り込み、染みついたニオイも強力に分解していき、布製品だけでなく、家具や壁紙のニオイも脱臭する。これが、放出脱臭と呼ばれる方法。WAY-1とWAI-2の吸引脱臭とWAY-3による放出脱臭、両方の方法で脱臭するのは当製品の特徴である。
*富士通ゼネラル

18/JAN/10

光触媒
芳香和紙

<竹パルプを素材に香る和紙を開発・光触媒ですき込んだ葉や果物の皮が香りを放つ新素材>
地域資源の活用策を提案する京都の男性と大学教授らが、竹パルプを素材に香る和紙を開発した。すき込んだ葉や果物の皮が香りを放つ新素材。独特の風合いで、俳画や絵はがきなど広く活用できる。高島市を拠点に和紙を製造する計画で、絵本の発行も検討している。開発したのは琵琶湖のブラックバスの食品化など全国各地で活性化事業に取り組む会社経営河野武平さん(69)=京都市中京区=と繊維リサイクル研究の第一人者である京都工芸繊維大の木村照夫教授(59)。原料の竹や葉は高島市の合同会社リボーン(海東英和代表)が提供した。同市は扇の骨組み「扇骨」の産地で竹をはじめ自然の材料が豊富にあり、3者で開発した。和紙は、竹をパルプ化し、イチジクやサクラの葉、ササ、カキやリンゴの皮などの粒をすき込んだ。薬品を使わず、光触媒反応で香りの定着に成功した。香料でにおいを付けたこれまでの和紙とは違い、天然素材を閉じこめている。葉の細かい粒で自然の風合いと季節感を出せ、俳句や俳画、絵はがき、照明の傘にも向いている。場面ごとに異なる香りがする絵本の制作も画家に呼び掛けており、香りでも物語を楽しめる作品を目指している。木村教授は「におい物質と竹パルプの新しいコラボレーションで応用範囲の広い素材ができた。包装紙やボードにもなる」。河野さんは「最先端の基礎研究とローテクを融合した新素材。地域の未利用資源を生かし、地元への経済効果も期待できる」と話している。
*京都新聞 

11/Jan/10

空気清浄機

<見た目も空気もキレイに!花付きの鉢植え型空気清浄機・有害物質の分解に加え除菌能力もあり99.9%のインフルエンザウイルスを除去>
盛和工業(横浜市)は、花付きの鉢植え型空気清浄機「光クリーンフラワー」を発売した。光触媒セラミックフィルターにより、雑菌やウイルスを分解する。1分間に最大1・3立方メートルの空気を処理。大きさは直径270ミリ×高さ約600ミリメートル。価格は10万円程度で、月2000台の販売を目指す。インテリアとして使いやすいよう、鉢植えの形にした。除菌能力があり、外部機関で行った試験では99・9%のインフルエンザウイルスを除去できた。ほかに悪臭物質やホルムアルデヒドなどの有害物質を分解する。病室や学校、幼稚園などでの利用を見込む。光触媒フィルターは酸化チタンを付けたセラミックで、東京大学の橋本和仁教授らと共同開発した。酸化チタンが380nm以下の近紫外線で活性化し、発生した活性酸素種が有害物質を分解する。
*盛和工業/日刊工業新聞        

11/Jan/10

新型インフル対策

<新型インフル対策に有効な銀微粒子付着TiO2光触媒を使った静電気利用塗装技術>
塗装会社のペイントサービス(江南市)が、抗菌効果の高いとされる銀微粒子を使った塗装技術を開発した。銀微粒子は、インフルエンザウイルスの接触感染を防ぐ効果があるといわれ、12月29、30日に布袋西保育園のトイレや給食室の壁などを国の補助金を得て塗装し、効果を調べる。市もこの実証実験に期待している。光触媒(二酸化チタン)の表面に銀を付着させた銀微粒子は、大同特殊鋼(名古屋市)が開発した。有害な細菌やカビ菌が付着しても、増殖を抑える働きをする。両社は約10年前から、その塗装技術の実用化に着手。塗装表面に銀微粒子を均一に分散し、固着させるため、ペンキを塗り乾く前の表面に、静電気を利用して銀微粒子を吹き付け、食い込ませる方法を考案した。抗菌微粒子を混ぜ込んだ市販の抗菌塗料よりも効果が高いという。ペイントサービスは昨年末から、食品工場や病院など国内外の約50カ所で施工。村瀬栄次社長(59)は「手洗いやうがいなどと併用することで、新型インフル対策がより効果的になる」と期待する。施工費用の約2400万円は、本年度の経産省ものづくり中小企業製品開発等支援補助金などを充てる。(問)ペイントサービス=電0587(59)6561
*中日新聞 

28/Dec/09

抗菌内装材

<光触媒カーテン&カーペットが新型インフルエンザウィルス減少対策に有効を実証>
アスワン(株)がカーテンとカーペットに展開している光触媒「スーパーチタンデオ」に、インフルエンザウイルス(H1N1)を減少させる効果があることが、(財)北里環境科学センターの実験によって実証された。「スーパーチタンデオ」に光を照射した場合、10の7.7乗TCID50/mlのインフルエンザウイルスを8時間で10の5.6乗TCID50/mlに減少させた。この減少値が光触媒作用による効果である。現在同社では、「スーパーチタンデオ」を、オーダーカーテン「オーセンス」(154柄316アイテム)、コントラクトカーテン「タフネス」(20柄66アイテム)、「YESカーペット」(4柄14アイテム)で展開している。
*アスワン  

21/Dec/09

抗菌スプレー

<光触媒で除菌 携帯スプレー発売、手や衣服などの除菌に>
光触媒を使った建築塗料など販売のエコサイト・ジャパン(神戸市長田区)は、除菌効果のある光触媒を噴射する携帯用スプレーを開発、発売した。手や衣服などの除菌に利用できるといい「手軽に持ち歩けてどこにいても使えるので、インフルエンザなどの予防に効果的」とPRしている。光触媒の二酸化チタンが、噴霧されると紫外線などに反応し、菌や汚れなどを分解する仕組み。アルコールよりも除去効率が高く、塩素系除菌スプレーと比べて人体への安全性が高いという。光触媒を製造販売するナノウェイブ社(愛知県)との共同開発。特許を持つ産業総合技術研究所から、ナノウェイヴ社が許諾を得て製造している。インフルエンザウイルスに対する効果は、ナノウェイブ社が鹿児島大学農学部の高瀬公三教授の協力を得て実証。ウイルスの99%以上を不活性化できるとしている。大腸菌などへの効果も検査済みという。 8月下旬に、新型インフルエンザの流行拡大を受けて販売を開始し、すでに5万本を出荷した。
*エコサイト・ジャパン/神戸新聞 

14/Dec/09

低照度環境下
高活性光触媒

<200ルクス以下低照度や紫外線含まないLED光源で鳥インフルエンザウイルス不活化できるWO3光触媒>
光に反応することで消臭や抗菌作用などの効果がある光触媒について、世界で初めて室内などの低照度環境(200ルクス以下)でも従来型・酸化チタン系光触媒の30倍以上のガス分解性能を有する、酸化タングステン(WO3)系複合材の高活性可視光応答型光触媒 「ルネキャット」を開発。帯広畜産大学大動物特殊疾病研究センター及び日油株式会社と共同で室内の可視光や低照度環境でも消臭、抗菌効果がある光触媒について、世界で初めて鳥インフルエンザウイルス(H9N亜型)に対するウイルス不活化効果を確認した。100nm以下の微粒子の酸化タングステン(WO3)系光触媒で、表面ナノ構造の最適化、及びナノスケールの原子配置に着目した活性化処理を用いることで、光吸収帯域の範囲を広げ、可視光で十分な反応を得ることができる触媒。そのため、紫外光を含まない蛍光灯やLED 照明灯の250 ルクス 以下の光でも充分なガス分解性を発揮し、また、高い抗菌性も有する。今回の抗ウイルス評価は、紫外光カットフィルタ(380nm 未満の波長をカット)を用いて蛍光灯で6000 ルクスの可視光を照射し、ウイルス力価4を測定、従来の可視光応答型N ドープ酸化チタン光触媒では、光触媒なしと同様で、ウイルス力価の低下は見られなかったのに対し、当製品は、光照射4 時間後で99.96%不活化することが確認された。また、紫外光を含まない白色LEDの光に対しても同様の効果があることを確認した。従来の光触媒は、酸化チタン系の材料を用いた、紫外光で反応するタイプのものが主流で、主に屋外での用途に限られていました。また、室内での利用を可能とするために開発された酸化チタン系可視光応答型光触媒では、十分な反応を起こすには6000ルクス以上の照度が必要であり、実際の室内光の低照度域では十分に反応しないなど、期待されるほどの効果が得られないため、これまでの紫外光応答型の光触媒は住宅の外壁材・窓ガラスなど、市場での用途が限られていた。今回開発した可視光応答型の光触媒は、屋内などの低照度環境でも高いガス分解性能や抗菌作用をもつため、室内の壁紙や家具をはじめ家庭内や病院、学校などの公共施設内での環境浄化、家電製品の高機能化など、広範囲への適用が期待され、その市場規模は2011年には600億円超と予想される。今後、同社は実用化に向けて、家庭や公共施設内の生活周辺部材・機器への幅広い応用拡大に向け、各分野の有力企業と共同で開発し、2011年に可視光型光触媒市場で売上高100億円規模への事業拡大を目指す。RENECAT?(ルネキャット) 商品名とトレードマークが決定、これまでの光触媒のイメージを全く変えるということで、ルネサンスとカタリスト(触媒)を組み合わせた造語 
*東芝マテリアル

14/Dec/09

空気浄化
ユニット

<地下工事で発生の建設機械など排ガスのNOxを光触媒で除去して放出する空気浄化ユニット設置>
大成建設は東京急行電鉄東横線の渋谷駅(東京都渋谷区)地下化工事現場に、建設機械などの排ガスに含まれる窒素酸化物(NOX)を光触媒で除去して放出する空気浄化ユニットを設置した。従来は地上から送風機で大量の外気を送り込み、濃度を低下させて放散するのが一般的。「環境に配慮して積極的に空気浄化を行った初めての事例」(大成建設技術センター)という。大成建設は同現場で、開削工事期間中(2011年3月まで)使用し、トンネル工事など換気を伴うそのほかの土木工事現場にも適用していく。空気浄化ユニットは地下の作業空間からの排気ダクトにつなげて設置する。耐食性のあるステンレス製筐体の中に光触媒塗布基板を空気の流動方向に並べ、抵抗を抑えながら大きな表面積で触媒機能を発揮するようにした。
[12/7/2009日刊工業新聞記事より引用]

07/Dec/09

機能化粧水

<光触媒精製の全国温泉水化粧水>
「温泉化粧水シリーズ」商品名「スパミスト」に使っている原料は温泉水と天然水だけ。全国41箇所の温泉水を、「源泉から」調達。温泉成分はたっぷりそのまま、防腐剤等の添加物はいっさい加えずに、肌への浸透性を高めるため、天然温泉水を半導体型金属触媒の技術で清潔な状態に整え、スプレー缶に充填。温泉水に含まれる成分を損なうことなく封じこめているから、お肌に直接温泉水が浸透。日本全国温泉の泉質はさまざまで、泉質によって、温泉の効能はさまざま。源泉から採取することで、温泉ごとの特長をそのまま製品化した。
半導体型金属触媒フィルターは細菌等の有機物を酸化分解する半導体層(光触媒TiO2)と分解エネルギーを蓄積するNi金属層より構成されている。フィルターの表面に細菌等の有機物が物理吸着すると、表面に生成される活性酸素種がそれらの有機物を化学反応により酸化分解する。また超純水を半導体型金属触媒フィルターに通過させることにより、通過前の超純水に比べ、Siウェハ上の接触角低下を確認されている。この機能を半導体や液晶用ガラス基板の洗浄時にダスト除去効果、濡れ性の改善が期待できる。
*リプラス 

30/Nov/09

空気清浄機

<ウイルス抑制力を高めた空気清浄機>
光触媒の応用製品や健康・環境関連製品の開発、販売を行うカールテクノは、ウイルス抑制性能を向上させた「HYBRID空気清浄機MAP-7000N」を、2009年11月下旬から発売する。 同社で従来から採用している紫外線ランプと光触媒ハニカムからなる三層構造の空気浄化システムに加え、ウイルス、細菌を吸着固定、分解する「アースプラスHEPAフィルタ」を搭載したことで、抗ウイルス除菌性能がさらに向上した。アースプラスとは、特許取得済みの抗菌、抗ウイルス、消臭効果に優れたセラミックス複合機能材料のことで、最近では新型インフルエンザ対策用の抗ウイルスマスクにも応用されている。病院・医院、福祉施設に適している。市場実勢価格は、13万4400円。
*カールテクノ/Jcastモノウォッチ 

23/Nov/09

抗菌万年筆

<セーラー万年筆、抗ウィルス効果を持つボールペン「セラピカ kirei」を発売>
セーラー万年筆株式会社は、筆記具では世界初の抗ウィルス効果を持つボールペン『セラピカ kirei(キレイ)』の3色モデルを11月30日から、2色モデルを12月下旬から全国で発売いたします。『セラピカ kirei』は、光触媒チタンアパタイト(※1)に銀アパタイト(※2)を配合したセラピカキレイ材をボディ素材(プラスティック樹脂)に練り込んでいます。紫外線が当たることで、光触媒効果によりペンの表面に付着した菌やウィルスなどの有害物質を分解するとともに、光が当たらない場合も銀アパタイト効果で雑菌の活動を抑える静菌作用が働きます。この2つの効果により、ウィルスを99.6%分解・除去(※3)することができます。
〔※1〕 東京大学先端科学技術研究センターと(株)富士通研究所の共同開発。カルシウムヒドロキシアパタイトにチタンを配合した光触媒材料のひとつ。紫外線があたることで酸化チタンの表面に付着している有害物質を水とCo2に分解する光触媒効果をもつ。
〔※2〕 銀の効果により、雑菌の活動を抑える静菌作用が働き、抗菌効果を持続させる効果をもつ。
〔※3〕 財団法人日本食品センター試験データによる(認証番号:第209080484−001号)
*セーラー万年筆 

16/Nov/09

CPUクーラーファン

<消臭/殺菌効果があるとする"光触媒ファン"を搭載するパソコン用8センチ角ファン「フィリップ光触媒ファン」>
ファン表面に施した光触媒へ内蔵紫外線LEDから光を当てる事で光触媒反応を起こし臭いの原因となる有機化合物や有害なウィルス・カビ菌などを分解除去する。NOx・SOx等の空気中の有機化合物を分解除去し、PC稼動中にお部屋の空気をきれいにする。また、体臭・ペット臭・汗の臭い・部屋干しの臭い・食べ物の臭い・トイレのアンモニア臭・生ゴミの臭い・タバコの臭い等を分解消臭やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド等の有機化合物を分解する為 シックハウスや科学物質過敏症を防ぐ。NDBベアリング採用によりフィンを取り外し水洗いが可能とし、これにより光触媒反応の低下を引き起こす汚れを水洗いでキレイに取り除くことが出来る。
*アスク 

09/Nov/09

光触媒施工
企業動向

<新世代光触媒塗料に熱い視線 第2次ブームの主導権掌握に自信>
光触媒塗装の第2ステージが始まろうとしている。塗料開発ベンチャーのピアレックス・テクノロジーズが開発した光触媒フッ素樹脂コーティング材は光触媒の活性に侵されない唯一の有機フッ素樹脂「ナフィオン(R)」をバインダーとすることで、普及へのネックとなっていた価格、施工性、機能の可視化といった課題を一挙に解決。「高嶺の花」だった光触媒塗装の市場性を高めた。10年保証を柱とした責任施工組織「K2コーティング・マスターズ」も新たに発足、光触媒塗装の普及拡大へ向けスパートをかける。住宅など現場塗装における光触媒塗装は、酸化チタン+太陽光(紫外線)で発現する有機物(汚れ)分解作用と、雨水などでその汚れが洗い落とされる親水化塗膜の複合技術により、施主の誰しもが持つ「いつまでも建物をきれいに保ちたい」という根源的なニーズに応えるものとして登場した。しかし当初の期待ほど市場は膨らんでいない。その要因は主に2つ。施主にとって費用対効果が分かりにくい点と、施工サイドにとっての施工上の制約にある。現状、現場塗装における光触媒塗装の市場価格は材工で4,000円-5,000円/m2程度。施主から見れば汚れという要因のためだけに通常の倍近い単価を払うのには抵抗がある。一方、施工サイドにとってはバリア層形成による多工程、無機系の硬いバインダーに起因するシーリング材や弾性塗膜への塗装不適性、コンマ数ミクロンの膜厚管理などシビアな塗装技術が求められる上、そもそも価格に見合った効果を示せる明確な手段がなく、施主への説得力という点でもモチベーションが維持できずにいたピアレックス・テクノロジーズが開発した新世代の光触媒コーティング材はこれらの課題を一挙に解決した。従来品との決定的な違いは塗料化のために使用しているバインダー(樹脂)にある。従来の光触媒塗料は酸化作用への耐性、また塗膜表面を親水化するため無機系のシリケートなどをバインダーとしているのに対し、同社はデュポン社のフッ素樹脂系イオン交換樹脂「ナフィオン(R)」を世界で初めて光触媒塗料のバインダーとして採用。ナフィオンはその強靱性から燃料電池のセパレータとして主に使われている。卓越した耐久性と化学的安定性により光触媒の活性に侵されない上、有機樹脂でありながら高い親水性を持つのが特長。この樹脂を基本骨格としたことで1)光触媒の酸化還元反応で下地が侵されず、バリア層不要の一層コーティングを実現2)有機系の塗膜は330%の伸張率があり、弾性塗膜はもちろん、シーリング材への塗装も可能3)従来に比べ厚膜(3μm)で効果を発揮するため、シビアな品質管理から開放されるなど施工課題をクリア。一方、施主への訴求では、工数低減などにより、採用へのハードルを大きく引き下げる実行単価2千円台前半(m2)を実現。合わせて樹脂そのものが持つ親水性により指触乾燥(0.5-1時間)直後から親水機能を発現、施主にその場で汚染除去性能を明示でき説得力が格段に高まる。更にエアゾールタイプの開発にも成功。プレゼン時、施主の目の前で汚染除去のパフォーマンスを実施でき、受注率向上にも貢献する。この突き抜けた商品力に対し、元請志向の事業意欲の高い塗装店が反応した。同社は流通を介した供給を主体としているものの、「メーカーとの連帯保証で更に市場性を高めたい」とする塗装店からの要望が高まり、専用塗料の開発、価格調整など既存流通に配慮した上で責任施工組織「K2コーティング・マスターズ」を発足。開催された発足会議には、第一期認定施工店13社が全国から参集して成功事例を発表。「新築住宅への採用、設計事務所・ゼネコン設計部へのスペックに成功」「機能の見える化、低価格など説得力が高く、受注率が高まった」「需要開発のアイデアが広がり、今後の事業展開の推進力になる」など絶大な支持。北村社長は発足会議の中で、「大手化学メーカーによる新世代光触媒コーティング材の商品化など、ブームが再燃しそうな気配です。その中で、末端の市場に最も近い皆さんと協働することで商品力に更に磨きがかかるものと期待しています」と述べるとともに、第2次光触媒塗装ブームの主導権を握ることへの自信を示した。発足したK2コーティング・マスターズは、専用塗料「K2コート」で塗装した物件に対し、10年間の連帯保証を付保するとともに、会員成功事例などの情報の共有化、本部による販促支援、有益情報の提供など元請志向の高い塗装店の受注を支援するのが目的。同会では1地域2社をめどに新たに会員を募集していく。入会条件は元請受注など材料指定力が高く、1級塗装技能士有資格者が在職している塗装店。入会金は、現場用垂れ幕、各種販促ツールなどの費用を含み50万円でその後の年会費は発生しない。継続条件はK2コートの年間出荷数が20缶以上。会の発足に当たり新たに開発された専用塗料「K2コート」は、一般建築物から検出される57菌を遥かに超えた450種類の細菌や藻類に効果を発揮する防カビ・防藻機能を付与。光触媒塗装の弱点であった日の当たりにくい箇所での防カビ・防藻効果を高めた。光触媒塗装のハードルを大きく引き下げ、塗装店との協働組織により需要開発力を高めるなど光触媒塗装第2次ブームの火付け役となる気配。
*ピアレックス・テクノロジーズ/Coating Media 

02/Nov/09

屋内抗菌施工

<家屋内などへの光触媒酸化チタンコーティングの直接施工へ11月にも乗り出す>
化粧板メーカーの佐藤加工所(名古屋市)は、家屋内などへの光触媒酸化チタンコーティングの直接施工へ11月にも乗り出す。化粧板への酸化チタンのコーティング加工で培った加工技術・ノウハウを活用し直接施工する。化粧板の使用とあわせ、光触媒の効果を高める提案も行う。個人宅など戸建て住宅などを中心に施工先を開拓していく。
*佐藤加工所/建設新聞 中部 

26/Oct/09

光触媒材

<透明性に優れた水系の光触媒ゾルと可視光応答型光触媒の2種を開発>
テイカは、光触媒用酸化チタン事業の拡充に向け、透明性に優れた水系の光触媒ゾルと可視光応答型光触媒の2種類の新製品を開発した。同社は原料の酸化チタンから一貫生産できる強みや、これまで培ってきた独自技術などを活用し、屋外および屋内で光触媒作用を十分発揮することができる製品の拡充に取り組んでおり、今回の新製品もそうした戦略の一環。
*テイカ/化学工業日報

26/Oct/09

インフルエンザ対策スプレー

<光触媒技術でマスクや衣類などの布製品に吹き付け、インフルエンザを簡単に予防できるスプレー剤>
新型インフルエンザの本格流行が懸念される中、光触媒を使ったコーティング剤製造の「鯤コーポレーション」(佐賀県武雄市)が、マスクに吹き付けて感染を予防するスプレー剤「新型インフルエンザバスター」を開発した。季節性インフルエンザにも有効という。光を吸収して有機物を分解する光触媒の「酸化チタン」を水に溶かす特殊技術を用い、ウイルス分解に強い溶液を開発、商品化した。市販マスクの表面に吹き付け、乾燥後に太陽光や蛍光灯の光などが当たる場所で着用するとウイルスを分解し、除去するとしている。佐賀県窯業技術センターがコーティング剤製造などの特許を保有し、鯤コーポが技術指導を受けた。官公庁や病院を中心に既に約3万本を出荷。
*鯤コーポレーション 

19/Oct/09

防汚テント

<汚れにくいテントを開発・日陰でも光触媒機能を持つ酸化チタンをテント生地に塗布>
広島県テント工業組合(32社、広島市南区)は、酸化チタンを塗って汚れにくくしたテント生地を開発した。同組合が製品を開発したのは初めてで、今月からテントの受注生産を始めた。光に反応して汚れを分解する光触媒機能を持つ酸化チタンを、テント生地に塗布する。紫外線だけに反応する他社の従来品に比べ、弱い光にも反応するため、日陰でも効果を発揮しやすいという。2005年から近畿大工学部(東広島市)と共同研究、耐久性などの試験を経て商品化した。酸化チタンの材料費や塗布の施工費がかかるため価格は塗らない場合より2割程度高くなる。塗布だけの注文にも応じ、塗装業の高崎塗装店(西区)に委託して100平方メートルの大きさまで対応する。今後は酸化チタンを自動で塗る機械の開発を目指し、量産化も検討する。
*広島県テント工業組合/'09/10/7中国新聞 

12/Oct/09

抗菌塗料

<インフルウイルスを除菌する紫外線不要の光触媒塗料・フッ素樹脂ベースにTiO2+Sn+Cuにて高活性化>
塗料メーカーのピアレックス・テクノロジーズ(大津市)は室内の可視光でインフルエンザウイルスを除菌できる光触媒塗料を開発、年内にも発売する。不特定多数の人が触る手すりやドアノブに吹き付ければ、半永久的に除菌効果を持たせられるという。病院や公共施設などの需要を見込む。可視光を当てると触媒から活性酸素が発生し、ウイルスを攻撃して除菌する。紫外線不要の光触媒として今年3月に販売を始めた「ピュアコートV」を改良した。従来の光触媒の主成分である酸化チタン、硫黄に銅を加え、活性酸素の働きを高めた。光触媒に分解されない安定した有機系のフッ素樹脂(米Dyupon社製イオン交換樹脂「ナフィオン」)を使って塗料化している。
*ピアレックス/NIKKEI NET 

12/Oct/09

パーティション

<光触媒コートで静電気発生を抑えて防泥性能をアップした抗菌,VOC対策の可動間仕切を発売>
三菱樹脂は,パーティションの表面材に光触媒機能を有する酸化チタン(TiO2)を塗布した可動間仕切「ダイアパーティション」を2009年10月から受注する。光触媒機能は,蛍光灯や太陽光に含まれる紫外線により有機物を酸化分解するもの。付着した油やニコチンなどの汚れを分解する防汚効果や,タバコやアンモニアの悪臭を分解する防臭効果,菌の増殖を防ぐ抗菌効果がある。シックハウス症候群の原因物質とされているホルムアルデヒドの分解効果もある。同社の光触媒コート・パーティションは,光量(紫外線量)の少ない室内でも十分に効果を発揮できるように,分解活性の向上を図った樹脂フィルム積層鋼板「ヒシメタル」を表面材に使用。室内でも蛍光灯(500〜15000ルクス程度)で各種の分解性能を発揮できる。耐久性の面では,汚れの付着と洗剤での雑巾拭きを交互に1000回繰り返しても,分解性能を維持できる。さらに,「帯電防止層」を付加することで,塵やホコリが付着しにくい性能も備えている。
*三菱樹脂

12/Oct/09

エコライフ構想

<光触媒を家庭の太陽光パネルに組み込み太陽光と水だけで水素を作り出す燃料電池で電力/給湯供給>
10月6日から10日まで開催されるCEATEC JAPAN 2009において、基調講演では、パナソニックの大坪文雄社長が「新しい時代の『くらし価値創造』を目指して」をテーマに講演するなか、「エコなくらし」として、パナソニックによって提供される商品の省エネに加えて、燃料電池や太陽電池による創エネ、リチウムイオン電池による蓄エネなどに言及。さらに、エネルギーマネジメントの提案が可能なメーカーであることを示した。「太陽電池などによる創エネと、省エネ、蓄エネを組み合わせることで、トータルでの利用効率が高まり、CO2±Oのくらしを提案できる。この提案は大きく仕掛けていきたい」(大坪社長) また、研究段階にある光触媒技術については「水素から生成したデバイスを太陽光パネルに実装することで、CO2を排出せずに燃料電池での電力/給湯供給が可能になる。また、CO2をメタノールに交換できる光触媒技術を研究中しており、これは、バイオ燃料車の動力源に利用できる」と言及した。なお、これらの技術についてはパソナニックブースでは展示されていない。
*パナソニック/日経BPサイト記事

28/Sep/09

ブラインド

<光触媒で汚れ分解するアルミ製ブラインド、窓辺の省エネに貢献する「光触媒遮熱スラット」発売>
トーソーは光触媒遮熱スラット(はね)を用いた横型アルミニウム製ブラインドの受注を10月1日に始める。光触媒によりスラットに付着する汚れや悪臭などの有機物を酸化分解する抗菌・消臭効果と、表面にコーティングした遮熱塗料により赤外線を反射し、熱エネルギーの発生と室内への侵入を低減する効果がある。住宅用2機種に導入する。参考価格は「ニューセラミー25」の1800ミリメートル四方で2万8035円。6―9月の夏季4カ月間における電気料金削減シミュレーションでは、リビングルームの窓3面での比較で、遮熱スラットを用いると、ブラインドなしに比べて約3800円電気料金を節約できる。色は6色をそろえ、スラット幅は15ミリ、25ミリ、35ミリメートルの3種類がある。今後、オフィス用にも導入する予定。
*トーソー

21/Sep/09

消臭肌着

<ユニーが高機能肌着「ヒートオン」発売・光触媒で汗などの抗菌消臭機能紳士用肌着・ユニクロの「ヒートテック」に対抗>
スーパーのユニー(愛知県稲沢市)は、発熱・保温機能を持つ肌着の新シリーズ「ヒートオン」をアピタとピアゴ全218店で発売した。カジュアル衣料品店「ユニクロ」の人気商品「ヒートテック」に対抗するため、ほぼ同じ機能を持たせて価格を低く設定した自社企画商品。紳士・婦人用肌着は一律980円、婦人用Tシャツは1480円で、24日以降に発売する子供用肌着は780円。国内の繊維メーカーが開発した素材を中国やベトナムなどの協力工場で製品化することで原価を抑えた。紳士向け肌着はTシャツやタイツなど8点で、光触媒で汗などの抗菌消臭機能を持たせた薄手のタイプと、綿製の肌着に慣れた中高年世代の需要を見込んで素材に綿を使った厚手タイプを開発。婦人向け肌着は袖丈が異なる商品も同一価格にしたほか、中高年向けにレース襟のデザインもそろえた。ユニーは昨年まで、秋冬用肌着の自社企画商品を複数の名前で展開していたが、今年からヒートオンに一本化。来年2月末までにシリーズで100万枚を販売し、10億円の売り上げを目指す。
*ユニー/中日新聞 

21/Aug/09

ウィルス対策殺菌マスク

<光触媒加工を施した不織布マスク−日系メーカーがタイ国内でも発売>
光触媒製品の研究、開発、販売を行うナノベスト・ジャパン・タイランド(Ploenchit Road、TEL 02-684-1570)は9月1日、表面に滅菌作用のある光触媒溶液を塗布した新型インフルエンザ対策用の不織布マスク「NANOBEST MASK」をタイ国内でも発売した。同社は東京都中央区に本社を置くナノベスト・ジャパンのタイ現地法人で、中国、フィリピンにも展開し、光触媒を使った水の浄化、店舗や住居の室内の消臭・防汚、養豚場の消臭などを行ってきた。同商品はこれまで中国で製造し、主に日本に輸入・販売をしてきたが、タイ国内でも新型インフルエンザの流行が本格的となったため、現地で生産し、日本より低価格で提供することにした。商品の特徴は、従来の光触媒が太陽光や特殊なランプなど紫外線でしか十分な効果が得られなかったのに対して、室内照明でも滅菌・消臭の効果が得られる可視光応答型アパタイト被覆二酸化チタンの入った滅菌溶液を使用する点。不織布の表面に付着したインフルエンザウィルスを不活性化する。日本の独立行政法人・産業技術総合研究所の特許技術を使用した。同社の梅木多加志社長は「通常の不織布マスクは1回使用するごとに捨てて新しいものとの交換が必要だったが、同商品はよれよれになるまでは繰り返し使えるので経済的。光触媒が付着したウィルスを死滅化するので飛沫感染のリスクがより小さい」と話す。「タイでは新型インフルエンザによる死者が300人を超えてしまった。正しいマスクの使い方や手洗いの大切さなども啓蒙したい」とも。価格は1枚35バーツ。3枚入り100バーツなど。
*バンコクケイザイ新聞 

14/Sep/09

光触媒
LED蛍光灯

<光触媒を利用の省エネ型LED蛍光灯を開発・ウイルス不活性効果,大気浄化効果,防汚効果などに期待>
香港のシティーパーフェクト社(http://city-perfect.com/)が光触媒技術を応用した、蛍光灯型LEDライトを開発した。ウイルス不活性効果や、大気浄化効果、屋外での汚れ防止などへの効果が期待でき、LEDの持つ性能を生かすことができる。City Perfectは今まで蛍光灯型LEDの開発、製造を行っており、従来の蛍光灯とほぼ同じ照度で、電力消費量を半分にしたライトを主力商品としている。今回、このライトをさらに進化させ、ほぼ従来の蛍光灯と見かけを同じにし、光触媒機能を持たせる事に成功した。これは酸化チタンを利用し、最先端技術である光触媒効果を省エネ効果の高いLED蛍光灯に持たせたもの。オフィスなどでも違和感無く使える上、100Vから240Vの電源を直接供給できるのでロスが少ないという。光触媒技術は現在、空気清浄機などで脚光を浴びている技術で、理論的には、ウイルス不活性効果、大気浄化効果、防汚効果、脱臭効果などの効果が検証されている。City Perfectではアジア各国において、来月より空港、ホテルなどでの実証実験を進める予定。特に大規模施設やオフィスなどでは数百本から数千本の蛍光灯を使っているところが多く、蛍光灯の交換も用意なため、空調などに大規模な改修工事をすることなく光触媒効果を得られるのではないかと期待される。City Perfectでは、まだ多くの実験や検証が必要ではあるが、空港やホテル、病院などでのウイルス対策、家庭でのシックハウス対策、看板用などの汚れ分解機能など様々な効果が得られるのではないかと語っている。特に屋外の使用においては超寿命のLEDの長所を生かす事ができるのではと述べている。現在、City Perfectでは世界各国で販売代理店を募集している。現在、世界中で脚光を浴びているエコ技術、環境技術であるだけに同社の今後の展開から目が離せない。
City Perfectドリームニュース  

14/Sep/09

ウィルス対策

<月間で前年比14倍を売上げる抗菌スプレー「delfino(デルフィーノ)」を使った接触感染の予防方法を提唱>
〜 スプレーでお手軽に日常の生活環境を救急車内と同じ感染防御環境へ 〜
ファルフ株式会社は、現在世界中で大流行している「新型インフルエンザ」に対して、意外と知られていないマスク・衣類(特にネクタイ)などからの接触感染を、抗菌スプレー「delfino(デルフィーノ)」によって予防する方法を提唱。「delfino」はすでに警察の鑑識、消防の救急車で導入されております。スプレーを噴霧するだけで、ご自宅やオフィスを救急車内と同じ感染防御環境にすることができる。
10月上旬に「新型インフルエンザ」の感染がピークを向かえ、1日の感染者数が76万人にのぼると厚労省が発表した。国内初の死亡者が確認された8月中旬から、関西圏では、早くもマスクが売り切れになっている店が出始めており、今後マスクが手に入りづらくなくことも予想されている。また、マスクも万全ではなく、北里大学の発表によると、マスク表面に付着しているウイルスは"8時間"感染能力を持つといわれている。通勤通学時にマスクや衣類にウイルスが付着して家に侵入し、二次感染・三次感染を引き起こす可能性があり、衣類や、飛沫感染を防ぐマスクが感染経路になり、接触感染の媒介源になってしまう。手洗いうがいは知られてきましたが、衣類(特にネクタイ)からの感染は意識が低く、手洗い・うがい後に手で触れてしまいやすいのが現状。抗菌スプレー「delfino」をマスクやネクタイなどの衣類に直接噴霧することで、「新型インフルエンザ」の感染経路の一つである「接触感染」を予防することができる。今までの抗菌剤とは異なり、抗菌・解毒作用の強い銀メタルと光によって強力な酸化が起こり、有機物を無機物に分解する光触媒反応を利用することから、薬剤による耐性菌を発生させる恐れがなく、ウイルスや菌を分解・不活性化させる。スプレー直後からウィルス・菌を分解し、従来の業務用抗菌剤による2〜3日での性能消失に対し「delfino」は、その後8日目においてもその抗菌性能を持続し、スプレー付着面を100回水拭きしても効力の衰えはなく、1週間に1度、マスクやネクタイに噴霧するだけで、「接触感染」を予防することができる。
*ファルフ株式会社 

07/Sep/09

コーティング材

<光触媒事業など環境部門強化>
建設会社のウカイ(名古屋市)は、環境部門を強化する。建設業界を取り巻く経営状況が厳しさを増すなかで、主力業務をサポートする事業に育てるのが狙い。まずは光触媒事業を強化することで、5年後に同社売り上げの15%を確保し、新たな事業の柱として積極展開していく考え。取り扱う商品は「光触媒エストコートMK-1」建物の新築・リフォームに当り、1層のみの塗布施工での高い効果と幅広い用途を実現する光触媒内外装コーティング材。無色透明なので外壁・内装・自動車等あらゆる物にコーティングすることが可能であり、目張りや覆いは一切なく一回の塗布で施工できる。光触媒は紫外線により空気中の水素や酸素が反応し、この化合物によりほとんどの有機物を浮かしながらゆっくりと酸化分解し、ベストコートはすばやく乾燥し短時間で塗布施工でき耐久性を有す。生活の中で院内感染、風呂やトイレのカビ、窓ガラスの汚れ、自動車の排気ガス、室内のいやな臭い、トルエンやホルムアルデヒドなどこれらの目に見えない細菌やカビの増殖、さまざまな汚れ、大気中や水中の発ガン物質あるいは悪臭などは全て有機物の窒素酸化物などを分解する。抗菌ブームでさまざまな抗菌製品が売り出されているが、金属系や有機薬品系の抗菌剤は細菌には効果があるが、その他の有害物質には効果はない。同製品は有限会社 山善ホームサービス、三共アクセス株式会社の協力の基、開発製造している。
*ウカイ 

31/Aug/09

業界動向

<化学大手各社が光触媒事業を強化し中長期の収益源に・汎用石油化学製品事業で新興国メーカー台頭にて採算が悪化>
大手化学メーカー各社が、光に反応して汚れ防止や除菌、防臭などの機能を発揮する光触媒事業の強化に乗り出した。汎用石油化学製品事業で中国をはじめとする新興国メーカーが台頭し、国内各社の採算性が悪化していることが背景にある。光触媒の開発で新興国勢に先行する国内各社は、市場拡大が期待できる新事業として、中長期的な収益拡大を目指す。住友化学は、2010年度に蛍光灯などの室内光に反応して高い効果を発揮する「可視光型光触媒」の販売を開始する。窓ガラスのくもりを抑える用途や除菌効果のある壁紙など、内装材向けとして建材メーカーに売り出す方針。現在、主流の紫外線に反応する光触媒は、住宅の外壁材などで活用されているが、紫外線量の少ない屋内での効果が弱い問題がある。同社は、「屋内で便利に使える光触媒として、生活に密着した用途で利用が広がる」と新製品に期待する。初年度の売り上げ目標を10億円にし、将来的には数十億円規模まで高める。昭和電工も12年をめどに可視光型光触媒の量産を始める。原料の酸化タングステンに銅イオンを加え、室内光への反応効率を高めたという。酸化チタンを原料とする従来の光触媒に比べて高価だが、需要拡大に伴う生産コストの低減を通じて将来は同程度まで価格を下げる方針。一方、宇部興産は、排水を浄化する水処理分野で光触媒事業の拡大を図る。光触媒に使う酸化チタンは水に浸すと性能が落ちる問題があったが、同社は樹脂と混ぜて作る繊維型の光触媒を開発し、水中でも除菌効果を発揮できるようにした。現在は工場排水の処理などが主な用途だが、今後数年内に水道水の浄化にも用途を広げる。「新分野の開拓を通じ、光触媒事業の売上高を現在の約2億円から、5年後には10億円に高める」(同社)ことを狙う。旭化成も先月、住宅の外壁の汚れを防ぐ塗装剤として、耐久性に優れた光触媒の販売を始めた。光触媒の塗装材として30年間の高寿命を実現したのは初めてという。光触媒関連の市場規模は、現在の1000億円前後から、室内用途や環境関連での需要増により、30年には2兆8000億円に拡大する見通しだ。成長分野での需要取り込みのため、光触媒の生産、販売態勢の強化は一層加速する。
*2009/08/27 FujiSankei 記事

31/Aug/09

冷蔵庫

<保存性や清潔性を高める4つの光(LED)が光触媒フィルターを活性化し除菌脱臭効果の冷蔵庫>

三菱電機は業界最大容量の645リットルの冷蔵庫新商品「光ビッグ」シリーズを12月1日から発売する。10月上旬から予約販売を始める。価格は店頭想定価格で40万円程度。月2000台を生産する。冷凍する食品の温度を感知する赤外線センサーが、温度のむらを見張り、霜付きや変色を抑制する。また、LED(発光ダイオード)が光触媒フィルターを活性化し、除菌・脱臭させたきれいな冷気で冷蔵庫内全域を清潔に保つという。年間の電力消費量は、現在のモデルよりも20%削減した。今回新たに追加した主な機能は二つある。一つは,冷凍保存中に赤外線センサによって食品の温度を検出することで,食品と冷凍室内の温度差を減らして霜や変色を抑える機能。もう一つは,LEDを利用する光触媒フィルターを使い,冷蔵室と冷凍室の庫内冷気を除菌・脱臭する機能である。ここ2〜3年,三菱電機は冷蔵庫の開発で冷凍機能の強化に力を入れていた。例えば2007年度には過冷却状態を利用して細胞破壊を抑える「『瞬』冷凍」を,2008年度には赤外線センサを使って温度の高い食品を集中的に冷却し冷凍する「熱いまま冷凍」を搭載した製品を市場投入した。それ以前は光を利用した技術に焦点を合わせていた。例えば,2002年度にはLEDと光触媒フィルターを組み合わせて自動製氷器用の水を浄水する「光清氷」機能,2004年度には野菜にLEDの光を照射することでビタミンCを増強する「光パワー野菜室」を新製品に組み込んだ。今回は,これらの冷凍機能とLEDなどの光を利用した機能を組み合わせて「光の力で保存性,清潔性を向上した冷蔵庫」として他社製品との差異化を図る。今回,新たに加えた冷凍技術が霜や変色を抑える機能。「ユーザーには,肉や魚を長期間冷凍保存すると,変色して『冷凍焼け』が起き,味が落ちるのは当たり前という常識があった」(同社)。冷凍焼けが起こる原因は,食品に発生する霜にある。冷凍時の霜は食品と冷凍室内の温度に差が生じた場合,食品内部の水分が表面や食品容器内に表出し,凍ることで生じているという。霜が生じると,食品自体は乾燥し,酸化しやすくなるため,結果として変色として現れていた。従来の冷蔵庫では冷凍室の温度のみを測定して温度を制御していた。このため,冷却が停止する冷却器の霜取り運転時に冷凍室の温度と食品の温度が上昇し,その後の冷却運転復帰時に冷凍室の温度と食品の温度差が大きくなって霜がつきやすかった。霜取り運転は1日に約1回行われるので,数日間冷凍保存すると何度も霜が発生し食品の乾燥や変色が進行してしまっていた。今回の製品では,冷凍保存の段階で赤外線センサを稼働し,冷凍室の温度だけでなく食品の温度も把握し,冷気の気流を制御することで,温度制御の精度を高めている。冷凍室の温度と食品の温度差も小さく抑えられるので,霜が生じにくい。実はこの機能は,2008年度の製品に比べて「ハードウエア的な追加はない」(説明員)。2008年度の製品で温度の高い食品をそのまま冷凍できるよう,冷凍室内の温度制御機構として食品の温度検出用の赤外線センサを搭載し,かつ冷凍室内の冷気の気流を制御するために吹き出し口を2個設けていた。2008年度品は冷却や凍結といった段階のみでこれらの機構を稼働していたが,今回の製品では冷凍段階だけでなく保存段階でも動かす。
*三菱電機 

27/Jul/09

浄化装置

<2009年度中に光触媒を使った水道水の処理事業に参入>
光触媒となる酸化チタンを水中でも使える技術を確立し、独自の浄化装置を開発、塩素などの薬品を使わずにウイルスや細菌を除去できるという。 
*宇部興産/毎日新聞 

27/Jul/09

イベント

<1万5000本の竹と光触媒テントを建材に活用、横浜開港博のパビリオン>
横浜開港150周年記念テーマイベント「開港博Y150」のヒルサイドエリア「Y150つながりの森」が7月4日、横浜市旭区にオープンした。環境をテーマに掲げ、竹を建材として活用したパビリオンが特徴。メーン会場となる「竹の海原」は、S造の構造体に酸化チタン光触媒テントを張り、その上に直径約80mmのモウソウチクを並べた仮設建築だ。延べ面積は2646m2、最高高さは9m。屋根面の竹材は、6人の職人が2カ月かかって下地材に固定した。竹材のピッチは、職人の手を差し込んで作業することから、最低限必要な約23cmとして設計した。この竹のルーバーによって約4割の遮光効果がある。
開港博Y150ケンプラッツ 

13/Jul/09

塗装業界動向

<光触媒の経時変化検証へ・施工事例,材料,立地条件,塗装面の汚れなど多角的に収集>
日本塗装工業協会は、光触媒塗装の経時状態を検証する。技術委員会(川端祥治郎委員長)が今期のテーマの一つに挙げている「光触媒の調査研究」活動の一環で、光触媒塗装の施工事例を集め、光触媒塗装した壁面の経時状態を建築物の種類、立地条件、塗装下地、部位、塗装面の汚れの有無といったさまざまな角度から検証する。8日、横浜市の横浜ベイシェラトンホテルで開いた第72回全国支部長会議の席上、明らかにした。会議ではまた、法人制度改革の対応として、一般社団法人が適切であるとの基本的な考え方を報告した。光触媒の経時状況調査は、施工写真、経時の塗装壁面部位の写真を始め、製品名、会社名といった使用材料、塗装した年月と個所、所在地などの施工実績、「汚れが少ないなど、当初、予想した効果があった」といった使用材料の評価――などを調査する。9月中に会員から情報収集し、10年2月に東京都港区の建築会館ホールで開催予定の第10回塗装技術研究発表会で公表する。
*日本塗装工業協会/7/9/2009日刊建設通信新聞

06/Jul/09

歯磨き

<光触媒チタンアパタイト配合の毎日のオーラルエイジングケアできるハミガキジェル>
光触媒チタンアパタイト配合の歯磨き粉であり、他に、北海道上ノ国町産「ブラックシリカ・神天石」、福岡県立花町産「竹炭」、久米島海洋深層水ミネラル「ネイチャーバランス」、沖縄産「サンゴパウダー」を配合し、白い歯&きれいな歯茎のオーラルケアを可能にした。パラベン、サッカリン、SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)、AOS、洗浄発泡剤、着色料不使用のお口にやさしいハミガキジェル。
【商品特長】
・最新原料の"光触媒チタンアパタイト"配合。
・白い歯 ⇒ ブラックシリカ&竹炭&サンゴパウダー&ポリリン酸ナトリウム&重曹が、歯の汚れや歯垢を落として白い歯に!
・お口の美容液 ⇒ アテロコラーゲン、スイカズラエキス、ローズヒップオイル、グリチルリチン酸がお口年齢をエイジングケア!
・消臭・抗菌効果 ⇒ 銀イオン、CAE、バイタルK(フキタンポポ・ウーロン茶・クマザサ混合エキス)、ユーカリエキス、ユーカリ葉オイル、ティーツリーオイル、ワサビエキスの作用で原因菌から殺菌し、原因臭から改善する。
・香り ⇒ ローズ&レモンシトラス(ローズフェロモン)のさわやかな香り。・当社比10倍のヒトフェロモンを配合
*株式会社啓未(よしみ) 

22/Jun/09

住宅外装
高耐久高性能光触媒塗装

<高耐久高性能光触媒塗装を開発 ・幹線道路沿いなど都市部の苛酷な環境でも美観を30年間維持>
旭化成ホームズ、旭化成基盤技術研究所、および旭化成ケミカルズとの共同研究により、長期耐久性と優れた防汚性を兼ね備えた光触媒コーティング「デュラ光」を開発した。平成21年7月1日より、戸建住宅商品ヘーベルハウスと集合住宅商品ヘーベルメゾンの建物外壁表面仕上げの選択仕様として販売を開始する。光触媒コーティング「デュラ光」の主な特徴は、(1)光触媒塗装では初となる30年という高耐久性、(2)光触媒と親水物質とのハイブリッド設計により実現した光や雨があたりにくい箇所での防汚効果、(3)1コート(1層塗装)化によって実現した施工品質の高い現場塗装、の3つ。これにより、高圧洗浄などを行わなくても、30年耐久を誇る防水塗装「ロングライフコート」で仕上げた建物外壁をより美しく維持できることになり、メンテナンス費用の低減にもつながり、また、築30年目の外壁防水再塗装工事の際に光触媒コーティングも再塗装可能なので、建物の耐用年数である60年目まで外壁の美しい状態を維持することができる。「デュラ光」は、光触媒と親水物質とを組み合わせたハイブリッド設計となっており、日照があたらなくても常に親水性を保つために静電気を帯びにくく、汚れを付着させにくいという特性があり、北側面や軒下など光や雨があたりにくい箇所でも、優れた防汚効果を発揮する。また、建築現場での吹き付け塗装による施工のため、築30年目のメンテナンス時期に全く同じ工法での再塗装が可能であり、同社の標榜するロングライフ住宅の耐用年数である60年間を通して外壁の美観を維持することができ、更に外壁防水塗装の上に直接吹き付ける1コート(1層だけの塗装)施工であるため、保護層を下塗りする2コート塗装の光触媒コーティングでは困難であった施工中の視認性向上を実現したので、塗りムラなどを生じる心配がなく高い施工品質が確保される。同社では外壁防水塗装については、耐用年数を15年から30年まで延ばし、メンテナンスプログラムも60年間のうち30年目に1回だけのメンテナンスで済むように改訂したが、30年という長い期間には土埃の付着や雨筋汚れ・煤汚れなどのために美観を損なうことが考えられ、特に幹線道路沿いなど汚染負荷の高い地域では、美観維持のために外壁の高圧洗浄などのメンテナンスの手間や費用が発生していた。また、建物の耐用年数が60年という長期になると、途中で再塗装できる現場施工が前提となるため、30年耐久という高耐久で、現場施工が容易なタイプの光触媒塗装の開発が望まれていた。「デュラ光」は、業界初となる耐用年数30年の高耐久型なので、メンテナンスプログラムで予定される30年目の計画的メンテナンス時期まで性能が持続し、途中で高圧洗浄や再塗装など余分な手間や費用をかけることなく建物外壁の美観を保つことを可能とした。
*旭化成ホームズ

22/Jun/09

アレルギー
対策カーテン

<「トレンド・スタイル・機能」コンセプトの光触媒カーテン・アレルギー要因有害物質を分解>
シンコールインテリア(株)では、「トレンド・スタイル・機能」をコンセプトとしたホームユース向けオーダーカーテン見本帳「abita zione 2009-2011」(アビタ・ジオーネ)を6月17日(水)に発行する。「トレンド・スタイル・機能」というコンセプトのうち、まずトレンドとしては北欧シリーズ「nordic」を提案する。人気の北欧デザインを日本の住宅に合わせやすいカラーにアレンジ、特にヘルシンキデザインを中心に、東欧系の雑貨のような小柄を大人っぽく表現する。スタイルについては、窓の形や大きさに合わせたスタイリング提案を強化、とりわけ昨今の住宅で急増しているスリット窓に対応するスタイルとして「スリットシェード」を追加、充実させた。そして機能面では、アトピー協会推奨品のルームセラピ商品である紫SEKの機能レースを採用、光触媒により花粉症、アレルギー、アトピー、ぜんそく等の原因となる有害物質を分解する。また価格対応力も強化、トレンドを意識したリーズナブル価格のジャカードを多数収録した。
*シンコールインテリア/Interior Business News

08/Jun/09

空気清浄機

<ウィルス対策業務用空気清浄機・光ハイブリッド触媒とセラミックス複合機能>
「アースプラスエアー」使用されているフィルターは、従来の"光触媒"よりも、 抗菌・消臭作用に優れた"光ハイブリッド触媒"が塗布されたフィルターが使用されており、病院・介護施設・旅館・ホテル・ペットショップなどの施設向けの製品。三菱電機株式会社の技術協力によって開発された製品。三菱電機製の空気清浄機に、「抗ウイルス除菌HEPAフィルター」を装着した構造になっている。抗ウイルスおよび除菌を行うのが、セラミックスで作られた光触媒「アースプラス」。一般の光触媒に欠けていた「効果と実用性」を示すために、光ハイブリッド触媒という機能名と、e+(アースプラス)というブランドネームの「セラミックス複合機能材料」。アースプラスの特徴は次の様。
1.一般の光触媒はバインダー(固定剤)や基材が分解されやすく効果が長続きしない。光ハイブリッド触媒は、有機物に対する分解力を制御する設計をしているので、バインダーや基材を傷めず効果が長続きするとともに様々な基材とのマッチングを可能としている。
2. 臭いや雑菌を選択吸着するハイドロキシアパタイトを複合剤に使用。これにより、臭いや雑菌の分解効率を向上させるとともに、基材やバインダーを光触媒から守るクッション材の役目もはたしている。
3. 反応スピードを速めるために微小な「電極」も活用している。
アースプラスは、薬剤に頼らずに臭い、菌、ウイルスを吸着、分解してしまう材料で、3つの成分でできている。1つめが「ハイドロキシアパタイト」で、空気中のウィルス、細菌、臭いなどを吸着し、固定して離さない。2つめが「酸化チタン」で、 紫外線に触れると有機物を分解する機能がある。3つめが微量の「銀」で、わずかな光でも分解作用を促進する。HEPAフィルターはメッシュが細かいため、細菌やウイルスの温床になるリスクがある。そこで、光触媒のアースプラスを搭載し、雑菌やウイルスを水と二酸化炭素に分解する。おおよそ2時間で分解が始まって、4時間で100万個のウイルスがゼロになる
*信州セラミックス 

01/Jun/09

自浄+反射防止建築ガラス用フィルム

<光触媒で自浄+反射防止両立の建築ガラス用フィルムを開発・ベース素材に低光屈折アクリルを活用>
光触媒によるセルフクリーニング(自浄)機能と光の反射防止機能を両立させた建築ガラス用フィルムを開発した。屋外に面したショーウインドーに使用すれば、降雨後などにガラス清掃の手間が省ける。ガラス表面への太陽光の映りこみを抑えられるので、商品の見栄えも高めやすくなる。今秋をめどに商品化する。既存の光触媒フィルムには光の反射を強めるという短所があった。パナ電工はこれを解消するため、光の屈折率を下げて反射を抑制するプラズマディスプレー向けフィルムの技術を応用した。反射防止フィルムのベースとなる素材には安価なポリエチレンテレフタレート(PET)が使われるのが一般的だが、光触媒粒子となる酸化チタンに触れると劣化しやすくなる欠点があった。パナ電工は耐久性の高いアクリルを代替素材としてベースフィルムに応用した。
*パナソニック電工/5/18/2009日経産業新聞

01/Jun/09

光触媒舗装現場吹き付け工法

<車道用光触媒舗装現場吹き付け工法を開発実用化・大気浄化性能の長期持続性と遮熱性を実現>
三菱マテリアルと東京鋪装工業は、現場吹き付けによる車道用光触媒舗装工法「光ランデックス工法」を共同開発し、5月より本格的な営業活動を開始した。都市部における大気汚染問題を解消する技術の一つとして、光触媒による大気浄化対策が期待されているが、自動車が走行する車道では塗膜への負荷が大きいため、性能の持続性が課題とされていた。今回開発した「光ランデックス工法」は、これらの課題を解消した現場施工による車道用光触媒舗装として以下のような特徴を有す。
・車道の舗装種別として密粒度アスファルトコンクリート舗装、半たわみ性舗装、排水性舗装のいずれにも施工可能。
・塗膜の付着性能が高く、耐久性に優れる。
・試験施工による1年後のNOx除去性能は1.94?molと高く、長期耐久性に優れる。
・路面温度低減効果にも優れ従来の遮熱性舗装に比較して同程度であるため、ヒートアイランド対策としても有効に機能する。
・施工性が良いため早期に交通開放が可能。
両社の光触媒技術は、舗装用ブロックに加工した「ノクサー」の施工実績が3万m?を超え、欧州でも施工実績が伸びているが、吹き付け施工による車道向け工法が要望されていた。光触媒向けに開発した耐久性及び付着性の高い樹脂をバインダーに利用することにより、自動車走行による磨耗に耐え、光触媒活性を制御することにより大気浄化性能の持続性に優れた光触媒舗装を実現した。今後、両社では大気汚染対策及びヒートアイランド対策として「光ランデックス工法」の提案・普及を図る。
*三菱マテリアル 

18/May/09

抗菌スプレー

<マスク衣類スプレー用「新型インフルエン」接触感染を予防する光触媒抗菌スプレーを発売>
ファルフ株式会社は、現在世界中で大流行している「新型インフルエンザ」に対して、マスク・衣類などによる接触感染を予防する「delfino(デルフィーノ)抗菌スプレー」を一般消費者向けに製造、販売した。「新型インフルエンザ」の感染経路は、感染者の咳やくしゃみで飛散するウィルスを直接吸い込むことで感染する「飛沫感染」と、飛散したウィルスが付着したマスク、衣類(特に上着の袖、ネクタイ、ズボンの裾)、手すり、ドアノブ、机、イスなどに接触することで間接的に感染する「接触感染」がある。「新型インフルエンザ」によってマスクをする消費者が多くなっているものの、マスクの表面にウィルスが付着していることを気にする消費者が少ないのが現状であり、「接触感染」は、マスク着脱時の手指からも感染の可能性がある。「delfino抗菌スプレー」は、今までの抗菌剤とは全く異なり、抗菌・解毒作用の強い銀メタルと光によって強力な酸化が起こり、有機物を無機物に分解する光触媒反応を利用することから、薬剤による耐性菌を発生させる恐れがなく、ウイルスや菌を分解・不活性化させる。スプレー直後からウィルス・菌を分解。従来の業務用抗菌剤による2〜3日での性能消失に対し「delfino抗菌スプレー」は、その後8日目においてもその抗菌性能を持続し、スプレー付着面を100回水拭きしても効力の衰えがない。大学病院、医療機関、消防署(救急車内)、警察(鑑識、科学捜査研究所)、介護施設等の医療・警察機関や公共施設から一般消費者まで、あらゆる生活環境の安全に効果を発揮する。
*ファルフ株式会社  

11/May/09

低メンテ
ロングライフ
賃貸住宅

<柔軟な設計と光触媒外壁タイル採用などにて維持管理コストの低減が特徴の賃貸住宅>
パナホームは、"ロングバリュー賃貸住宅NEW『エルメゾン』を2009年5月8日に発売した。2階オーバーハング対応の柔軟な設計や建物の維持管理コストの低減が特徴。参考価格は、3.3平方メートルあたり47万円台から(標準本体価格・消費税込み)。2階の一部を張り出すオーバーハングの設計に対応して、床面積の拡張が可能なほか、外観のイメージにも変化をつけられる。建物のタイプは、敷地対応力に優れた"重ね建てタイプ"や"片廊下タイプ""メゾネットタイプ"などを用意。シングル向けの1DKからファミリー向けの3LDKまで幅広く対応する。外壁には、光触媒技術を活用したタイル「キラテック」を採用。セルフクリーニング効果で美しさを長期間維持し、排気ガスなどの有害汚染物質(窒素酸化物)を分解する機能も備える。将来的な張り替えや塗り替え、メンテナンスの手間がほとんどかからず、同社の試算では、30年間賃貸経営した場合、一般的なアパートと比べて外周りの修繕コストを約330万円軽減できるという。構造は、軽量鉄骨 柱・梁ラーメン構造。フリープラン。北海道、沖縄、積雪寒冷地域を除く全国で販売。一括借り上げシステムやハウスクリーニングなど、さまざまな経営サポートサービスも用意した。初年度700棟の販売を目標としている。
*パナホーム 

27/Apr/09

光触媒担持PTFE膜の耐久性評価

<酸化チタン光触媒担持PTFE膜材料の光触媒特性の耐久性評価>
PTFE酸化チタン膜材料の耐久性に関して、促進暴露試験後の光触媒特性について評価し、以下のことがわかった。
 (1) PTFE酸化チタン膜材料表面の電子顕微鏡による表面観察において殆ど変化していないことがわかった。
 (2) PTFE酸化チタン膜材料の光触媒特性は促進暴露試験5000時間後(屋外暴露試験25年相当)においても、商い撥水性と強い光酸化分解力を維持しているのが確認され、長期間に渡り、光触媒機能を維持するものと予測された。
*太陽工業株式会社 

20/Apr/09

標準化公募

<可視光応答型光触媒の性能評価試験方法に関する標準化事業を公募・JIS案、ISO案作成へ>
可視光応答型光触媒の性能評価試験方法に関する標準化事業は「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」での開発状況に配慮しつつ、可視光応答型光触媒によるVOC、悪臭物質の分解・除去性能、抗菌・抗ウイルス性能、セルフクリーニング性能の試験法等を検討し、JIS案、ISO案作成を実施する。
*NEDO 

13/Apr/09

水素生成技術

<太陽電池と光触媒で燃料電池の燃料の水素を効率生産技術を東大と共同開発>
三菱化学、東京大学、北海道大学などのチームは太陽光を無駄なく利用し、燃料電池の燃料などになる水素を作る技術を開発した。光触媒と太陽電池を組み合わせ、水を効率よく電気分解する。自動車や家庭向けに普及が見込まれる燃料電池では天然ガスなどから水素を作っているが、新技術は脱化石燃料に向けた有望な技術になる。光触媒は水を水素と酸素に分解する働きが知られ、太陽電池で起こした電気で水を分解するアイデアも提唱されている。だが、それぞれ単独では効率が極めて低く、コスト面で見合わないとみられていた。
*三菱化学/NIKKEI NET   

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