|
記載日
|
分類・カテゴリ
|
内 容
|
|
23/Jan/06
|
オフィスチェア
|
<空気中有害物質除去する「光触媒クロス」採用オフィスチェア・全21アイテム136点の品揃えに>
プラス(株)は、快適性とデザイン性を手頃な価格で実現したオフィスチェア『チェダー(Cheddar)シリーズ』に、シックハウス症候群の原因物質の1つであるホルムアルデヒドを半永久的に光で除去し続ける"光触媒クロス"を採用した新機種を発売。事務用とミーティング用があり、肘掛・脚部のキャスターの有無など、21アイテム136点。脚、肘等に再生樹脂を10%以上使用したグリーン購入法適合商品で、税込み価格は29,925〜50,295円。2006年1月上旬より1月末にかけて順次発売していく。光触媒機能を持つオフィス家具は、これまでもデスクトップパネル・パーティション等やミーティングテーブル等で製品化しているが、オフィスチェアでは今回が国内初の製品化となる。
*プラス/NIKKEI
NET
|
|
04/Jan/06
|
独BASF
|
<米触媒大手の米エンゲルハードにTOB・買収額5800億円・環境対策の軸となる触媒事業強化>
独化学最大手のBASFは3日、特殊化学品大手の米エンゲルハードに対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買収額は約49億ドル(約5800億円)の見通し。エンゲルハードは自動車の排ガス浄化触媒に強く、中国やインドの自動車市場拡大を見込み、環境対策の軸となる触媒事業を強化する狙いだ。BASFは、エンゲルハードの発行済み株式を、全額現金で1株あたり37ドル(約4400円)で買い取る予定。昨年末時点の株価を23%上回る。BASFは「買収合意を目指して交渉してきたが、これ以上の交渉は拒絶された」(ハンブレヒト社長)とし、TOBに踏み切った。エンゲルハードの売上高は約41億6000万ドル(2004年実績)。自動車業界向けの触媒では、世界シェアの3割を握るほか、顔料にも強みがある。エンゲルハードが敵対的買収の防止に動く可能性もあり、実現までは曲折も予想される。
*独BASF/NIKKEI NET
|
|
02/Jan/06
|
コーティング材
|
<フラーレンで耐久性が2倍の光触媒コート材料・高耐久フラーレン複合化光触媒組成物を開発>
理化学研究所と東レは、炭素でできたサッカーボール状のナノ分子「フラーレン」を用いて、光触媒材料として知られる酸化チタンのコーティング材料の耐久性を二倍に向上する技術を開発した。酸化チタンは、光を照射すると水酸ラジカル(OHマイナス)と呼ばれる反応性の高い分子が空気中に放出され、これが物質や微生物を分解すると考えられている。酸化チタンは粒径が数ナノメートルから数十ナノメートルの微粒子状のものが多く、これらを固定するために接着用高分子が使われる。従来は、酸化チタンの強い物質分解能力によってこのコーティング層が早く劣化してしまうという課題があった。紫外線照射下での連続使用では、わずか一カ月でコート材が劣化する例もある。フラーレンは、高分子の分解を抑制する機能が知られているナノ分子。フラーレン自体は電気的な極性がなく、疎水性のため、溶媒に溶かして化学工業に利用することが難しい。理化学研究所では、フラーレンにさまざまな官能基を修飾できる誘導体を作る独自技術を開発済みで、今回その技術を用いて高分子に均一に混合した。測定の結果、フラーレン誘導体添加光触媒コート材は、酸化チタンの耐久性が二倍以上あった。耐久性を同じにして時間当たりの性能を二倍にするなど、用途に応じて調整することが可能。また、共同研究者の東レは、この技術が従来のテキスタイル(織物)加工に適用可能なことを確認している。光触媒材料をテキスタイルにコーティング処理することで汚れにくい衣料、カーテン、カーペットなどに応用できる。
*東レ・理化学研究所
|
|
23/Nov/05
|
内装建材
|
<室内光に反応する光触媒機能でVOCや臭い、汚れを吸収・分解する調湿彫り内装材を開発>
松下電工は21日、蛍光灯などの照明機器の明かりによってホルムアルデヒドなどの有機化合物を分解する室内光反応光触媒を採用した内装建材「調湿彫り天 室内光反応タイプ」の開発に業界で初めて成功した。販売価格は3.3平方メートル当たり9240円、12月1日から販売を始める。建材表面に、紫外線より波長の長い光に反応する可視光応答型光触媒塗装を行った。紫外線の届きにくい室内でもホルムアルデヒドを効率的に二酸化炭素と水に分解できる。基材のロックウール吸音板に、特殊吸着剤を配合して調湿機能を持たせ、天井や室内
の結露などを低減する。
また万が一の火災の際、延焼を抑制する防火性や室内の残響を抑える吸音性にも配慮している。さらに冷暖房の熱効率のロスを低減する断熱性も備わっている。
*松下電工
|
|
14/Nov/05
|
光触媒
ナノファイバー
|
<光触媒活性を持つナノファイバーを開発・微粒子に比べて高活性、凝集分散の問題克服>
帝人は,光触媒活性を持つTiO2製ナノファイバーを開発した。繊維の直径は約200nm径。帯電させた溶液を噴出させる「エレクトロスピニング法」に工夫を加えて,これまで難しかったナノファイバー化に成功した。光触媒として多用されているTiO2微粒子に比べて,光触媒活性が高いことが確認されたとしている。今後同社は,高性能フィルターなどへの用途開拓を進める考え。エレクトロスピンニング法は,繊維化したい材料の溶液に高電圧を印加して,帯電させることによって溶液をノズル先端から噴出させて紡糸する技術。帯電させることにより分子同士の反発力が溶液の表面張力を超えた時に一気に噴出する原理を使っている。電極(金属製)までに届く間に繊維はnmレベルまで細く紡糸される。TiO2繊維の場合,まずTiO2の前駆体(Tiを含有した有機化合物)を溶媒に溶かして,エレクトロスピンニグ法によって繊維化した。それを焼成することによりTiO2繊維とした。従来のエレクトロスピンニング法では,得られる繊維は脆く材料として使えなかったが,同社は溶媒や紡糸のプロセスに工夫を加えることで構造体に使えるレベルまで特性を向上させることに成功した。作成したTiO2繊維は約200nm径と超極細で,光触媒活性を持つ「アナターゼ結晶構造」をとることがX線回折法などで確かめられた。光触媒活性の実験では,色素であるメチレンブルーにTiO2ナノファイバーを浸し,それに紫外光を照射して,メチレンブルーを分解する程度を吸収波長の変化をプロットすることで確認した。比較のために,現在光触媒として多用されているTiO2微粒子(40nm径)とブランク(メチレンブルーのみ)を使用。この結果,TiO2ナノファイバーの方が色素の分解性能,つまり光触媒活性が高いことが確かめられた。理由として同社は,「まだ仮説段階だが,TiO2微粒子は凝集しやすいのに対して,TiO2ナノファイバーは凝集しにくく活性を高めやすいためではないか」としている。同材料はまだ,基礎研究レベルであり,今後環境浄化などのフィルターなど向けに用途開拓を行う。活性が高いことに加えて,紡糸直後に不織布状態の材料が得られることからコーティングなどが必要なTiO2微粒子に比べて,加工プロセスが簡略化されるなどのメリットがあると見ている。同社はTiO2ナノファイバーに加えて,アルミナ(Al2O3)のナノファイバー化にも成功しており,併せて用途開拓を進める考え。
*帝人/日経Tech-On
|
|
14/Nov/05
|
高性能脱臭機
|
<脱臭性能50〜150倍の脱臭機脱臭に特化した家庭用3波長紫外線光触媒脱臭機を開発>
富士通ゼネラルは,脱臭性能を同社の空気清浄機の50倍〜150倍に高めた家庭用脱臭機「DAS-30P」を開発し,2005年12月上旬に発売する。家庭用途としては初めて複合金属酸化触媒フィルタを搭載したほか,3波長の紫外線を利用することで,脱臭能力を強化した。開発した脱臭機は,3段階で臭いを除去する。第1段階は,集じんフィルタでホコリや花粉などを取り除いた後,複合金属酸化触媒フィルタで強烈な臭いを分解する。第2段階では,第1段階で除去し切れなかった弱い臭いについて,紫外線を用いたユニット「UVデオドラントユニット」で除去する。UVデオドラントユニットは,185nmと254nm,365nmの3波長を発光する紫外線ランプと光触媒プレート,オゾン分解触媒フィルタで構成する。ユニット内では,185nmの紫外線を照射することで,酸素からオゾン(O3)を生成し,臭い成分を酸化分解する。さらに,365nmの紫外線を光触媒プレートに照射してユニット内の水分をラジカル化することで,臭いの成分を分解する。除菌効果に優れる254nmの紫外線は,ユニット内の空気の除菌に利用する。その後,ユニット内の空気をオゾン分解触媒フィルタを通して室内へ放出する。第3段階では,オゾン分解触媒フィルタを通過した空気に0.01ppm〜0.02ppmのオゾンを含ませることで,カーテンやカーペット,家具などに染みついた臭いを直接分解する。オゾンの濃度については,許容規制値とされる0.1ppmの1/5〜1/10程度に抑えていることから,人体への影響はないとしている。これにより,従来の同社製空気清浄機と比べて,糞便臭で50倍,ペット・し尿臭で150倍,生ゴミ臭で150倍の脱臭能力を実現したとしている。このほかの特徴として,すべてのフィルタ交換を不要にした。特に複合金属酸化触媒フィルタについては,フィルタの前面に出力28Wのヒータを配置し,12時間ごとにフィルタを加熱することで,脱臭能力を再生できる。その結果,開発した脱臭機の製品は,24時間フル稼働の状態で6年間の利用が可能としている。
*富士通ゼネラル
|
|
24/Oct/05
|
新聞用紙
|
<臭気成分を分解し空気清浄効果のある新聞用紙「光触媒新聞用紙」を読売新聞社と共同開発>
日本製紙は、読売新聞社と共同で、光触媒である酸化チタンをコーティングした新聞用紙「光触媒新聞用紙」を開発した。この用紙は、太陽等の光(紫外線)のあたるところに置いておくだけで、臭気成分を分解し、空気を浄化することができる。この光触媒技術の新聞用紙への応用は、世界で初。新聞用紙のトップメーカーである日本製紙の技術により、オフセット輪転印刷機による高速印刷に対応可能であり、また、インキの着肉性も良好で、印刷が美しく仕上がる。従来の技術では光触媒反応により紙自体の品質も劣化する問題が有ったが、これを独自の技術を用いて克服し、紙の劣化を低減することに成功した。広告、ポスター、カレンダーとして壁等の光のあたる場所に設置することにより、臭気成分を分解し、空気を浄化することができる。なお、この光触媒新聞用紙を用いた新聞の別刷広告特集が、読売新聞社から発行される予定。
*日本製紙
|
|
17/Oct/05
|
可視光応答型光触媒活用の合成皮革
|
<室内光で優れたVOC除去効果発揮する可視光応答型光触媒活用の合成皮革家具を実用化>
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区 社長:中田
寛)では、このほど、株式会社豊田中央研究所が開発した可視光応答型光触媒「V-CATR」を活用した合成皮革「カブロンR
YFタイプ(家具用)」の開発に成功した。その実用化の第一弾として、家具用資材(椅子張資材)の大手専門商社、シンコー株式会社(本社:愛知県名古屋市 社長:後藤由起子)より、可視光応答型光触媒「V-CATR」搭載ソフトレザー「オアシス(oasis)・光の恵み」を、9月上旬から発売。開発した合成皮革「カブロンR
YFタイプ(家具用)」は、紫外線だけでなく可視光にも反応する可視光応答型で、蛍光灯の光だけでも優れた光触媒機能を発揮する。さらに、当社が開発した技術は密着性が高く、合成皮革のような柔らかい基材でも光触媒効果を長持ちさせる上、光触媒による素材劣化からも守り、性能や風合も損なうことがない。合成皮革「カブロンR
YFタイプ(家具用)」の初年度の販売目標は6万m。今後は、家具用以外の用途にもこの技術を駆使した製品を展開していく予定。
*アキレス
|
|
26/Sep/05
|
光触媒
アクリル繊維
|
<光触媒アクリル繊維開発・ナノレベルのボイドにナノレベルの光触媒で高い自己浄化機能>
日本エクスラン工業は,光触媒である酸化チタンをアクリル繊維に練り込むことで優れた自己浄化機能を持たせた繊維「セルフクリア」を開発,2006年春から販売を開始する。具体的には,四大悪臭やタバコ臭をはじめ,ベンゼン,トルエン,キシレンといった揮発性有機化合物に対する「消臭機能」,黄色ぶどう球菌に代表される菌に対する「抗菌防臭機能」,タバコのヤニなど有機物質の汚れに対する「防汚機能」を発揮する。2006年度に300t,2008年度には1000tの販売を目指す。セルフクリアのベースとなるアクリル繊維は,表面に直径数10nmのボイドを多数持ち,においや菌,汚れといった有機物質を効率良く物理吸着する。これを,繊維に練り込んだ酸化チタンが分解する。実は,この酸化チタンのサイズは,繊維に通常利用される酸化チタンに比べて約1/10と小さい。このため,より大きな表面積を確保し,より高い消臭・抗菌・防汚効果を発揮するのである。 洗濯などによる機能低下もほとんどない。一般衣料をはじめ,スポーツ衣料,ユニフォーム,寝装品,カーペット,生活資材などに広く利用できる。
*日本エクスラン/日経Tech-On
|
|
19/Sep/05
|
高性能光触媒
|
<光触媒性能を大幅に向上させる白金ナノ微粒子担持光触媒の量産技術開発>
日本板硝子は14日、白金ナノ微粒子を担持させた光触媒の量産化技術の開発に成功したと発表した。最小1ナノメートルの均一な白金微粒子の製造技術と酸化チタンへの分散担持技術の開発により実現したもの。白金微粒子を担持させた酸化チタンは、従来に比べて2−数倍の触媒性能を有する。同社では、これまで光触媒が応用できなかった用途分野への展開を進める考えで、07年度を目標に新光触媒の応用製品で売上高1億円を目指す。
*日本板硝子
|
|
19/Sep/05
|
TiO2ナノシート
|
<チタニアナノシートの製造技術確立・厚さ約1nm、長さおよび幅がそれぞれ約1μm>
石原産業は12日、物質・材料研究機構の佐々木高義物質研究所ソフト化学グループディレクターと共同で、チタニアナノシートの製造技術確立にめどを付けたと発表した。厚さ約1ナノメートル、長さおよび幅がそれぞれ約1マイクロメートルのナノシートを固形分濃度約0.5%のゲル状で得る技術。シート自体の生産に成功したのは今回が初めて。外部の力を必要とせず、自ら他の材料と接着する性質を持つ。応用分野は今後検討するが、同社は光触媒コーティング膜や2次電池の電極材料への展開などを期待している。酸化チタンナノシートの製法は、まず酸化チタンとアルカリ金属塩を混合・焼成して層状化合物を合成する。その層状化合物を塩酸や硝酸などでイオン交換処理し、層の間を拡張。さらに有機アミン化合物などを加えると従来困難だった1枚ずつのはく離処理が可能となり、ナノシート化することに成功した。同社は「今回の製法で酸化マンガンナノシートも製造できる」としており、他のナノシートとの組み合わせによる機能開発も進める考え。同社では新規材料としての応用開発に期待しており、今後、サンプル提供および用途開発のパートナーも探索しながら事業化に結び付けていく。
*石原産業/The
Daily Chemical News 13Sep2005
|
|
12/Sep/05
|
高分解活
原料
|
<光の弱い屋内建材を主に光触媒に参入・触媒分子設計、構造制御で高分解活性原料を開発>
三井化学は7日、光触媒市場に参入すると発表した。石油化学製品製造用の触媒開発で培った技術を応用し、蛍光灯の弱い光でも高い分解活性を発揮する触媒を開発。蛍光灯下におけるアセトアルデヒド分解活性は既存触媒に比べ2―3倍高い。06年度中の販売開始を予定しており、2011年度に売上高25億円、光触媒原料市場でシェア20%を目指す。新触媒は特許出願中で未公開のため、組成などの詳細を明らかにしていない。主成分の酸化チタンに自社技術「無機ナノ制御技術」を適用して触媒の分子設計、構造制御を施した。これにより光強度が弱くても高い分解性能を発揮する。太陽光を模した試験では、既存の光触媒の6―7倍の分解性能を持つ。また、吸着性能を持つため無光状態でも、有害物質やにおい成分を吸着。光が当たると分解を開始する。光触媒用の原粉市場は現在二十億円程度で、石原産業、テイカ、堺化学工業の三社で85%を供給している。市場は二〇一一年度に百二十五億円規模に拡大するとみられており、三井化学は同時期にシェア二割、売上高二十五億円を目指す。同社は、光の弱い室内の内装材分野を中心に用途開発を進める方針で、今後、用途に応じて原粉加工を行うパートナーの選定やサンプル供給などを行い、来年五月をめどに商品化する。
*三井化学
|
|
12/Sep/05
|
飛行機座席
|
<国内線用の新シート"ゆたり、らくらく、清潔"・CFRP使用にて軽量化、カバーには光触媒>
ANAは国内線一般席(エコノミークラス)用に新シートを開発し,2005年10月より順次置き換えを始める。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)と光触媒を採用したのが特徴。従来はアルミニウム合金を使っていた構造部材をCFRP製とし,強さや安全性を犠牲にせずに軽量化した。その結果,燃料の消費量を「ボーイング777-200」の場合,年にドラム缶200本程度減らした。また。強さがあって構造材を細くできることを生かし,機内誌を入れるポケットの位置を上げた。この結果,シートピッチを変えずに,ひざ回りのスペースが従来より約5cm拡がった。シートのカバーに,抗菌・消臭作用のある「光触媒」を加工することにより清潔感を保つ。光触媒を航空機の座席に使うのは世界で初めて。なお,光触媒は認可申請の準備中で,導入は10月より遅れる可能性がある。またクッションは従来のクッションの100倍の通気性を持つ炭素繊維製とした。リサイクルできるのも特徴。新シートは国際線エコノミークラスへの導入も今後検討していく。
*ANA
|
|
05/Sep/05
|
病院用
空気清浄機
|
<病院向けに光触媒酸化チタンフィルターも内蔵の殺菌フィルター内蔵空気清浄機>
ニプロは8月30日、日揮ユニバーサルが開発した酵素殺菌フィルターを内蔵した病院向けの空気清浄機「NS457」を同日から発売したと発表した。捕捉した菌やウイルスを死滅させるために2次汚染の心配が少ない。同装置には日揮の溶菌酵素ろ紙を採用したうえ、光触媒酸化チタンフィルターも内蔵し、細菌などを殺菌するだけでなく、脱臭効果も備えた。
*ニプロ
|
|
05/Sep/05
|
水滴防止
|
<車のサイドミラー・サイドガラス用水滴消し「親水ミラースプレー メガショット」を発売>
車のサイドミラー・サイドガラス用水滴消し、従来品の2倍、親水効果が持続するエアゾールスプレー、「親水ミラースプレー メガショット」 新発売。TOTOは、雨天時の自動車の「サイドミラー」や「サイドガラス」の水滴に、スプレーするだけですばやく親水効果を発揮し、クリアな視界を確保する『親水ミラースプレー メガショット』を9月9日(金)より発売します。従来品の内溶液の配合を見直すことで、従来品の約2倍(当社試験:約40時間)の効果を持続させます。エアゾールタイプなので、1回握るだけで噴霧できます。全国のカー用品店やホームセンターでご購入いただけます。
*TOTO
|
|
22/Aug/05
|
愛・地球賞
|
<「水性ハイドロテクトカラーコート」が愛知万博『愛・地球賞』を受賞>
〜「新たな発展のための技術」として高く評価されました〜
地球環境問題の解決と人類・地球の持続可能性に貢献する地球環境技術「愛・地球賞」にTOTOグループ会社のジャパンハイドロテクトコーティングス株式会社(以下JHCC)の「水性ハイドロテクトカラーコート」が選ばれました。従来は溶剤系しかなかった光触媒塗料(カラーコート材)において、水性光触媒塗料を実現したことが「新たな発展のための技術」として評価されました。
「愛・地球賞」の概要
愛知万博(愛・地球博)開催を記念して、愛知万博協会が日本経済新聞社と共催で選定したものです。地球環境問題の解決と人類・地球の持続可能性への貢献21世紀に相応しい新規性世界各地の様々な社会で役立つ普遍性以上、3つの観点から書類審査ならびに協議を行って決定しております。地球環境問題の解決と人類・地球の持続可能性に大きな貢献をし21世紀の社会にふさわしい「新規性」と「普遍性」のある地球環境技術100件(国内56件、海外44件)に選ばれました。
*TOTO
|
|
15/Aug/05
|
消臭剤
|
<ペットに直接スプレータイプと衣類向け光触媒の製品発売-消臭・抗菌効果をPR>
触媒による消臭、殺菌の効果を知ってもらおうと東進商事(奈良市北之庄西町1丁目、浜田泰璽社長)は、ペットに直接スプレーするだけで消臭殺菌効果が期待できるペット用の「ラジカルペット」と、持続力が強く、10回洗濯しても効果が継続する衣類用の「ラジカルウォッシュ」を発売している。光触媒は、光を受けることで媒体自身は変化せずに周りの物質の化学変化を促進する。今回発売した製品は、光触媒となる酸化チタンを水に溶かした液体。スプレーで吹きかけた部分が紫外線を受けて活性化酸素を発生、強い酸化力で臭いの原因となる細菌などの有機化合物を酸素と二酸化炭素に分解する。
*東進商事/2005.8.9 奈良新聞
|
|
01/Aug/05
|
防汚ガラス
|
<セルフクリーニング機能付き光触媒防汚ガラス「ファインセルフ」を発売>
光触媒によるセルフクリーニング機能を有する防汚ガラスを8月1日より新発売。商品の特長は以下の様。
1) 自然の光と水を利用して汚れを落し美観を保つガラスです。
1) 太陽光(紫外線)が当ると、光触媒の作用でガラス表面の汚れ(有機物)が分解されます。
2) 一方でガラス表面は、光触媒の作用で水と馴染みやすい状態(親水性)になります。
3) あとは降りかかる雨水が、1)で分解されて付着力が弱くなった汚れと、2)で水と馴染み易くなったガラス表面との隙間に入り込み、汚れを浮き上がらせて流し落とします。
(2) すなわち、クリーニングの手間と費用を削減するガラスです。
とはいえ使用される環境によって効果が異なりますので、状況に応じたクリーニングは必要です。
(3) 雨の日でもガラス越しの景色が見やすくなります。
雨がかかっても水滴にならず全体に薄く広がるため、通常のガラスよりも視界が良くなります。
(4) 耐久性が高い光触媒防汚膜です。
この光触媒防汚膜は、高温でガラスに焼付けることで、日本工業規格「JIS R 3221熱線反射ガラス」の耐久性試験A類をクリアしています。
(5) 断熱複層ガラスや、高遮熱断熱複層ガラス「ペアレックスツインガード」仕様も可能です。
単体では強化ガラスか倍強度ガラス、色は透明、ブロンズ、グレー、グリーンとなります。
3.用途:オフィスビルの窓や外装、道路防音壁などの屋外設置物の部材として。
*セントラル硝子
|
|
01/Aug/05
|
空気清浄機
|
<128種のアレル物質と19種のアジュバント(ディーゼル粉塵、排ガスやVOC等)を分解除去>
家庭用空気清浄機の新商品として、アレル物質(花粉・ダニなど)やアジュバント(ディーゼル粉塵、排ガスやVOCなど)を強力に分解除去する『フラッシュストリーマ光クリエールMC707‐W(7.0m3/分)』と 『フラッシュストリーマ光クリエールMC757‐W(7.5m3/分)』の2機種を2005年9月1日より発売。同社は昨年、≪ストリーマ放電≫技術を世界で初めて搭載し、常時発生するニオイやホルムアルデヒドを強力に分解する空気清浄機を発売し、今回の新製品では、パワーアップさせた「電撃ストリーマユニット」と吸着力アップさせた「ストリーマ脱臭触媒」を新開発し搭載している。 ≪ストリーマ放電≫の作り出す高速電子は、強力な酸化力を持つため、自身での分解力に加え、各触媒を活性化し、トータルで高い洗浄能力を発揮することができる。新搭載の「電撃ストリーマユニット」で高速電子の寿命をさらに延ばすことができ、光触媒チタンアパタイトフィルターやストリーマ脱臭触媒まで届けることにより、住環境に存在する有害物質の分解除去性能を大幅に向上し。パワーアップした「高速電子」は、空間での分解力アップだけでなく、光触媒チタンアパタイトやストリーマ脱臭触媒を活性化させ、触媒上での分解力をさらにアップさせることが可能とした。この力により、屋外から入ってきた花粉(スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど)や家庭内に潜むダニ(死がい・フン)、ノミ(フン)、カビなどのアレル物質を静電集塵フィルターでキャッチし、分解除去する。また、アジュバントと言われるディーゼル粉塵や、フィルターでは取りきれない排ガス、VOCなど(ホルムアルデヒド、トルエンなど)の有害ガス成分までも分解除去する。
*ダイキン
|
|
18/Jul/05
|
ライセンス
|
<光触媒を利用した「超親水性」に関する基本特許で2004年度に新たに24社と契約、05年度累計80社に>
TOTOは、光触媒を利用した「超親水性」に関する基本特許で、2004年度に新たに24社とのライセンス契約を結んだことを発表した。これで、合計のライセンシー企業は63社となった。同社では、今年17社との契約を結ぶ予定であり、総契約数で05年度末までに80社に達する見通しだ。同社は、酸化チタンによる光触媒技術の健全な普及・発展を図ると同時に、特許料収入に基づくパテントビジネスの強化を進めている。光触媒は、紫外線を受けた酸化チタンが、活性酸素を発生させるとともに、表面を水となじみやすい親水基(-OH)で覆う。その結果、活性酸素が表面に付着した汚れの結合力を弱め、水が汚れの下に入り込み、浮かせて流す仕組み。現在、ライセンス契約を結んでいる14の分野のうち、04年度は新たに塗料で11社、建材パネルで5社と契約するなど、塗料・建材分野が大きく拡大した。05年度は、親水機能を利用した建材ガラスや自動車ミラーなどの分野で、日本を含むアジア、欧州、米国で本格的に普及していくものと見込む。保有特許は、これまでに国内で約800件以上の出願を行い、約80件が成立(基本特許は4件が確定)した。また、海外でも欧米、中国、韓国、台湾など12ヵ国で基本特許が成立している。特許のライセンス契約は、専用実施権の許諾を受けたグループ会社の東陶フロンティアリサーチが行っている。
*TOTO
|
|
18/Jul/05
|
防汚樹脂建材
|
<PC樹脂板で光触媒グレードを開発・アーケードやバス停の屋根、ベランダの目隠し等、一般建材用途をターゲット>
筒中プラスチック工業は、ポリカーボネート(PC)樹脂板に光触媒機能を付与した「ポリカエース 光触媒グレード」を開発した。従来、有機系材料に光触媒処理を施した場合、光触媒の分解機能により基材自体が分解され、処理膜の剥がれが問題とされてきた。このため同社では、樹脂板の表面にバリア層、耐候層の2層を設けるなどの独自技術によって光触媒効果の長時間持続を実現した。販売にあたってはTOTOより光触媒に関わる特許のライセンスを利用。
*筒中プラスチック工業
|
|
18/Jul/05
|
消臭剤
|
<天然のセラミックスボールに高活性光触媒酸化チタンを焼き付けた介護者向け消臭剤を発売>
チタン工業株式会社は、介護者に向け「消臭剤スメルコロン」を発売する。天然のセラミックスボールに同社の高活性光触媒酸化チタンを焼き付けた消臭剤で、部屋の悪臭成分を取り込み、それを光エネルギーで分解することにより、長期の性能維持が可能。設置は太陽光(間接光で可)の当たる窓際で、適当な容器に広げて使用する。効果が感じられなくなったときは軽く水洗いし、天日で乾燥すれば再使用できる。
*チタン工業株式会社
|
|
18/Jul/05
|
万年筆
|
<光触媒コーティング採用の筆記具・グリップ部分の手垢も、自動的にクリーニング>
セーラー万年筆(03・3846・2977)は20日、世界初の光触媒効果を採用した安心文具「セラピカ 3色ボールペン」を発売する。手垢などで不衛生になりがちなグリップ部分に「ミラクルチタン」をコーティング。太陽光や蛍光灯の紫外線が当たるだけで付着した汚れや雑菌を分解・除去するセルフクリーニング機能を備えた。芯色は油性ブラック、レッド、ブルー。ボール径0.7mm。価格は367円。「セラピカ」は、使いやすさとともに安心も追求した文具シリーズ。ボールペン、シャープペンシルの商品構成。三井鉱山が中心となって開発した「ミラクルチタン」は、微細粒子酸化チタンと純水で作られた水溶性酸化チタン。溶剤を含まない水主体の中性で安全な水溶性コーティング剤で、光触媒製品技術協議会のSITPAマークを取得している。
*セーラー万年筆/7月12日 日刊工業新聞
|
|
07/Jul/05
|
寝具
|
<抗菌消臭効果に優れたアパタイト・光触媒加工寝具を発売・いつも清潔で手入れラクラク>
光と反応して細菌や汚れ・臭いを分解する「光触媒」と、光の当たらないところでも臭いや細菌を吸着する「アパタイト」を併用し、抗菌消臭効果に優れた、アパタイト・光触媒加工寝具「スリープ アルファ」 を9月初旬より新発売する。アパタイト・光触媒加工寝具「スリープ アルファ」は、光が当たると生地に付着した細菌や汚れ・臭いなどの有害物質を分解し、抗菌消臭効果を発揮し、また、この効果は太陽光だけでなく、室内の蛍光灯などの灯りでも得られる。さらに、光の当たらないところでも優れた吸着力をもつアパタイトが細菌や臭いを吸着し、消臭効果を発揮し、いつも清潔で洗濯の手間が省ける。光触媒(酸化チタン)による細菌や汚れ・臭いの分解は、効果を発揮するのにある程度の時間を要するため、すぐに抗菌消臭効果を実感することができない。また、光のない状況では、その効果は充分に発揮されません。そこで今回、歯や骨の主成分で、安全性が高い上に非常に優れた吸着力をもつ「アパタイト」を酸化チタンの周りに覆い、眠っている間・光のない状況下でも臭いや細菌を吸着させる技術を完成させた。「光触媒」と「アパタイト」の併用により、光のないところでは、アパタイトが臭いや細菌を吸着し臭いの広がりを防ぎ、光が当たると、光触媒(酸化チタン)が活性化して、その吸着した臭いや細菌を分解するというプロセスを経るので、従来の光触媒加工にはなかった即効性の高い抗菌消臭効果を実現した。
*西川産業/NIKKEI NET
|
|
13/Jun/05
|
光触媒備長炭
|
<光触媒備長炭を開発・備長炭の表面を光触媒TiO2でコーティングし空気浄化効果を持続>
大林組は8日、みなべ川森林組合(和歌山県みなべ町)と共同で「光触媒備長炭」を開発したと発表した。空気中の有害物質や悪臭成分を吸着する備長炭は、長く使うと微細孔が埋まり吸着効果が薄れる。光触媒備長炭は備長炭の表面を光触媒酸化チタンでコーティングすることで悪臭成分などを分解、空気浄化効果を持続させる。造花や花器と組み合わせた商品「ひかりの炭」として大林組の子会社の内外テクノス(埼玉県大井町)が販売する。価格は2万8000―4万9000円。大林組は今後、内装天井材や壁材に光触媒備長炭を応用、室内環境を継続的に浄化する内装建材を開発する予定。空気中の有害物質を吸着除去する備長炭と、光が当たることで有害物質や悪臭成分を分解する光触媒の機能を組み合わせた。従来は備長炭を煮沸洗浄したり、天日干しによって吸着能力を元に戻していた。
*大林組/6月9日 日刊工業新聞
|
|
13/Jun/05
|
ELパネル
|
<光触媒を用いたカラー有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルの新製法を開発>
水系の溶媒を塗布する従来方式に比べ、良品率を3倍程度に高められるという。より低コストで有機ELパネルを製造できる新製法を武器に、2007-08年にサンプル出荷を開始し、成長分野であるEL市場に本格参入する。有機EL:電圧をかけるとガラス基板に塗った有機材料が発光する自発光型ディスプレイ。応答速度が速くキレのある映像を表示できるうえ、厚みも2ミリ以下と薄くでき、将来はフィルム型のディスプレイも実現できると期待されている。
*大日本印刷/5月23日 日経産業新聞
|
|
30/May/05
|
大気浄化舗装
|
<排水性舗装と光触媒を組み合わせ窒素酸化物を分解し雨水に溶かし浸透させる舗装を開発>
NIPPOコーポレーションは排水性舗装と光触媒を組み合わせて,窒素酸化物を分解する舗装「ピュアパービアス(仮称)」を開発した。排ガスに含まれる窒素酸化物を光触媒と太陽光によって硝酸イオンなどに分解。硝酸イオンなどを雨水に溶かして舗装内に浸透させる。同社が開発した舗装は,排水性舗装を施工した後に,舗装の表面に光触媒の層を吹き付ける。セメントに酸化チタンや顔料などを加えた材料を光触媒の層として使う。交通量が多い都市部に利用することを想定して,光触媒層で使う材料には特殊なスラリー材を加えて摩耗に対する性能を高めた。同社は試験施工によって,窒素酸化物の分解効果や施工性などの確認を終えている。
*NIPPO/日経コンストラクション5月27日号「技術フラッシュ」
|
|
30/May/05
|
業界動向
|
<光触媒2団体秋にも統合へ−国際化標準作業に弾み>
光触媒技術を使った製品の普及団体である「光触媒製品技術協議会」と「光触媒製品フォーラム」が今秋にも統合、新団体の設立を目指して動き出したことが25日、明らかになった。
*日刊工業新聞2005年5月26日
|
|
23/May/05
|
空気清浄機
|
<業務用の省スペース型光触媒空気浄化システム・セラミックフィルタを多段にし分解能向上>
JFEエンジニアリング(本社東京)は,業務用光触媒空気浄化システム「清潔空気
SKM」シリーズを発売する。高濃度物質だけでなく,低濃度でも有害なホルムアルデヒドといった物質にも対応。省スペース型である上,簡単に移動できる。酸化チタンに紫外光を照射すると発生する酸化分解作用を利用する。光束密度の高い小型紫外線ランプを採用。光触媒セラミックフィルタを多段にしたことで,光触媒の分解能力を大幅に上げた。フィルタの紫外光に対する強度も従来の2.5倍に高めている。フィルタは盛和工業(本社横浜市)製。東京大学先端科学技術研究センター橋本研究室の技術を使い,開発・製造した。
*JFEエンジニアリング
|
|
23/May/05
|
薄膜評価装置
|
<1台で膜厚測定,濡れ性測定,吸着量解析をこなす装置開発・コーティングの性能評価等に>
理化学機器の研究開発ベンチャーであるマイクロテック・ニチオン(本社千葉県船橋市)は,1台で膜厚測定,濡れ性測定,吸着量解析が可能な装置「バイオ・リフレクトメーター
BLUE SKY
RM-8000」を開発した。コーティングに関する研究・開発での用途などを見込む。この測定装置は,各種基材にコーティングした薄膜の厚さを,レーザーによって非接触測定することが可能。さらに,同社独自開発の溶液セルを用いた吸着量の解析,濡れ性測定といった機能もある。「単分子の吸着特性を多角的にとらえられる」(同社)という。産業技術総合研究所(産総研)が保有する特許を使い,産総研とマイクロテック・ニチオンが共同開発。液膜落下法と光リフレクトメトリー(偏光解析)を組み合わせた。前者は,生体分子などの吸着層表面を落下する液体薄膜の落下速度測定。試料板を一定時間,生体分子などを含む水溶液に浸漬した後,瞬時に試料板の一部を気相中に曝し,試料の2点間における光反射強度の変化,または干渉縞などの光学的信号を測定する技術。後者は,レーザ光源と高感度フォトダイオードを使い,光反射の偏光状態を測定する技術。両社の組み合わせにより「ナノメートル単位の高分解能と高い操作性を実現している」(同社)。
*マイクロテック・ニチオン
|
|
16/May/05
|
防汚
空気清浄
|
<空気洗浄技術の開発へ―光触媒を応用 新幹線に導入検討>
JR東海は、光触媒技術を応用した汚れにくい窓ガラスや空気清浄器の開発を進め、新幹線への導入も検討する方針を明らかにした。このほど開発に成功したのは、表面に塗り付けた光触媒に紫外線が当たり、汚れが分解される仕組みの車窓用のガラス。光触媒を調整して塗料の表面を滑らかにし、汚れが付きにくくする工夫もした。きれいな車窓を保つことができる上、汚れを落とす研磨作業が不要になり、コスト削減や他分野への応用が見込める。高性能な光触媒フィルターも開発した。鉄道車両の空気清浄器に使えば、たばこの煙などを効率的に除去でき、車内の快適度が向上する。車窓用ガラス、空気清浄器とも、2007年に営業運転を始める新型新幹線車両N700系への導入を目指している。空気清浄器は一般車両での実証実験を、05年度中にも開始する。光触媒とは、光を吸収しそのエネルギーで他の物質に化学反応を起こさせる物質のこと。JR東海は02年、第1人者の藤嶋昭神奈川科学技術アカデミー理事長を社内研究機関の所長に迎え研究を始めた。藤嶋氏は「環境に優しい光触媒技術を多くの人に知ってもらいたい」と話している。
*JR東海/U.S.
FrontLine 2005年05月03日
|
|
16/May/05
|
ライセンス
ビジネス
|
<光触媒超親水性技術ライセンス供与について>
光触媒超親水性技術の基本発明をはじめ、応用製品やその製造技術、コーティング剤に関わる特許を幅広く出願しています。現在までに、約70件の特許の権利化が成立しています。光触媒超親水性技術を使った製品は、様々な分野で活用されはじめています。工業製品では、ハイドロテクトタイルを始め、ガラス、道路資材、各種外壁材への応用化が進んでいます。建築分野では、既存建築物へ施工するサービスも事業化されています。2003年度の推定市場は300億円程で、日本発のオリジナル技術としてさらなる伸びが期待されています。
工業製品を開発・製造し事業化したい(主にメーカーの方):光触媒技術を活用した製品の開発、事業化を検討されている企業の方々へ、光触媒技術のライセンス供与を積極的に行っています。(光触媒機能を持つ建築外装材や、ガラス・道路資材・看板等の工業製品など)
*TOTO
|
|
09/May/05
|
衣類乾燥機
|
<衣類についた気になるにおいを取り除く衣類乾燥機・業界初「ナノチタン消臭フィルター」採用>
日立ホーム&ライフソリューション株式会社は、日立独自の「エアハッチ」を搭載し、省エネで、スピーディーに仕上げ乾燥ができるほか、衣類についたたばこなどのにおいを取り除く、業界初「ナノチタン消臭」機能を採用した衣類乾燥機「あとは着るだけ」シリーズ2機種を5月10日から発売。日立独自の外気取り入れ口「エアハッチ」を搭載することにより、天日干し後の生乾きの衣類を仕上げ乾燥する際、空気を入れ換えながら、効率よく短時間で乾燥することができる。「標準」コースで仕上げ乾燥した場合に比べ、乾燥時間を約20%短縮し、消費電力量も約30%低減することで省エネ化をはかった。(生乾きの衣類5.5kgを乾燥した場合。)また、「エアハッチ」には業界で初めて「ナノチタン消臭フィルター」を採用し、衣類についたたばこなどの気になるにおいを「風乾燥【消臭】」コースで取り除く。さらに、通常のヒーター乾燥と、ヒーターレスの「風乾燥【消臭】」を使い分けることができる「2way乾燥方式」を引き続き採用し、熱に弱い衣類も乾燥できる。「風乾燥【消臭】」は、「エアハッチ」から外気を取りこみながら送風し、衣類の水分を蒸発させて乾燥します。1kgの化繊混紡衣類であれば、2時間で乾燥できる。ヒーター乾燥に比べて布縮みが少なく、ポリウレタンなどの熱に弱い衣類も安心して乾燥することができる。
*日立ホーム&ライフソリューション株式会社
|
|
09/May/05
|
防汚ガラス
|
<光触媒クリーニングガラスをパナホームの「エルソラーナ キラテック NEW」に提供>
日本板硝子株式会社(東京都港区、社長執行役員:藤本勝司)は、昨年より、ビル用・住宅用に光触媒クリーニングガラスを販売してまいりましたが、今般、大手ハウスメーカー パナホーム株式会社(大阪府豊中市、社長:田尻勝彦)の「エルソラーナ キラテック NEW」に採用されました。日本での大手ハウスメーカーによる光触媒クリーニングガラスの採用は今回が初めてであり、今後は他の住宅メーカーへも積極的に採用を働きかけ、売上げの拡大を目指します。
*日本板硝子
|
|
25/Apr/05
|
エコ住宅
|
<光触媒技術の活用で快適なエコライフを実現する住まい『エルソラーナ キラテックNEW』発売>
パナホーム株式会社は、光触媒技術の活用で快適なエコライフを実現する住まい『エルソラーナ キラテックNEW』を、平成17年4月19日より新発売。新商品の特徴は以下の様。
1)光触媒技術を活用した、汚れに強く環境にもやさしいタイル外壁を標準採用
2)光触媒技術の活用によりメンテナンスが簡単な「キラテックガラス」を標準採用
ガラスの表面を覆った光触媒の効果で、付着した水分が膜状に広がる。
通常の粒状の水滴に比べ乾燥が早く、ほこりなどを吸い込みにくくしている。
3)省エネ・創エネを可能にするソーラー発電システムやオール電化仕様
4)開放感や機能性を高め、家族のコミュニケーションを活性化するさまざまな空間提案
5)安全・安心・快適な居住環境を実現する鉄骨構造や高気密・高断熱設計
*パナホーム
|
|
25/Apr/05
|
脱臭殺菌装置
|
<鏡面光触媒ハニカム方式採用の脱臭・殺菌・空気浄化装置を発売/病院・介護施設向けに>
オーデン(東京都江東区、石田金次郎社長、03・3646・1245)は、脱臭・殺菌分野に参入した。岩崎環境施設(東京都千代田区、則本武久社長、03・5297・1181)から環境機器部門を譲り受け、光触媒を使う脱臭・殺菌装置の3シリーズ製品を発売。従来手がける空気清浄機、排ガス浄化装置などの顧客に売り込む。これにより同社は年商を05年12月期に約30億円、06年12月期には50億円程度に引き上げる計画だ。オーデンは各種施設・店舗で環境美化が大きな課題となっていることから、脱臭・殺菌分野への参入を決めた。譲渡金額は明らかにしていない。投入する脱臭・殺菌装置は、病院・介護施設向けの小型壁掛け型「SCL700」(価格35万円)、同施設向けの置き型で除湿機能付きの「SSF400」(同約50万円)、工場や店舗向けの中型「SCL1500」(同98万円)の3種類。これら製品の心臓部には鏡面光触媒ハニカム方式を採用した。空気と紫外線の双方を効率よく触媒表面に当てられるため高い脱臭効果を出せる。さらに、セラミックスに酸化チタンを張った紫外線ランプで殺菌を行う。同社は一連の標準品のほか、オーダーメードで殺菌・脱臭機能を持つ廃棄浄化装置も手がけていく。岩崎環境施設は岩崎電気のグループ会社。
*4月22日 日刊工業新聞
|
|
25/Apr/05
|
コーティング材
|
<10年間の使用に耐える有機基材向け光触媒コート材開発・トップコートと中間層の密着性改良>
JSRは,10年間使える光触媒コート材を開発した。2002年に発売した,耐久性に優れた光触媒コート材「ダイナセラ」シリーズに追加するもの。防汚性や親水性,有機物分解といった光触媒活性が,従来の約3倍の期間持続する。看板や表示板,有機物/臭気フィルタといった製品を加工するのに向く。既に一部を市場に投入しているが,これから本格的に展開するという。ダイナセラシリーズは,基材とトップコートの間に中間層を設けることで,基材を保護する。新たなシリーズでは,この中間層とトップコート材との密着性を高めた。屋外で使用した場合,従来は3〜5年で表面にひび割れが生じたが,密着性を増すことで約3倍長持ちする。透明性を維持できるため,塗装面の意匠性を損なわずに済む。
*株式会社JSR
|
|
18/Apr/05
|
防汚塗工技術
|
<可視光応答型光触媒の新塗工技術開発・「愛・地球博」トヨタグループ館の壁紙にテスト施工>
室内環境でも防汚機能を発揮する可視光応答型の光触媒を活用した塗工剤および塗工技術を開発した。柔らかい基材に塗布しても密着性を維持するとともに、基材の劣化がないなどの特徴を持つ。最初の試作品として、豊田中央研究所が解発の可視光応答型光触媒「V−CAT」を応用した可視光応答型光触媒壁紙を試作、豊田中研の協力のもとで性能確認後、トヨタグループの協力を得て、愛知県で開催されている「愛・地球博」のトヨタグループ館に施工した。今後は、自社の室内向け製品・部材への応用化を図り、順次上市していく計画。
*アキレス
|
|
11/Apr/05
|
大気浄化舗装
|
<光触媒で排水しながらNOx低減する新舗装技術を開発・遮熱舗装とも組み合わせ>
NIPPOコーポレーションは、大気汚染の原因となっている窒素酸化物(NOx)を低減する新しい舗装技術を開発した。排水性舗装の表面に光触媒を塗布することで、排水とNOx低減の両方の機能を併せ持たせるのが特徴。特殊な材料を添加することで、大型車の交通量が多い道路でも、長期にわたって機能を発揮できるようにした。同社は、遮熱性舗装とNOx低減舗装を組み合わせた技術も開発中で、これら技術を用い、都市部で高まっている沿道環境の改善需要を取り込む。新開発のNOx低減舗装は、太陽光の下で強力な酸化作用を示す酸化チタンと、セメント、顔料などを混ぜ合わせたベース材料に、耐摩耗性を確保するための特殊なスラリーを添加したものを専用の吹き付け機で舗装表面に塗布する。これまでに行った試験施工で、施工性やNOx低減効果の確認を終え実用化にめどを付けた。
*NIPPO/4月7日
日刊建設工業新聞
|
|
11/Apr/05
|
空気清浄機
|
<空気脱臭・清浄機能を持つ信楽焼を開発・TiO2数種類の多孔質粘土に混ぜ込んで焼成>
創業105年の信楽焼の老舗、丸克製陶所(滋賀県甲賀市、小西克郎会長、0748・83・0359)は、空気の脱臭・清浄機能をもつ信楽焼陶器を開発し、販売を始めた。酸化チタンを数種類の多孔質粘土に混ぜ込んで窯で焼き、陶器に成型した。酸化チタンに電気の光を当てて光触媒反応を起こし、有害物質を吸着・分解する仕組み。東北工業大学(仙台市)の情報通信工学科の藤原俊春・主任技師の技術協力を得て開発した。外観は一般の信楽焼陶器と変わらず、室内の置物として活用できる。電源に接続すれば光触媒作用が起こり、10畳間の広さなら約3時間でたばこの臭気を消す。ホルムアルデヒドやアンモニアなどの除去効果もある。フィルターは不要。オープン価格だが、実売は9万2400円。年間1500台の販売を目指す。
*丸克製陶所/4月6日/日経産業新聞
|
|
04/Apr/05
|
抗菌消臭防汚
トイレフロア
|
<光触媒の働きでニオイを抑えるトイレ床材「ハイドロセラ・フロア」モデルチェンジ>
TOTOでは、光触媒の働きでニオイを抑え、汚れが取れやすいトイレ床材「ハイドロセラ・フロアJ/JH」を、これまでの「トイレフロア」から名称変更するとともにカラーバリエーションと価格を見直しました。トイレのニオイのおもな原因は、床などに飛び散ったオシッコが菌に分解されて発生する「アンモニア」です。とくにトイレ床面は、尿飛びの汚れが集中しています。表面に酸化チタンを中心とした光触媒層を焼き付けており、アンモニア臭の原因となる雑菌を分解します。イヤなニオイを元から抑えます。セラミックパネルですから、床に飛び散るオシッコも簡単に拭き取れます。汚れがこびりつきにくく、染み込みません。
*TOTO
|
|
28/Mar/05
|
伸縮性消臭
繊維
|
<光が当たるだけでにおいが消える光触媒レッグウェア・メンズアイテムを追加して新発売>
アツギ株式会社は、「ミラキャラット光触媒」シリーズをリニューアル、アイテムを増加して2005年2月下旬より展開開始した。「ミラキャラット光触媒」シリーズは、2004年7月、光触媒技術を世界で始めてストッキングに応用した商品として発売した。光触媒とは、酸化チタンが紫外線を浴びて悪臭や細菌等の有機物を分解する働きの事で、建材など幅広い分野に利用されている。それを伸縮性の高い極細の繊維であるストッキングに応用する事は、非常に困難でしたが、アツギ株式会社が世界ではじめて実現した。従来は婦人向けのストッキング・タイツのみの展開であったが、2005年春夏期からは、それに加え、男性向けにビジネスシーンに最適のソックスを発売する。また、今回リニューアルしたパンティストッキングについては、パンティ部立体編み・フラットウエストテープ使用でアウターに響きにくい工夫している。
*アツギ
|
|
21/Mar/05
|
ナノサイズの繊維状酸化チタン
|
<ナノサイズ酸化チタンの新製法を開発・天然原料から直接合成にて低コスト化・低環境負荷>
岩谷産業株式会社は、京都大学・エネルギー理工学研究所の鈴木義和助手、吉川暹教授らのグループと共同で、光触媒活性を示すナノサイズの繊維状酸化チタンの低コスト・低環境負荷な新製法を開発した。同社が、原料供給・選定、新材料のマーケティングを行い、京都大学が新材料の製法開発・改善を行った。同社セラミックス部は、ミネラルサンド(ルチール、イルミナイト、ルコクシン等のチタン源、ジルコンサンド等)の輸入・販売を昭和27年より行っており、長年の知見と経験・実績がある。2003年夏より開始された本共同研究は、当社が取り扱う天然原料の一つである「天然ルチール」に、京都大学が発明した新規のプロセスで付加価値を与え、安価な高機能性材料を産業界に提供することを目的としている。従来、光触媒用途等に用いられる高機能酸化チタンの製造には、一旦ルチ−ル等の原料を塩素法、硫酸法
などの大掛かりな設備を要する工業プロセスによる精製が必要であった。新製法は、ルチールを水酸化ナトリウム水溶液中に入れて加圧下で加熱した後、中和・水洗処理するという至ってシンプルな製法であると同時に、従来に比べ低コスト・低環境負荷での量産が可能になる画期的な製造方法。(京都大学と当社で「共同特許取得済み」)得られた酸化チタンは、直径10〜50ナノメートル、長さ1〜100マイクロメートルの繊維状のものと、直径10ナノメートル程度の微粒子が混合している。その結晶構造は光触媒機能の高い「アナターゼ型」であり、検証した結果、従来の製法で作られた光触媒用酸化チタンに劣らない光触媒活性を示すことが確認された。また繊維状であるため、微粉のものに比べて伝導性が良好であることも期待されており、機能優位の面から、次世代太陽電池への応用も視野に入れている。
*岩谷産業
|
|
14/Mar/05
|
事業動向
|
<医療分野で新事業展開/光触媒とバイオ技術を融合、ベンチャー企業設立も>
TOTOは、本業の住宅設備・建材事業で開発した保有技術を応用し、医療を中心とした新分野の事業に乗り出す。トイレや壁・床材、タイルなどで培った光触媒技術と、トイレに付ける健康検査器具で研究の積み重ねがあるバイオ技術を組み合わせ、「光触媒・バイオ融合技術」の原理・理論で特許を申請。技術供与など知的財産権を活用したビジネスや、新製品の開発などを展開する。医療機器メーカーや製薬会社とベンチャー企業を設立するなどして、07年度をめどに実用化・製品化していく方針だ。同社は、酸化チタンに光を当てると、超親水性と有機物分解の二つの反応が起こる光触媒技術を利用し、セルフクリーニング機能を持つ外装タイル「ハイドロテクトタイル」を94年に商品化。内装の壁・床材、外壁用塗料、生活用品などにも光触媒の利用分野を広げ、技術供与なども含めて04年度には光触媒事業で約60億円の売上高を達成する見込み。一方、バイオ関連の技術では、衛生陶器の付加価値を高めるため、排せつ物で健康状態を確認できるバイオセンサーの研究を92年にスタート。便器に後付けできる尿糖検査機「ウェルユー」を99年に発売し、02年には測定時間を大幅に短縮した「ウェルユーII」も投入している。同社はこれらの商品開発で培った光触媒とバイオの技術を「光触媒・バイオ融合技術」として組み合わせ、医療機器などを中心に新たな事業領域を開拓、収益源に育成する考え。
*TOTO/3月11日
日刊建設工業新聞
|
|
07/Mar/05
|
脱臭浄化装置
|
<光触媒脱臭空気浄化システムで攻勢-食品・製薬工場や医療施設に企画提案>
五洋建設は自社開発の脱臭技術を活用した企画提案型の建築受注活動に乗り出す。光触媒を使った脱臭システム、医療・製薬施設向けのホルマリン除去装置、畜舎や堆肥工場向けの脱臭システムなどを相次いで開発して製品構成を充実。単体システム販売などで実績も出てきたことから、脱臭システムを組み込んだ食品・製薬工場や医療施設の企画提案を進めて受注を目指す。好調な建築分野で高付加価値化を図り、さらなる受注拡大を進める。五洋建設は90年代から、シックハウス対策の住宅換気システムを手がけている経験を生かして非住宅分野に進出。01年には光触媒を使った脱臭システムを開発。03年には医療・製薬施設用ホルマリン除去装置を開発した。消毒用のホルマリン燻蒸(くんじょう)後のガスを常温分解できるシステムで低濃度と高濃度用の2機種を商品化した。
*五洋建設/3月3日 日刊工業新聞
|
|
07/Mar/05
|
塗料
|
<ゲル状酸化チタン開発・ローラーで簡単塗装ができスプレー塗装より均一膜形成が可能>
オフィスタカハシ(事業本部=佐賀県神埼郡東脊振村大字大曲6036、高橋勝則社長)は、フジックス、ヒロマツ突き板の3社共同で3種類のゲル状酸化チタンを開発した。同社は酸化チタンを光触媒として使用した水溶性コーティング材「サンライトエコクリーン(SLEC)」を販売していたが、突き板に酸化チタンを塗布できないかとの要望に応えたもの。突き板とは、天然の板を薄くスライスして、合板の表面を仕上げているもので、通常は樹脂塗装を施すが、木材にコーティングする際に水溶液では塗装しにくく粘度の高いものが要求された。ゲル状のメリットとしてはローラーで簡単塗装ができ、スプレー塗装に比べ塗りムラが少なく一定膜を形成しやすいのが特長。金属への使用目的としては、金属製外壁材や金属屋根に使用することも検討されている。
*オフィス タカハシ/2月28日
日刊産業新聞 新製品・新技術情報
|
|
07/Mar/05
|
殺菌装置
|
<光触媒技術を使った殺菌装置の用途開発を積極化・ウナギ養殖池や飲料の水質浄化など>
日本バインダー工業(兵庫県姫路市、加藤輝義社長、0792・46・5375)は、紫外線殺菌灯や光触媒技術を使った殺菌装置の用途開発を積極化する。従来の温浴施設のレジオネラ属菌の殺菌装置向けに加え、ウナギ養殖池の水質浄化や飲料の殺菌装置などに用途を拡大、受注に結びつける。同社は昨年7月、紫外線殺菌灯と、ステンレス製の網状酸化チタン光触媒による直接殺菌を中心に、2種類のセラミックスボールによる補助殺菌を組み込んだ殺菌装置「スーパーゼロ」を発売した。これまでは温浴施設のレジオネラ対策用として温泉や銭湯、プールなどへ売り込みを図ってきた。しかし、温浴施設のレジオネラ対策は塩素殺菌などとの併用を求める厚生労働省の"指導"があってコスト負担が大きいことから、光触媒殺菌装置だけの利用に踏み切れない施設が多い。このため京都市内の温浴施設向けに商談が進んでいるものの、全体的には苦戦を強いられている。そこで、温浴施設のレジオネラ対策以外の用途の拡大を積極化する。この一環で台湾のウナギ養殖場の水質浄化で提案、検査結果も良好なことから、ほぼ受注が内定したという。また国内の食品メーカー向けに、果実飲料の殺菌用としても売り込みを図っている。同社は愛・地球博に合わせ、名古屋都市産業振興公社などが組織した実行委員会が主催、5月に名古屋市で開催される光触媒環境産業展(フォトクリンフェア)にも、同社に酸化チタンを供給している三井鉱山とともに製品を出展、幅広い用途を強調する。
* 日本バインダー工業/2月28日 日刊工業新聞
|
|
28/Feb/05
|
光触媒繊維及び水浄化システム
|
<「光触媒繊維及び水浄化システム」が第4回グリーン・サステイナブル
ケミストリー(GSC)賞 環境大臣賞受賞>
宇部興産(株)(社長:常見和正)が世界で初めて開発した「表面傾斜構造を有する高強度光触媒繊維の開発とそれを用いた水浄化システム」が、環境負荷削減に大きく貢献したとして、この度グリーン・サステイナブル
ケミストリー
ネットワーク(GSCN)から「第4回GSC賞 環境大臣賞」を受賞することが決まった。GSC(グリーン・サステイナブル
ケミストリー)とは、化学に関わるもの自らが社会的責任を自覚し、化学技術の革新を通して人と環境の健康・安全を目指し、持続的な社会の実現に貢献していくことを目的とする世界的な活動であり、日本では、このGSC活動を効果的かつ強力に推進するため、化学系の学会・団体及び研究所(合計24団体)により、2000年3月に任意団体としてGSCNが設立された。GSCNでは2001年から国内においてGSC賞を設けており、環境大臣賞は主に総合的な環境負荷削減に貢献した業績に授与されているが、今回受賞対象となった「表面傾斜構造を有する高強度光触媒繊維の開発とそれを用いた水浄化システム」は、人体に有害な塩素消毒に代わる安全な水浄化システムであり「人と環境の健康・安全」を提供できるものと高い評価を受けた。「光触媒」は、30年ほど前から注目され始め、現在では除菌・脱臭・空気清浄等の分野で多くの商品開発がなされている。しかし、これまでは粉末状光触媒(酸化チタンの粉末)を塗布した製品が中心であり、水質浄化に対しては、流水中における光触媒層のはがれなど解決すべき問題が多く本格的な実用化が困難であった。この問題を解決するため、耐久性と光触媒活性を両立できる材料・システムの開発が強く望まれていたが、これに対応して、宇部興産(株)宇部研究所の石川敏弘
機能材料部門長ほか4名は、光照射によりあらゆる有機物質の酸化分解機能を発現するナノレベルの表面傾斜構造を持つ高強度光触媒繊維の開発に世界で初めて成功し、この繊維を内蔵した高効率浄水システムの開発にも成功した。(この繊維に関する学術論文は、2002年3月7日発行のイギリスの科学雑誌「Nature」に掲載。) この高効率浄水システムは、浴槽中のレジオネラ菌や大腸菌等に対して死滅活性を示すとともに、菌の細胞を完全に二酸化炭素と水にまで分解し、水の濁り防止にも優れた効果を発揮する。宇部興産(株)では同システムを2002年5月に製品化、「アクアソリューションR」と名づけ販売を開始し、薬剤に頼らない画期的な殺菌浄化システムとして、温浴施設やプール向けを中心に国内で約50台の納入実績がある。更に同システムは、難分解性物質と言われる猛毒のダイオキシンや各種バクテリアやウィルスも効果的に二酸化炭素と水にまで分解できることも実証されているため、養殖場や水族館などの海水殺菌、冷却塔水の殺菌・殺藻をはじめとして、幅広く産業用途の浄水分野や廃水処理分野に展開を進めており、将来的には飲用分野への進出も視野に入れている。
*宇部興産
|
|
14/Feb/05
|
エアフィルタ
|
<全熱交換器による換気機能を搭載したエアコン・チタンアパタイト配合した新エアフィルタ装備>
(株)富士通ゼネラルは、給気と排気を同時に行い、さらに給排気の間で熱交換することにより冷暖房した室内の熱量を無駄にしない換気機能を搭載したルームエアコン「EX」シリーズ3機種を3月より発売する。新製品は、気密性の高い部屋でも素早く空気を入れ替え、排気する空気の熱量約70%を、給気する空気に還元(heat
exchange)する世界初の「EX給排気」機能を搭載している。(給気量:
11m3/h、排気量:
10m3/h)また、エアフィルターに株式会社富士通研究所が開発した除菌・脱臭効果に優れた高機能素材「チタンアパタイト」を配合し、フィルター自体と吸い込んだ室内空気の除菌・脱臭を行う。更に、「アレルカット」空清・脱臭フィルターにより、室内の花粉やダニの死骸などのアレルゲン物質を捕集し不活化する。また、エアコンの内部を乾燥させて清潔に保つ「内部クリーン」機能を搭載し、運転中に生じた湿気を排気ファンで屋外に排出し、素早くエアコン内部を乾燥させる。
*富士通ゼネラル
|
|
07/Feb/05
|
脱臭装置
|
<フィルタ自浄作用がある光触媒内蔵の脱臭装置・光触媒ブルッカイト型酸化チタン使用>
国際衛生(本社東京)は,同社の親会社である昭和電工の光触媒ブルッカイト型酸化チタン「ナノチタニア
NTB」を使った脱臭装置「パナフィーノ」を,安斉管鉄(本社横浜市)と共同で開発,販売を開始する。光触媒の自浄作用により,フィルタの清掃回数が少なくて済む上,構造も単純なので簡単に清掃できる。ホルムアルデヒドなど揮発性有機化合物などが発生する工場などに有効。価格は33万円。ブルッカイト型酸化チタンは,一般的な光触媒であるアナターゼ型酸化チタンに比べ,微弱な光でも高い光触媒活性を示す。この脱臭装置では,ナノチタニア
NTBと無機系バインダを組み合わせた光触媒コーティング材を,フィルタの基材となる金属に塗布した。
*国際衛生/NIKKEI
Tech On
|
|
31/Jan/05
|
消臭機能インテリアパネル
|
<パーティションにホワイトボードや光触媒の消臭浄化機能を持たせたインテリアパネルを発売>
プラスは2005年1月31日,会議やミーティング時にホワイトボードなどとして利用で
きる間仕切り用パネルシステム「XFパネル」3タイプを発売する。「ホワイトボードパ
ネル」に加えて,光触媒反応と化学吸着反応の効果で悪臭やホルムアルデヒドを分
解・除去する「光触媒クロスパネル」と,16色のカラーバリエーションをそろえた
「PET再生クロスパネル」を用意した。いずれも「ホワイトボードパネル」と表裏で組
み合わせることができる。ホワイトボードパネルはやや光沢を抑えた白色とし,ホワイトボードはもちろん,
プロジェクタのスクリーンとしても使用できる。厚さは25mmと,面剛性・連結強度を
維持しながら従来比半分以下を実現した。すっきりとしたスリムなデザインで,機能
的なオフィス空間の構築に役立つ。
*プラス/NIKKEI
NET
|
|
31/Jan/05
|
電極CO除去
|
<CO酸化触媒の事業化に着手・PFFC電極性能低下させるCOを除去・今春にもサンプル出荷>
可視光型光触媒ベンチャーのエコデバイス(埼玉県川口市、杉原慎一社長、048・263・1888)は26日、水素中の一酸化炭素(CO)を室温で酸化する新触媒の事業化に着手したと発表した。田中虔一埼玉工業大学特任教授が開発したもので、固体高分子形燃料電池(PEFC)に使われる水素に含まれ、発電用の白金電極の性能を低下させるCOを除去する。同教授の指導で実用化を進め、空調機向けなどにも需要があるとみて事業化を急ぐ。PEFCに使われる水素は天然ガス、ガソリンなどの炭化水素燃料を改質して作られるが、製造過程で1%程度のCOの侵入が避けられないという。このCOによりPEFCに使われる発電用の白金電極が被毒されると性能低下を招くため、各種の対策技術の研究が行われている。
*エコデバイス/1月27日 日刊工業新聞
|
|
17/Jan/05
|
水虫治療器
|
<光触媒利用した水虫治療器[TiO2塗布とUV発光素子セット装置]の特許・専用実施権を外販>
山田技研(川崎市高津区、山田景得社長、044・870・3511)は、酸化チタン光触媒反応を使った水虫治療器を開発、同商品の特許権と専用実施権の販売に乗り出した。「臨床試験などの費用負担を考えると、単独での商品化が難しい」(山田社長)との判断。特許権の売却希望額は6750万円。専用実施権の場合は保証金1000万円と実施料として出荷価格の約3%を希望している。新開発の水虫治療器は酸化チタン表面に活性酸素を生成し、抗菌作用により水虫菌を死滅させる。酸化チタンをコーティングしたヘッド部分を足指の間など患部に1日30分ほど当てれば、5―6日で痛みやかゆみを解消できるという。装置はハンディータイプの本体と紫外線(UV)発光素子を内蔵した樹脂製ヘッドで構成。ヘッドに塗布した酸化チタンに380ナノメートル以下のUVを照射することで光触媒反応を生じさせ、強力な酸化剤となる活性酸素を生成する仕組み。
*山田技研/1月11日 日刊工業新聞
|
|
17/Jan/05
|
エアーフィルタ
|
<光触媒不織布で空調用エアフィルターを製品化・熱加工によりTiO2を直接繊維表面に担持>
日本バイリーンは光触媒で加工した不織布を使った空調用エアフィルターを商品化、今春から生産を開始する。同不織布は熱可塑性材料を使った不織布に熱加工で酸化チタンを担持するのが特徴で、これにより光触媒の有効面積を大きくし、脱臭性能などを高めている。昨年以降、サンプル出荷しているが、自社商品として滋賀工場(滋賀県守山市)でエアフィルター生産を開始する。日本バイリーンが開発した光触媒担持不織布は素材にポリエステル、ポリオレフィンなど熱可塑性材料を使い、熱加工により酸化チタンを直接繊維表面に担持している。従来のバインダー含浸法で加工した製品に比べ、同量の光触媒で3―10倍の速度でアセトアルデヒドなどを分解できるという。脱臭、防汚、抗菌、超親水、水中の有害物質分解、有毒ガス分解などの機能がある。エアフィルターの生産規模は明らかにしていない。
*日本バイリーン/1月13日 日刊工業新聞
|
|
10/Jan/05
|
水素供給装置
|
<太陽光から直接、水の電気分解を高効率で行う光触媒技術>
"Hotwiredの記事によれば、英Hydrogen
Solar社、米Altair
Nanomaterials社では、太陽光を用いて水から水素を直接取り出す技術を開発しており、ラスベガスの燃料補給所で水素燃料を供給するというプロジェクトに取り組んでいます。Tandem
Cellと名付けられたこの技術は、2枚の光触媒のガラスセルを水中の前後に配置しており、前方が青色〜紫外の短波長、後方は前方を透過した緑〜赤色の長波長の光をそれぞれ吸収します。前方セルは微粒子の金属酸化物を塗布した薄膜があり、青色〜紫外光を吸収すると電子ホールを作ります。後方セルにはチタニア(TiO2)が塗布され、緑〜赤色の長波長の光を吸収することで電位が生じるというもの。従来、光触媒による電気分解といえばTiO2電極、白金電極を用いた本多・藤嶋効果が有名ですが、これは両電極に電圧をかけており、Tandem
Cellは電圧をかけずに水を水素と酸素に電気分解しているのが特徴です。また、白金やパラジウムといった高価な材料を使わずに済むため、コスト的にも有利になるといいます。
*Hydrogen
Solar
|