BACK No.15 2007.10〜2009.03
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■<商品開発>FIELD OF UTILITIES   →REFERENCE

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内   容

09/Mar/09

省エネ住宅

<省エネ性能に優れたオール電化住宅が「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008」大賞>
パナホームのオール電化戸建て住宅「エルソラーナ」が、省エネルギーや二酸化炭素(CO2)排出量削減などの環境性能に優れたオール電化住宅を表彰する財団法人・日本地域開発センターの「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008」の大賞を受賞した。03年7月に「人と地球に優しいエコライフ住宅」を掲げて発売されたエルソラーナは、オール電化仕様をベースに、次世代省エネ基準をクリアする断熱性能や太陽光発電システム、独自の換気システムなどを標準採用し、環境にやさしく経済的な暮らしを提案。エルソラーナをはじめとする同社の太陽光発電搭載住宅の販売実績は、今年1月末までの約5年間に累計1万棟を突破した。パナホームは、パナソニックグループが推進する環境対応のアイデアを具体的に製品に取り入れる「グリーンプロダクツ(GP)」に認定した、NEW「エルソラーナ」を今年1月にリニューアル発売した。新しいエルソラーナは太陽光発電のほか、▽温度が安定して夏涼しく冬暖かい床下の空気を利用したパナホーム独自の「エコライフ換気システム」▽室外はアルミ、室内には樹脂を用いて窓からの熱ロスを防ぎ、1年を通して快適な室温を保てる「アルミ樹脂複合サッシ」▽大開口や吹き抜けでも快適な居住性を保てる高気密・高断熱設計−−などを採用し、省エネの基本性能をアップ。さまざまな工夫により、従来基準の住宅(新省エネルギー基準レベル住宅)に比べ年間約2・9トンのCO2排出量を削減できるという。同社の試算によると、光熱費は年間約21万9000円の節約。また、光触媒の技術を採用したタイル外壁や耐震構造の「パワテック」、紫外線や風雨にも破損しにくい高耐久瓦などを使い、築後30年間のメンテナンス費用も約193万円軽減できるという。さらに、パナソニックグループの総合力を発揮し、熱効率の高いIHクッキングヒーターや高効率給湯器「エコキュート」などのオール電化機器、節水効果の高いトイレ「アラウーノ」や食器洗い乾燥機などを使ったより豊かな暮らしを提案する。
*パナホーム 

23/Feb/09

防汚テント

<オーニングシリーズ「サンブレロ」に独自技術による「防汚テント」新色を発売>
[ 商品名 ] オーニングシリーズ「サンブレロ」防汚テント
[ 構 造 ] ポリエステル生地にフッ素コートと光触媒コート
[ 商品特長 ]
(1)酸化チタンによる光触媒コートの表面処理を施しており、太陽光に含まれる紫外線が当たると表面に着いた油汚れなどの有機汚れを分解します。
(2)光触媒コートの特性である高い親水性により、分解された汚れを簡単に洗い流すことが出来ます。「防汚テント」はこの処理を施した生地をYKK APの独自の縫製技術により商品化した業界で唯一の商品です。
[ 基本性能 ] 光触媒による防汚機能、防炎加工品
[ カラー ] 追加4色 全11色
*YKK AP 

02/Feb/09

抗菌消臭ラグ

<セルフクリア加工(光触媒、消臭、防汚)スペースラグコレクションの新作>
東洋紡フェアトーン(株)では、1月に定期の「2009春夏スペースラグコレクション」カタログを発行、その収録したオリジナル性、付加価値性の高い商材(国産、輸入品)を発売した。今回も機能性やデザイン、多品種、多サイズ展開で、消費者の多様なニーズに対応する商品構成となっている。国産ラグは、機能性を追及した商品を開発し、差別化を図っている。まず、新商品はすべて洗えるという機能性を付けた。東洋紡機能商品では、セルフクリア加工(光触媒、消臭、防汚)。綿素材商品では、見て触って実感できるもの(表面SG加工、撥水、防汚)(表面キシリトール加工、清涼感、保湿)。加えてPP 素材、ナイロン素材、PE素材商品など。輸入品としては、エジプト商品、ベルギー商品などを収録。エジプト商品は、品質で世界NO.1のエジプト綿を使用したループタイプのラグ、麻混ラグ、PP ラグを多品種展開。ベルギー商品はループを中心に企画したオールオリジナル柄で展開する。この他、ゴブランセニールラグ(ベルギー製、中国製の2タイプ)、吸水性が抜群のマイクロファイバーのビッグパイル(プレミアモール新発売)、リビング向けラグ「アレス」などがラインナップされた。またマットは新コレクションとしてプリントを追加した。
*東洋紡  

12/Jan/09

冷蔵庫

<「プラチナ潤い鮮蔵庫 野菜収納名人」シリーズ・光触媒やプラズマ等でで野菜の鮮度を保つ>
東芝ホームアプライアンスは9日、高い湿度と清潔な冷気で野菜の鮮度を保つ「プラチナ潤い鮮蔵庫野菜収納名人」シリーズの新モデルとして6ドアフレンチドア(両開き)タイプの「GR-A47F」を発表した。発売は2月1日で、価格はオープン。推定市場価格は24万円前後。GR-A47Fの特長は、野菜の鮮度を保つため、約95%の高湿度を実現する「i‐ツイン冷却」と、野菜の老化原因となるエチレンガス、アルデヒド系ガスなどを分解する「プラチナプラスユニット」を搭載した野菜室。また、野菜室の位置を腰の高さに合わせ、重量のある野菜も取り出しやすい「野菜真ん中レイアウト」設計のほか、開閉を円滑にする「アシストレール」を採用している。定格内容積は471L。一方、同モデルの冷蔵室は、冷蔵・冷凍用の2つの温度で最適に冷やす「i‐ツイン冷却」と光触媒、プラズマ放電装置、プラチナオゾン触媒によって構成される「プラチナプラスユニット」により脱臭・除菌した湿度約85%の冷気で冷却するため、食品の乾燥やニオイ移りなどを抑え、鮮度を保ち、食材廃棄を減少させる効果もあるという。
*東芝 

22/Dec/08

新幹線
窓ガラス

<光触媒ガラス、新幹線に JR東海新技術 汚れ流し、車窓スッキリ>
JR東海が、光を当てて水をかけるだけで汚れが落ちる「光触媒ガラス」について、新幹線の窓ガラスへの応用が期待できる新技術を開発した。新幹線の窓は、時速300キロ近い高速での走行という過酷な条件にさらされるうえ、車窓の景色を楽しむ乗客にとって「汚れ」が気にならない状態を保たなければならない。新しい技術は、これらの条件を満たし、洗浄に使う洗剤の量を減らせるなど、地球環境にも優しい。光触媒は、微細な粒子状のまま焼き付けるだけでは張り付く力が弱く、1日おきに洗車ブラシでこすられる新幹線の窓には向いていない。そこで同研究所が注目したのが、光触媒を厚さナノ・メートル単位のシート状にして重ねた薄膜を焼き付ける方法。 開発担当の志知哲也・グループリーダー(39)は「密着力が飛躍的に強まり、乗り物の窓に使える耐久性が得られた」と説明する。さらに同研究所は、光触媒として多く使われている酸化チタンの代わりに、超電導磁石の材料でもある「ニオブ」という金属に着目した。酸化チタンは、焼き付けの過程でガラスに含まれるナトリウムが溶け込むと変質し、光触媒効果を失う。これを防ぐにはガラス表面の下地処理が欠かせず、製造コストは従来の2倍以上に膨らんでしまった。だが、ニオブを使えば下地処理は必要なく、薄膜を焼き付けるだけで、光触媒効果が得られる。最終的に、厚さ0・7ナノ・メートルという極薄のニオブのシートを重ね合わせた薄膜の開発に成功した。今後、ガラスメーカーの協力を得ながら、大きいガラスでも均一の効果が得られるよう、品質の向上を進める。早期に新幹線のN700系車両の窓でニオブの膜の試験を始める考えだ。同じく開発に携わる小峰輝男・チームマネジャー(50)は「ニオブの膜は、乗り物の窓に適した唯一の素材だ」と述べ、実用化へ弾みをつけたいとしている。
*JR東海/中部読売新聞 

08/Dec/08

空気清浄機

<フィルターに捕捉された浮遊菌・ウイルスを除去、高い消臭効果の空気清浄システム>
「空間清浄機 KPD1000」抗菌・抗ウイルス・消臭効果を実現する院内感染対策などの医療施設、福祉施設向け屋内空気清浄システム。新開発の有機銀粒子を塗布した高い抗菌効果を持つ「抗菌フィルター」と、インフルエンザウイルス抗体を塗布した「抗ウイルスフィルター」を組み合わせた抗菌・抗ウイルス 多機能バイオフィルター」に加え、活性炭・光触媒による高い消臭効果を実現した「消臭フィルター」も搭載した、新しいコンセプトの空気清浄システム。「抗菌フィルター」には、富士フイルムが70年以上にわたる研究で培ってきた銀の精密有機合成技術と、ナノ粒子生成技術の融合により開発した高活性有機銀粒子を採用し、抗菌効果の高い銀イオンを効率よく放出することを可能とした。抗菌性能を確認する実験においては、感染症やアレルギーの原因となる主要な菌に対して高い抗菌性を確認している。また、「抗ウイルスフィルター」には京都府立大学の塚本 康浩教授が開発したインフルエンザウイルス抗体を採用した。これに加えて、「空間清浄機 KPD1000」には「消臭フィルター」を搭載しています。活性炭により臭いを吸着させるフィルターと、酸化チタンを塗布したフィルターにUV光を照射し、光触媒作用で臭いを分解するフィルターを組み合わせて、より高い消臭効果を実現している。同製品は、富士フイルム独自の「抗菌・抗ウイルス多機能バイオフィルター」を搭載した機器システムの第1弾で、フィルターに捕捉された浮遊菌・ウイルスを除去することを可能とした。この特長を生かし、医療機関や介護施設などにおける院内感染に対する予防ニーズに対応を図る。同社は、コア事業の一つであるメディカル・ライフサイエンス事業において、総合ヘルスケアカンパニーとして「予防〜診断〜治療」の全領域をカバーしていくことを目指し、先進独自の技術をもって、強力に事業を推進し、今回発売する「空間清浄機 KPD1000」は快適な空気環境の保持に貢献する、予防分野の商品のひとつとして位置づけている。
*富士フィルム 

01/Dec/08

内壁材

<稚内珪藻頁岩を使用した健康内装壁材・天然素材の消臭剤>
稚内珪藻頁岩を使用した健康壁材・天然素材の消臭剤「稚内珪藻頁岩使用のすこやかボール/すこやかブリック」を発売。稚内珪藻頁岩とは、珪藻(プランクトン)の遺がいが何万年もの時を経て、堆積してできたもので、メソポアと呼ばれる10億分の一メートルサイズの細孔を多数有している。この細孔により、特異な調湿機能(空気中の水蒸気を吸ったり吐いたりする性質)が出現することを北海道工業試験場で見い出し、この研究が引き金となり、全国的に珪藻土や火山灰を原料とした調湿材の開発が進み、道内外企業から多数の製品(タイル、塗り壁材等)が上市されている。加賀谷ブリックで製造しているこの稚内珪藻頁岩使用の内装材・消臭剤は、この調湿材料を用いて無機バインダーにより非焼成で硬化させた製品で、焼成によるメソポアの閉塞が全く起こらず、製品としての吸放湿率は約800g/m2以上の卓越した調湿性能があり、また製造にあたって熱エネルギーを使用しないため原材料の調合以降は二酸化炭素排出量を大幅に削減することに成功した。
・湿度の調整機能が国内トップレベル 吸放湿率は約800g/m2以上
・可視光反応型光触媒(蛍光灯の光で反応するタイプ)を塗布
・シックハウスの原因物質ホルムアルデヒドをWHOや厚生労働省 指針値の半分以下まで下げることができる
・稚内珪藻頁岩のメソポアと呼ばれる10億分の一メートルサイズの細孔によりアンモニアを吸収
・製造非焼成(焼かずに形成すること)で二酸化炭素排出量を大幅に削減
・調湿機能は、一般によく知られている 珪藻土の3倍 備長炭の6倍の機能を有す
*加賀谷ブリック 

17/Nov/08

繊維抗菌剤

<繊維素材用光触媒消臭抗菌加工剤・ナノサイズの加工が出来る加工機械にて機能付与力アップ>
「ザオバセットナノTi-2000」は、ナノサイズの加工が出来る最新鋭の機械を導入したことにより、優れた光触媒消臭・抗菌性能を発揮させた。光触媒成分がナノサイズのため、優れた触媒活性を発揮し、メチルメルカプタン及びVOCガスに対して優れた消臭効果を発揮する。SEK光触媒抗菌加工製品の基準に合格する加工が可能であり、加工後、湯洗処理を行うことにより、性能が向上される。
*大和化学工業

10/Nov/08

抗菌プラ原材

<ヤシ殻をポリプロピレン(PP)に充填した光触媒抗菌性有す新しいプラスチック成型用の複合材料>
椰子殻などを利用するため、石油から作る素材を半減させることができる、環境配慮型の新しい材料であり、植物のもつ「光触媒抗菌性」などの性能を、成型品にした後も持ち合わせている。プラスチックのみで作った場合に比べ、「強度」および「耐候性」などの性能が向上される。「CCN グリーンペレット」(商品名)は、食器をはじめ人の手に触れるプラスチック製品の代替品として幅広い用途に使用することができる。試験方法JIS R 1702 規格で黄色ぶどう球菌に対し測定したところ、光触媒抗菌活性値が4.1 で光照射効果が3.3 であり光触媒抗菌効果を確認した。(規格では、光触媒抗菌活性値が2.0 以上で、かつ光照射効果がプラスの場合に、光触媒抗菌効果を認めている。)これらの効果は植物自身(セルロース主体)が本来持ち合わせる光触媒抗菌性を複合材料成形品上に発現させたもの。飲食店、旅館、病院、介護施設、保育園、学校等の食器、箸、トレー等の調度品およびテーブルや幼児用玩具等々の備品、ならびに浴場、理髪店、娯楽施設、公共施設、乗り物の備品等、細菌が増殖しやすくて不特定多数の人が手に触れる物品に、特に有効飲食店や学校などで使用する食器や、公共施設の備品など、細菌が増殖しやすく不特定多数の人の手に触れる製品向けに展開していく。初年度1億円、3年後に5億円の売り上げを目指す。ヤシ殻のセルロース主体の繊維部分をPPに51%充填した「CCNC51/PP」と、ポリフェノール主体の粉末をPPに51%充填した「CCNP51/PP」の2種類を販売する。
*シキボウ株式会社 

03/Nov/08

紫外線光源

<光触媒活性テスター (PAM-NT1)>
"紫外線(波長365nm)を一定量(時間)照射することで、メチレンブルーの還元度を、赤色LEDの光(波長 650nm)の反射率(吸収率)から計測する。測定用のプローブ(センサーヘッド部)には、ピーク出力が2mWの波長365nmの紫外(UV)光LEDを 8つ搭載し、計測面で直径10mmに集光するようにした。波長365nmの光は、直接目に入ると危険だが、LED1個当たりの出力が2mWと小さく、1つずつの出力は「直接目に光が入っても危険性のない範囲」である。さらに、8つのLEDの焦点(直径10mmに集光される面)は、計測面だけになるようにすることで、安全性を高めている。
(1)光触媒を塗布した表面に、専用試薬のメチレンブルーを転写、(2)転写したメチレンブルーの表面に酸化防止薄膜を貼る、(3)赤色LEDの反射光を測定、(4)紫外線を照射(3分間)して、光触媒による還元反応を進行させる(メチレンブルー試薬は還元によって脱色)、(5)再度、赤色LEDの反射光を測定し、還元度を測定する――方法によって、光触媒の活性度を効果的に測定する方法を開発。光触媒を塗布したガラスや壁材(水を吸収しない材料)上に、メチレンブルー(溶液)を均等に塗布し、紫外光を照射すると光触媒の還元作用によって、メチレンブルーが還元される(青色が脱色し透明になる)。活性度は、この紫外線による還元度を、センサー光として使用した赤色光の反射光強度の変化から計測する。還元が進む(メチレンブルーの色が薄くなる)につれて、赤色光の反射光強度が増加するからである。
※マロニエ技術研究所は宇都宮大学発のベンチャー第2号として、宇都宮大学工学部電気電子工学科の中井俊一教授と、栃木県の準不燃木材推進協議会メンバーの地元企業と玄々化学工業の出資にて設立。
*(有)マロニエ技術研究所 

27/Oct/08

マンション

<外壁に光触媒タイルのマンション販売>
藤和不動産は東京都世田谷区の二子玉川地区でマンションの販売を始めた。外壁の大部分に大気汚染の原因といわれる有害物質を除去する光触媒作用を持つ「エコタイル」を使用。すべての開口部に断熱効果の高い複層ガラスを採用するなどして、環境面に配慮したのが特徴。「BELISTA二子玉川」は総戸数72戸で、鉄筋コンクリート造りの地上5階建て。専有面積は約50―80平方メートル。すでに第1期の先着順受け付けを始めた。最多価格帯は 5300万円。建物の完成予定は2009年7月下旬で、入居は同年8月下旬の予定。立地場所は東急田園都市線・東急大井町線の二子玉川駅から徒歩で25分の距離。
*藤和不動産/日経産業新聞 

13/Oct/08

紫外線LED

<光出力は従来品比10倍の48mW、表面実装型紫外線LED>
ナイトライド・セミコンダクターは2008年10月10日、同社従来品に比べて光出力を10倍以上に高めた表面実装型紫外線LED「NS375L-4SFG」を開発したと発表した。100mA投入時の光出力は標準48mWで、同社従来品は 20mA投入時に標準3.5mW出力だった。チップの大きさ600μm×600μmと、280μm×280μmだった従来品の4倍以上に拡大したのに加え、放熱性の高いセラミック・パッケージを採用して投入電流値を高めても効率を落とさずに高い出力が得られるようにした。さらに、(1)LEDに利用しているGaN(窒化ガリウム)系材料の結晶構造を変更して内部量子効率を向上させたことや、(2)サファイア基板の表面に施した凹凸の処理パターンを改善し、光の取り出し効率を向上させたこと、(3)透明電極の材料を、従来のNiAu(ニッケル金)から、ITO(酸化インジウム・スズ)に変更したこと、(4)紫外線透過率の高い樹脂で封止したことなどによって、光出力向上につなげた。順電圧は、標準3.5V。ピーク発光波長は最小375nm、最大380nmで、スペクトル半減幅は最小10nm、最大20nm。外形寸法は、4.20mm×4.20mm×1.30mmである。
ノーベル化学賞で注目を集めるGFP(Green Fluorescent Protein:緑色蛍光タンパク質)の発光(医療、バイオ分析装置)に向けた光源や、紫外線硬化樹脂に向けた光源、光触媒を用いた空気清浄機の光源などに使える。特にGFPの発光に向けた光源としては、従来はブラック・ライト(紫外線蛍光灯)や青色LEDが利用されていたが、ブラック・ライトは大きく発熱量が多く、短波長の紫外線を含むため分析対象組織にダメージを与えるなどの欠点があった。青色LEDを使った場合も、GFPの発光色とLEDの青色が混ざってしまい、GFPの発光を確認しにくいという欠点があった。表面実装型LEDは砲弾型LEDよりもさらに小型で、体内埋め込み型の分析装置などへの応用が期待されるという。サンプル出荷の開始は2008年12月。価格は、数量に応じて個別に対応する。
*ナイトライド・セミコンダクター/EE TIMES Japan  

06/Oct/08

衛生カーテン

<「色彩医療」の観点から福祉・医療・教育などの各施設に対して最適なカラー提案を行う光触媒カーテン>
コントラクトカーテン見本帳「タフネス Edit.4」を発行した。総アイテム数は66柄229アイテム。「色彩医療」とは、色の効果を活かした快適な空間をつくることで、心理的・身体的に働きかけるというもので、「タフネス Edit.4」ではデイルームや病室、教室など各スペースの目的に適した6つのカラーテイストを提案している。人や環境にやさしい機能も充実、全点防炎、全点F☆☆☆☆をはじめ、「SEK制菌、SEK制菌・防臭」(20柄68アイテム)、光触媒カーテン「スーパーチタンデオ」(20柄66アイテム)、「遮熱カーテン」(3柄13アイテム)、グリーン購入法適合商品(25柄108アイテム)をラインナップした。また新スタイルとして、ベッド回りをすっきりとコンパクトに収納出来るアコーディオンプリーツ加工を提案、9柄32アイテムの生地に対応する。価格はドレープ1100〜9500円/平米、レース1000〜4200円/平米。
*アスワン 

15/Sep/08

抗菌消臭
スプレー剤

<脱臭・抗菌コート剤 チタン光触媒技術応用>
アンデス電気(青森県八戸市)は壁やカーテンなどに吹き付けると脱臭・抗菌効果が得られるコート剤を製品化、販売を始めた。自社ブランドの空気清浄機に組み込んでいる酸化チタンの光触媒技術を一般家庭向けに応用した。同社の光触媒は角柱状結晶の集合体であるため、バインダー使用方式に比べ表面積が大きく高活性が特徴。バインダーを使用しないためバインダー内に埋もれることなく光触媒の性能を100%活用でき高性能であり、シックハウス症候群などの原因と考えられるホルムアルデヒド・揮発性有機化合物(VOCs)などの有機物質や悪臭を短時間で分解し、また、 角柱状光触媒は、空気中を浮遊している菌及びウイルスの除菌に対して高い能力を示す。住宅メーカーなどに業務用としても売り込み、年間2000万円の売り上げを目指す。スプレー式のコート剤に酸化チタンの光触媒を液体状にして入れた。吹き付けた部分に蛍光灯や日光があたると、細菌や臭いの原因物質を水と二酸化炭素(CO2)に分解することができる。300ミリリットル入りで3980円。10リットル入りの容器に入れ、業務用商品としても出荷する。アンデス電気が開発した空気清浄機は福祉施設やパチンコ店のほか、新型新幹線「N700系」に採用されるなど業務用の受注が増えている。コート剤の開発で一般家庭にも販路を広げる。
*アンデス電気 

08/Sep/08

空調機

<「ストリーマ放電・光触媒技術」カーテンに染み付いた臭いも「水で脱臭」・除湿、加湿、脱臭、集塵の4機能>
ダイキンは、室内の空気だけでなく、壁やカーテンに染み付いたニオイまでも脱臭する「水de脱臭」機能を搭載した除加湿清浄機「クリアフォース(MCZ65J-W)」を、2008年10月10日から発売する。除湿、加湿、脱臭、集塵の4つの機能を1台にした「クリアフォース」に、さらに強力脱臭の「水de脱臭」機能を付加した。これは、自然な水成分での加湿によって壁やカーテンに染み付いたニオイを放出し、再び繊維に戻らないように除湿によって余分な水分といっしょに回収。それを同社独自の「ストリーマ放電・光触媒技術」によって本体内部で分解・除去する機能。従来取れにくかった壁やカーテンのニオイを約90%除去することができる。
*ダイキン 

08/Sep/08

光触媒溶射

<北九州・若松に光触媒製品新工場建設へ 戸畑の複合製品製造業、市と立地協定>
複合製品製造業のフジコー(本社・戸畑区、山本厚生社長)が、若松区の響灘臨海工業団地に新工場を建設することになり、北九州市役所で、市と立地協定を締結した。新工場の敷地は1万500平方メートルで、土地取得費を含む投資額は約10億円。11年3月に着工、12年3月操業予定。約50人を新規雇用し、年間売り上げ20億円を見込む。生産品目は、二酸化チタンによる光触媒技術を応用した光触媒タイル、空気清浄機用フィルターなど。製鉄・環境関連ボイラー設備の設計、製作も手がける。05年に光触媒関連技術で、第1回ものづくり日本大賞優秀賞を受けた。協定締結後、北橋健治市長は「新工場は環境に優しい製品の製造プラント。市のブランド力向上につながる」と歓迎。山本社長は「環境がテーマの研究型企業。環境関連事業で地元のお役に立てれば幸い」と語った。
*フジコー/毎日新聞 2008年8月28日地方版 

01/Sep/08

クロス
ライセンス

<NOxを除去する「光触媒舗装」普及へ無償クロスライセンス契約を締結>
株式会社フジタ、フジタ道路株式会社、太平洋セメント株式会社および石原産業株式会社(以下「フォトロード開発グループ」)と、三菱マテリアル株式会社および東京鋪装工業株式会社(以下「三菱マテリアルグループ」)は、自動車が排出する窒素酸化物(NOx)を、道路表面に塗布した光触媒の作用により除去する「光触媒舗装」の普及に向け、両グループが保有する現場吹き付けによる光触媒舗装に関する特許実施権を相互に無償許諾するクロスライセンス契約を締結した。フォトロード開発グループは1999年に「フォトロード工法」を実用化するとともに、同工法に関する特許を2005年に権利化して事業展開している。一方、三菱マテリアルグループは、現場施工による光触媒舗装に関する特許を2002年と2003年に権利化している。また、本契約とは別の特許に基づく光触媒舗装用ブロック「ノクサー」の普及を1999年より図ってきた。このクロスライセンス契約により、両グループは現場吹き付けによる光触媒舗装について、双方が保有する特許にもとづく施工技術、機器等の制約を受けない事業展開が可能となる。三菱マテリアルグループは現場吹き付けによる光触媒舗装に本格進出し、またフォトロード開発グループは市場拡大によって施工コストを低減できるなどのメリットがあり、光触媒舗装の普及が期待される。
*三菱マテリアル

01/Sep/08

原料価格

<酸化チタンの価格を40円/kg値上げ・製造原料,エネルギー,輸送コスト,環境対応コスト高騰のため>
デュポン社チタニウムテクノロジー事業部は、日本国内向け酸化チタン価格を平成20年10月1日出荷分より1キログラム当たり40円の値上げの実施を発表した。直近では原油価格は下落の傾向あるにも関わらず、酸化チタン製造に必要な原料ならびにエネルギー、ユーティリティー、輸送コストおよび、環境対応コストは高騰を続けているのが事由。2007年下半期のコスト上昇分を反映する為、既に2008年4月からの値上げを発表したが、2008年第1四半期以降大幅にコストが上昇しており、合理化等の自助努力だけでは対応不可能な状況となっており、安定的な供給かつ弊社での安全な操業を確保する為には今回の価格改定が避けられないと判断した。全世界の酸化チタン顔料の需要は2007年で490万トンと推定され年率3%(15万トン)で伸びを示している。過去のコスト上昇の一部を吸収しながら、台湾工場を含む既存4工場の増強および中国新工場建設等の設備投資を継続的に行い、安定した製品供給体制を図るとの事。
*Dupont 

25/Aug/08

室内用光触媒コート剤

<院内感染対策向けに可視光型光触媒コート剤展開・千葉大学と産学協同研究>
サン・メディック(本社・千葉市)は、可視光に応答する室内用光触媒コート剤を院内感染防止対策用に展開する。千葉大学大学院医学研究院と06年9月から始めた産学協同研究で、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や大腸菌などへの抗菌効果を確認した。液剤を簡単にスプレーなどで塗布施工でき、効果が長期間持続する。病院や老人ホームなどへの提案活動やテスト施工を開始しており、医療分野でも光触媒の市場を開拓する。
サン・メディック化学工業日報 

11/Aug/08

紫外線LED

<世界最高効率の20mW出力砲弾型紫外線LEDを開発・光触媒を用いた空気清浄機の光源などに>
ナイトライド・セミコンダクター は、同社従来品に比べて光出力を約2倍に高めた砲弾型紫外線LED「NS375L-ERLM」を開発したと発表。紫外線LEDとしては、世界最高効率だとする。紫外線硬化樹脂に向けた光源や光触媒を用いた空気清浄機の光源、医療やバイオなどに向けた分析装置用光源などに使える。次の4つの点によって光出力を高めた。(1)LEDに利用しているGaN(窒化ガリウム)系材料の結晶構造を変更して内部量子効率を向上させた。(2)サファイア基板の表面に施した凹凸の処理パターンを改善し、光の取り出し効率を向上させた。(3)透明電極の材料を、従来のNiAu(ニッケル金)から、 ITO(酸化インジウム・スズ)に変更した。(4)パッケージに、紫外線透過率の高い樹脂を使用した。発光波長は375nmで、25mA投入時の光出力は20mWである。同社既存品は20mA投入時の光出力が最大11mW(同社既存品に関する関連記事)、競合他社品は20mA投入時に12mWだった。順方向電圧は標準3.6V。順方向電流は、連続発光時が最大25mA、パルス発光時が最大100mA(パルス幅0.1ms以下、デューティ比10%以下のとき)である。
*ナイトライド/EE TIMES JYAPAN記事 

04/Aug/08

抗菌加湿機

<大風量集塵とストリーマ放電・光触媒技術でニオイや菌・ウイルスを分解除去し加湿機能を搭載した『うるおい光クリエール』>
業界No.1の大風量(7.5m3/分)・本格加湿(600ml/h)の効果で、スピード加湿を実現。加湿された水分は、風量が大きいほど大気流に乗ってすばやく部屋全体に行きわたる。大風量と本格加湿の2つの力で、8畳相当の部屋では湿度50%の均一なうるおい空間を約15分でつくる。また、業界初、以下の3つの「クリーン加湿」機能で、カビなどが繁殖しやすい加湿フィルターやトレー部分を常に清潔に保つ。
(1)抗菌防カビ加湿フィルター:加湿フィルター自体が抗菌防カビ
(2)銀イオン除菌トレー:トレー内の水のぬめりを抑制(10年間効果持続)
(3)アンシンク加湿ローター:加湿フィルターがトレー内の水に浸からない構造となっており、運転時のみ水車の回転で水を汲み上げ保水
さらに、のどに適した湿度は温度に左右され、搭載の「のどはだモード」にてボタンひとつの簡単操作で、室温が下がっても湿度を高めに維持するなど、自動で室温に適した湿度環境をつくりだす。また、加湿でウイルスの活動が弱まる湿度環境をつくるだけでなく、独自のストリーマ放電と光触媒のダブルの力で、フィルターにキャッチしたウイルスを99.9%除去する。
* ダイキン工業 

28/July/08

建設現場囲い

<デザイン包装紙のような囲いの光触媒パネルを建設現場に採用>
長谷工コーポレーションは、今後着工する建設現場に、包装紙のようなデザインの仮囲いを採用する。小さなロゴマークで3本線の模様を付けた白色のパネルを使い、従来のシートなどの囲いより見た目を良くする。パネルはホコリやにおいを吸着し分解する光触媒加工を施し、周辺住民や通行人への配慮をアピールする。光触媒加工のパネルは、吸着したホコリやにおいを雨などの水で流し落とすため、きれいな状態を保つ。ロゴマークは日中に光を蓄え、夜に発光するため、夜に周辺を歩く人の安心感につながるとしている。また、囲いにショーウインドーをつけて、同社や施主が情報発信したり、展示物を置くこともできようにする。
*長谷工コーポレーション/NIKKEI NETニュースリリース 

21/July/08

歯磨き

<光触媒チタンアパタイト配合の口腔化粧品 ジェルハミガキ>
商品名「オーラローズブラック」は、光触媒チタンアパタイト配合の歯磨き粉。他に、北海道上ノ国町産「ブラックシリカ・神天石」、福岡県立花町産「竹炭」、久米島海洋深層水ミネラル「ネイチャーバランス」、沖縄産「サンゴパウダー」を配合し、白い歯&きれいな歯茎&モテ息のパーフェクトオーラルケアを可能にした。パラベン、サッカリン、SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)、AOS、洗浄発泡剤、着色料不使用の口にやさしいハミガキジェル。ブラックシリカ&竹炭&サンゴパウダー&ポリリン酸ナトリウム&重曹が、歯の汚れや歯垢を落として白い歯にし、アテロコラーゲン、スイカズラエキス、ローズヒップオイル、グリチルリチン酸がお口年齢をエイジングケアする。銀イオン、CAE、バイタルK(フキタンポポ・ウーロン茶・クマザサ混合エキス)、ユーカリエキス、ユーカリ葉オイル、ティーツリーオイル、ワサビエキスの作用で原因菌から殺菌し、原因臭から改善する。
【効能】・歯を白くする。・ムシ歯を防ぐ。・歯垢を除去する。・口中を浄化する。・口臭を防ぐ。・歯のやにを取る。・歯石の沈着を防ぐ。
*株式会社啓未(よしみ) 

14/July/08

光触媒ガラス

<「ニオブ」を使った光触媒ガラスを開発・新幹線の窓ガラスへの応用に>
JR東海が、光を当てて水をかけるだけで汚れが落ちる「光触媒ガラス」について、新幹線の窓ガラスへの応用が期待できる新技術を開発した。新幹線の窓は、時速300キロ近い高速での走行という過酷な条件にさらされるうえ、車窓の景色を楽しむ乗客にとって「汚れ」が気にならない状態を保たなければならない。新しい技術は、これらの条件を満たし、洗浄に使う洗剤の量を減らせるなど、地球環境にも優しいものだ。光触媒は、紫外線を当てると周りの物質に変化を起こす物質で、ガラス表面に薄く焼き付けると、日中に雨水などがかかるだけで、汚れを浮かせて流してしまう効果がある。光触媒ガラスは、ビルの窓などですでに使われており、「これを新幹線の窓ガラスに応用できないか」と研究を進めているのが、愛知県小牧市にあるJR東海の機能材料研究所だ。光触媒は、微細な粒子状のまま焼き付けるだけでは張り付く力が弱く、1日おきに洗車ブラシでこすられる新幹線の窓には向いていない。そこで同研究所が注目したのが、光触媒を厚さナノ・メートル(ナノは10億分の1)単位のシート状にして重ねた薄膜を焼き付ける方法だ。開発担当の志知哲也・グループリーダー(39)は「密着力が飛躍的に強まり、乗り物の窓に使える耐久性が得られた」と説明する。さらに同研究所は、光触媒として多く使われている酸化チタンの代わりに、超電導磁石の材料でもある「ニオブ」という金属に着目した。酸化チタンは、焼き付けの過程でガラスに含まれるナトリウムが溶け込むと変質し、光触媒効果を失う。これを防ぐにはガラス表面の下地処理が欠かせず、製造コストは従来の2倍以上に膨らんでしまった。だが、ニオブを使えば下地処理は必要なく、薄膜を焼き付けるだけで、光触媒効果が得られる。最終的に、厚さ0・7ナノ・メートルという極薄のニオブのシートを重ね合わせた薄膜の開発に成功した。今後、ガラスメーカーの協力を得ながら、大きいガラスでも均一の効果が得られるよう、品質の向上を進める。早期に新幹線のN700系車両の窓でニオブの膜の試験を始める考えだ。同じく開発に携わる小峰輝男・チームマネジャー(50)は「ニオブの膜は、乗り物の窓に適した唯一の素材だ」と述べ、実用化へ弾みをつけたいとしている。
*JR東海/読売新聞

07/July/08

浴室防カビ剤

<ゲル状酸化チタン抗カビ剤・1回の作業で2年間カビが生えない>
有限会社オフィス・タカハシ(佐賀県)は、日本で唯一ゲル状酸化チタンの開発に成功し、今回家庭のユニットバス天井専用抗カビ剤「光触媒浴室清浄液 お風呂美人」の販売を開始いたしました。本商品は、最近各界から高い注目を浴びている「光触媒」(光エネルギーで半永久的に、有機物を酸化分解する)機能を利用し、カビの三要素である「湿度」「温度」「栄養(お風呂では石鹸カス・皮脂など)」の中の、「栄養」を分解する働きがあります。このことにより、約2年間(弊社実験により)カビが生えない環境を創り出すことができます。本来、光触媒塗布は専門業者の技術を必要としますが、本商品は手軽に、家庭で体感できるセットとなっています。また、歯磨き粉やホワイトチョコレートといった食品添加物にも使用されている「酸化チタン」を主成分としますので、体に優しく川や海を汚すこともありません。セット内容の専用洗剤も地球に優しい洗剤で、すべてが環境に配慮されています。今までの、カビ除去剤や抗カビ剤とはまったく異なる商品です。お値段は、1回の作業で2年間カビのないお風呂の天井を実現でき、送料・消費税込みの9,800円となっております。今までにないデザイン。「癒し」をコンセプトにしたパッケージ。天井にも、体にも、心にも、環境にも優しい商品です。
*オフィス・タカハシ

30/Jun/08

JIS試験受託

<光触媒JIS「セルフクリーニング試験(2項目)」を開始>
− NOx除去試験に続き、6月より試験項目を追加 −
財団法人神奈川科学技術アカデミー(KAST:理事長 藤嶋昭)では、藤嶋理事長が発見した酸化チタンの光触媒効果に関し、わが国から世界に発信する技術として、基礎から応用研究に至る光触媒技術の研究を推進しており、当財団が世界をリードしているものと自負しています。昨年10月に「光触媒評価部門」を立ち上げ、JIS R 1701-1:2004 「ファインセラミックス−光触媒材料の空気浄化性能試験方法−第1部:窒素酸化物の除去性能」の試験を提供してまいりましたが、この6月からセルフクリーニング性能の試験2項目を追加させて頂きました。
公的試験機関をめざして:当財団「高度計測センター」では、光触媒性能評価試験の日本工業規格(JIS)制定の進捗に合わせ、光触媒材料の試験分析サービス(依頼試験)を実施しています。今回の追加項目はJIS R 1703-1:2007「ファインセラミックス−光触媒材料のセルフクリーニング性能試験方法−第1部:水接触角の測定」およびJIS R 1703-2:2007「同−第2部:湿式分解性能」です。前者は光触媒が持つ水に特別良くなじむ性能(超親水性)の測定、後者は光触媒が持つ有機物を分解する性能を評価するものです。お客さまへの結果報告は、水接触角の測定では前処理を含めて2週間、湿式分解性能では前処理を含めて1週間ほどになります。料金は1試料につき、前者は60,900円、後者は39,900円です。「試験結果報告書」は当財団理事長名で発行します。
現在、今年3月にJIS化されたアセトアルデヒド、トルエンの除去性能試験について、整備を進めておりますが、今後、光触媒材料のJIS制定の進捗に合わせ、順次、試験分析サービスの拡大を図って行きます。但し、抗菌性試験は扱っておりません。
また、国際的な商取引において通用する試験データの報告が可能となる、国際標準化機構(ISO)に基づく試験所認定(ISO 17025)の取得を目指します。
*KAST  

23/Jun/08

脱臭技術

<新幹線N700系の喫煙と非喫煙"共存"の秘訣は光触媒脱臭技術>
先端技術の粋を集めた東海道新幹線のN700系は、昨年7月に登場した最新型車両です。JR、私鉄を問わず列車内の全面禁煙化が進む中、喫煙車と禁煙車の区別をなくしたうえでデッキに喫煙ルームを設けました。JR東海は「喫煙者と非喫煙者が共存する一形態を提言したい」と意気込み、完全分煙に取り組んでいます。16両編成に6カ所ある喫煙ルームは2〜4人用の狭い空間で、小さな窓しかありません。イスはなく、手を添えないと缶入り飲料が置けないよう小さなテーブルを手前に傾けるなど、長居させないための工夫がうかがえます。景色を楽しみながら「ゆっくり一服」とはいきませんが、強力な排煙装置と光触媒による脱臭で、従来の喫煙車のように煙やにおいが充満せず快適でした。一方、「全席」禁煙の車内に煙が流れ込む心配はないのでしょうか。タッチ式の自動扉は触れると数秒開きます。同社は「デッキの空気は喫煙ルームの方向に流れるよう設計している」と不安を打ち消しますが、喫煙ルームのないデッキで吸う不届き者がいれば台無し。隣席に非喫煙者が座る可能性を考えれば、手や服に付いたにおいを消す努力も必要かもしれません。喫煙者と非喫煙者が同じ車両で共存するには、やはり、ハイテクだけでは防げない「マナー」の問題に行き着きそうです。
*新幹線N700系 

16/Jun/08

CO2削減

<CO2排出の削減目標を引き上げ、2010年度に35%減・工場外壁に光触媒の塗装>
トヨタ自動車は、2010年度に国内外の生産活動による売上高あたりのCO2排出量を、2001年度実績に比べ35%削減する目標を設定したと発表した。従来は同20%減としていたが、目標を前倒しで達成したため追加削減を決めた。トヨタはすでに2007年度実績として、国内外の生産活動によるCO2排出量を2001年度実績比32%削減している。トヨタは2008年3月に愛知県の堤工場で定格出力2000kWの太陽光発電システムを導入している。夏には工場外壁に光触媒の塗装を完了する予定。海外では米国ミシシッピ州の工場で新技術の生産ラインを導入する。英国、フランス、タイの工場でもCO2排出削減に取り組む。またCO2の吸収効果などを見込み、5月に堤工場で約5万本の植樹を行っており、8月にはタイで約10万本の植樹を予定する。米国でも植樹、緑化活動を行う。トヨタは併せて、6月下旬に自動車用電池の研究部門を新設し、リチウムイオン電池の性能を超える次世代電池を開発する計画を明らかにした。並行して、松下グループとの合弁会社で、2009年よりリチウムイオン電池の生産も始める。このほかセルロースなどのバイオマスをガス化したあと、それを合成して得られる「バイオ液化燃料(BTL)」について研究する。
*トヨタ自動車  

16/Jun/08

開放特許
マッチング

<富士通の開放特許:川崎市のコーディネートにより市内中小企業の技術力と大企業の優れた開放特許のマッチングと実現>
(株)末吉ネームプレート製作所〜医療機関から外食産業まで、新たな業界標準を目指して(成果第3号)
(株)末吉ネームプレート製作所(大正12(1923)年創業)は、ネームプレート業界において早くから顧客へのきめ細かなソリューションの提供に取り組み、付加価値の高いネームプレート等を製作・販売しています。ルートセールスの強みを生かすべく、顧客への提案力を高める新製品の開発に取り組んでおり、今回、特許第3928596号「樹脂組成物」を活用した「光触媒チタンアパタイト含有ニスを塗膜した抗菌製品」として、院内感染対策やO157対策といった厳しい衛生管理が要求される医療機関や外食産業等をターゲットにした抗菌ネームプレートの製品化に取り組んでいく予定です。富士通研究所と東京大学が共同開発した光触媒チタンアパタイトは、紫外線によって有機物を二酸化炭素と水に光分解する機能と、アパタイトの吸着機能を併せ持っているのが特徴である。菌やウイルスなどを吸着する力も非常に強く、またそれらが出す毒素をも分解する非常に優秀な素材。「光触媒チタンアパタイトを含有したニス(無色塗料)」およびそのニスを塗膜した抗菌製品として、院内感染対策やO-157対策、インフルエンザ対策など、厳しい衛生管理が要求される医療機関や食品関係をターゲットに製品化に取り組んでいく構想。製品名は、仮称で「SNP-α」。同社社長の沼上氏は、来年春までの目処に製品化をしていくとのことであった。
*Japan Corporate News Network(JCN)

09/Jun/08

評価実験施設

<技術研究所内に日本最大規模の「新耐火実験棟」を建設>
建設にあたっては、今後お客様に積極的にご提案していく様々な環境配慮技術を盛り込んでいる。太陽光発電、廃熱利用、風力発電、壁面緑化、光触媒塗料など、見学者が環境に配慮した建物について目で見て、体験、体感できるような設計となっている。
*竹中工務店 

09/Jun/08

オーニング

<窓からの日差しをカット・住宅向け光触媒防汚オーニングシリーズNEW 「サンブレロ」発売>
住宅向け及び店舗向けオーニングシリーズを全面リニューアルしたNEW「サンブレロ」を発売。オーニングシリーズNEW「サンブレロ」は、優れた日射遮蔽効果を持ち、窓の外側に設置することでブラインドやカーテンを室内に設置した場合の約10倍、日よけ効果を発揮する。また人体に有害な紫外線をカットし、冷房負荷の軽減によるCO2削減など人や環境に優しい商品。従来の店舗向けの需要だけでなく、健康や環境配慮を意識した戸建住宅での需要が高まっており、今回の全面リニューアルにより住宅の様々な条件の開口部に対応。デザインは、近年都市部を中心に増えているモダン系の住宅に調和しやすいシンプルでスリムなデザインをそろえている。技術により製品化した防汚テント生地に、一般住宅に使いやすい落ち着いた色3色を追加し、合計7色に充実させた。光触媒コートにより油汚れや土ぼこりを落としやすい機能をもった商品。酸化チタンによる光触媒コートの表面処理を施しており、太陽光に含まれる紫外線が当たると表面に着いた油汚れなどの有機汚れを分解し、高い親水性により汚れを簡単に洗い流すことが出来る。サンブレロの防汚テントはこの処理を施した生地を、YKK AP独自の縫製技術により商品化した業界唯一の商品。
*YKK AP  

02/Jun/08

スポーツウエア

<吸汗速乾性、光触媒型消臭機能のある素材を採用の高校生向けスクール用スポーツウエア>
株式会社アシックスは、スクール用スポーツウエアのカラーとしてはあまり見られなかった黒を採用するなど、スタイリッシュなデザインで高級感を持たせたスクール用スポーツウエア5品番を来春から新たに展開する。今回展開する商品は、吸汗速乾性や動きやすさといった機能面はもちろん、デザイン面にもこだわったのが特徴。やや細身のシルエットや、白、紺、黒をベースカラーとした、落ち着いてシンプルなデザイン。また、ジャケットのファスナーにメタリックカラー用いて高級感をだし、パンツは丈を長めにするなど、細部にわたって工夫を凝らしスタイリッシュに見えるようにしてある。また、ジャケットとパンツは、環境省から広域認定制度の認可を取得した、ウエアを回収して化学原料や燃料など資源として再利用するクラレトレーディング株式会社の「<エコトーク>リサイクル」に対応している。どちらも吸汗速乾性、光触媒型消臭機能のある素材を採用し、ジャケットは後襟を低くカッティングして首を上げやすくするなど運動時の可動性を高めた。
*アシックス 

26/May/08

抗菌パソコン

<光触媒塗料を塗布したパソコンを試作,抗菌作用を生かして医療市場を狙う>
富士通は,「光触媒チタンアパタイト」をアルコール系溶媒に溶かした塗料を塗布したパソコンを同社の開催する展示会「富士通フォーラム 2007」(2007年5月17〜18日,東京国際フォーラム)にて展示する。光触媒チタンアパタイトはアパタイトのCaイオンの一部をTiイオンに置き換えたもので,紫外線を照射するとウイルスや細菌類の死骸や毒素を分解し,無毒化するといった抗菌機能を持つ。具体的な市場としては,病院などの医療分野を想定している。「病院ではパソコンをはじめ,多くの電子機器が使われている。しかし電子機器の消毒は不十分で,院内感染の一因になっているのではないかという意見もある」(説明員)という。同社では2007年冬の実用化を目標に開発を進めている。チタンアパタイトは,従来光触媒として使われている酸化チタン(TiO2)に比べて有機物の分解能力は低いが吸着能力は高く,吸着分解能力で比べるとTiO2の約2倍と高いとする。富士通研究所と東京大学先端科学技術センターが共同で開発を進め,材料メーカーや加工メーカーへの技術移転などを行ってきた(Tech-On!関連記事)。今までに空気清浄機用のフィルタやマスクの材料として実用化されている。富士通は主にライセンス事業を行っている。
*富士通/Tech−on!記事  

26/May/08

イカ釣り船
 集魚灯

<反射笠の技術をイカ釣り漁船の集魚灯に応用・防汚光触媒コート省エネ集魚灯を開発へ>
照度を大幅に高めるランプ用反射笠(がさ)の技術を持つ佐賀市の熊本電気工業(熊本重徳社長)が、反射笠の技術をイカ釣り漁船の集魚灯に応用した商品開発を進めている。反射笠を使うことで使用ランプは従来の3分の1のワット数で済み、発電機の燃料費を大幅に節減できる。中小企業庁の「新連携事業」の認定を受け、7月の製品化を目指す。集魚灯はイカ釣り漁船に付けられているランプが"裸電球"で無駄が多いことに着目。ランプに同社開発の反射笠を取り付け、海面の必要な部分だけを照らし、明るさは保つようにした。反射笠を使うことで、使用ランプは従来の3000ワットから1000ワットに切り替えることができる。年間150日、1日8時間の漁に出ることを想定した試算では、年間約150万円かかる発電機の重油代が60万円程度で済み、90万円程度節減できるという。波で反射笠が揺れることが課題だったが、揺れを軽減する耐震装置の開発にめどをつけているという。新集魚灯の商品化には、吉野ヶ里町のベンチャー企業オフィス・タカハシ(高橋勝則社長)とも連携。タカハシが汚れを防止する光触媒の酸化チタンを反射笠に塗布するほか、販路面を担当する。
*熊本電気工業/佐賀新聞 

19/May/08

高活性可視光応答型光触媒

<従来品の約5倍の性能の高活性可視光応答型光触媒を開発・金属化合物添加にて光吸収構造を改良>
大阪チタニウムテクノロジーズと住友金属工業は新しいタイプの高活性可視光応答型光触媒を共同で開発した。アセトアルデヒトやトルエン等の揮発性有機化合物(以下VOC)の分解速度で、従来品の約5倍の性能を発揮し、さらに、アンモニア等の臭気物質も効果的に分解する。蛍光灯照射下では、数ppm程度の低濃度のアセトアルデヒド、トルエンを完全に二酸化炭素まで分解できる。また数百ルクス程度の低い照度下でも、付着した水が水滴とならず極めて薄い水膜を形成する親水化を確認しており、曇り止めや汚れ落としの効果も見込める。従来品では可視光領域ならびに紫外線領域の両方で光触媒としての活性度を高く維持することが困難であったが、酸化チタンをベースに、他の金属酸化物を加えることで、光を吸収する構造を見直すことにより、可視光領域・紫外線領域の両方で光触媒としての活性度を高く維持することに成功した。本開発品は粉末だけでなく、粉末を液剤に分散させたゾルも用意。ゾルは、製品に直接塗布したり、必要に応じて塗料化することで光触媒を製品表面に固定する事ができる。光触媒の世界市場規模は現在900億円程度といわれているが、その大半は紫外線応答型光触媒による屋外での使用と見られている。今後は紫外線の少ない屋内、夜間の照明下で可視光応答型光触媒が適用されることで市場はさらに拡大すると期待され、世界市場規模は2015年には約4,000億円に達するものと見込まれる。しかし、現状の可視光応答型光触媒の性能は十分とはいえず、その飛躍的な性能向上が求められていた。
*住友金属

19/May/08

環境活動

<工場でも環境対応・植樹や太陽光発電、工場の外壁には空気中の窒素酸化物を分解する光触媒塗装>
トヨタ自動車は、環境対応のモデル工場と位置づける堤工場(愛知県豊田市)で国内最大規模となる約5万本の植樹を実施した。従業員や近隣住民約5000人が参加、自然との共生をアピールした。堤工場はトヨタの環境対応を象徴するハイブリッド車「プリウス」を生産。3月には自動車工場では世界最大級という定格出力約2000キロワットの太陽光発電を導入した。工場の外壁には空気中の窒素酸化物(NOx)を分解する光触媒塗装を施している。太陽光発電の導入などを含めた一連の対策により、二酸化炭素(CO2)排出量を1990年度比で55%削減できるという。植樹に参加した渡辺捷昭社長は「環境や人に優しく、地域に愛される工場にしたい。太陽光発電や生産工程でのCO2削減などハード面に加え、人づくりなどソフト面での取り組みも進める」と今後の対策強化を強調した。
*トヨタ自動車  

19/May/08

深紫外LED

<市販の紫外LEDよりも波長の短い深紫外LEDを開発・世界最高水準出力の深紫外LEDチップを開発>
DOWAホールディングス(東京都千代田区外神田4丁目14番1号)子会社のDOWAエレクトロニクス(株)は、現在市販されている紫外LEDよりもさらに波長の短い深紫外LEDの開発に成功し、現在量産に向け試験を進めています。深紫外LEDは樹脂硬化、光触媒、光造形、水浄化および殺菌など幅広い用途での使用が期待されており、世界各国の企業から注目を集めています。現時点では本格的な供給ができる企業が存在しないため市場は未成熟ですが、供給体制が整えば、将来的に数百億円規模の市場の創出が見込まれます。深紫外LEDは窒化物半導体の一種で、製造が非常に困難なため、量産に成功したメーカーはこれまでありませんでしたが、今回、DOWAエレクトロニクス社は波長が325〜350nmの深紫外LEDチップの開発に成功しました。同社が有するAlNテンプレート(サファイア基板上に高温エピ成長する高品質AlN膜)と米国パロアルト・リサーチ・センター(PARC)社から導入した紫外LEDエピ成長技術の組み合わせにより、この波長帯で世界最高水準の出力を実現することに成功しました。今後さらに短波長の深紫外LEDチップの開発にも取り組んでまいります。DOWAエレクトロニクス社はGaAs系製品を豊富に有し、赤色・赤外領域で20年以上のLEDチップビジネスの経験を持ちます。さらにここ数年、窒化物半導体のラインナップを急ピッチで強化しており、第一弾として窒化物系電子デバイス(HEMT)エピを次世代携帯電話基地局向けなどの高周波用途、パワー半導体向けに販売を開始しています。深紫外LEDチップは窒化物系製品の第二弾で、これにより半導体事業の基盤をさらに強固なものにすることを目指します。
*DOWAエレクトロニクス/NIKKEI NETニュースリリース 

12/May/08

除菌剤

<ホタテ貝殻活用した除菌剤発売>
青森県工業総合研究センター弘前地域技術研究所の協力を得て、むつ湾産のホタテ稚貝の貝殻を使った新しい除菌剤を開発した。「ΣCLEAN(シグマクリーン)安心」が商品名で、青森県内はじめ東北地区より販売開始。この除菌剤は、酸化カルシウムと柑橘類種子抽出成分の組み合わせ(特許出願中)によって99%以上の除菌・抗菌効果を発揮するのが最大の特長。
*アンデス電気 

05/May/08

防湿庫

<光触媒搭載の防湿庫>
東洋リビングは、防湿庫の新モデル「オートクリーンドライ」シリーズ6製品を発売した。いずれも、光触媒に酸化チタンを採用。有機物質を水や炭酸ガスに分解することにより、脱臭/抗菌/防カビ/浄化が可能。ほこりの付着も低減できる。また、乾燥剤の再生や湿気の排出し、庫内湿度を30〜50%RHの範囲で任意に設定可能。全面ドア・ハンドル一体型の新デザインと、透明プラスチック引き出し棚を採用している。価格は39,800〜68,300円(税込)。
*東洋リビング 

21/Apr/08

オフセット印刷PS版

<光触媒とインクジェット技術とを組み合わせ再利用可能なオフセット印刷用チタニウム製PS刷版を開発>
神奈川科学技術アカデミー(KAST)と東京応化工業は、酸化チタン光触媒技術とインクジェット技術を組み合わせた独自手法により、再利用ができるオフセット印刷用の刷版(PS版)を開発した。基材に主流のアルミではなくチタニウムを利用することで、刷版自体の耐久性を向上させ、再利用回数が大幅に増えるものと期待される。新聞、パンフレットなどの印刷に使われるPS版と呼ばれる刷版は、その製版行程で化学薬品の廃液が発生、また一度印刷に使った後は廃棄している。開発した光触媒PS版は、光触媒とインクジェットの両技術の組み合わせで、製版行程を簡素化して廃液を削減。刷版の再利用もできることから、環境負荷の大幅な低減、印刷工程の低コスト化とともに循環型社会の構築に道を開くキーテクノロジーの一つであるとしている。
*KAST 

07/Apr/08

外装タイル

<タイル製造販売3社と光触媒ハイドロテクト技術のライセンス契約を締結>
TOTOはハイドロテクト技術に関するライセンス契約を、ニッタイ工業株式会社、株式会社アイコットリョーワ、名古屋モザイク工業株式会社と4月1日に締結した。ハイドロテクト技術は光触媒を利用したTOTO独自の環境技術で、窒素酸化物を無害化する大気浄化力や、有機物の分解および親水作用による防汚性(光と雨の力で汚れを防ぐセルフクリーニング効果)に優れる。タイルや塗料などの自社商品に展開するとともに、これまで国内外87社にライセンス供与しており、昨年5月には、ダントーホールディングス株式会社との業務提携のもとライセンス供与し、ハイドロテクトタイルの普及を図っている。国内の外装壁タイル市場は2900m2(雑貨統計月報 通商産業省官房調査統計部編集2006年度)、外装壁ハイドロテクトタイルのシェアは8%だが、ダントーホールディングス株式会社を含む4社へのライセンスにより5年後には30%を目指す。
*TOTO  

17/Mar/08

酸化チタン
光触媒分散液

<酸化チタン光触媒分散液を低温大気中で合成・塗るだけで部屋の空気を浄化パンデミック対策にも有効>
アンデス電気は、通常は約500度Cの高温・高圧下で合成する酸化チタン光触媒分散液を100度C前後の低温・大気中で合成できる技術を確立した。原料溶液の調整法や温度、混ぜ込む速度などを工夫することで、酸化チタン微粒子を均一に分散させる合成法(特許出願済み)を開発。粒径は15ナノメートルと小さく、単位当たりの表面積が大きいため、高い光触媒活性を持つ。低温・大気中で合成できるため、特別な設備を必要とせず、低コストで省エネルギーな生産を可能にした。脱臭、抗菌・除菌力が高いため、鳥インフルエンザなどパンデミック(感染爆発)対策にも有効と期待される。第1弾として、低価格で高い脱臭・除菌性能を発揮する室内塗布用光触媒コート剤「ACS20」を4月1日に発売する。価格は1リットル当たり1万円。病院や老人保健施設、飲食店、さらにはオフィス、家庭向けに初年度10億円の販売を目指す。
*アンデス電気 

10/Mar/08

低照度可視光応答型光触媒

<室内の低照度環境にも適用可能な可視光応答型光触媒を開発・従来型の30倍以上のガス分解性能>
光に反応することで消臭や抗菌作用などの効果がある光触媒について、世界で初めて室内などの低照度環境(200ルクス以下)でも従来型・酸化チタン系光触媒の30倍以上のガス分解性能を有する、非酸化チタン系複合材の可視光型光触媒を開発した。今回開発した光触媒は、酸化物の複合材で、100nm以下の微粒子状に加工する技術をはじめ、表面ナノ構造の最適化、及びナノスケールの原子配置に着目した活性化処理を用いることで、光吸収帯域の範囲を広げ、200ルクス以下の可視光でも十分な反応を得ることに成功した。また、紫外光を含まない白色LEDの光に対しても同様の効果があることを確認した。従来の光触媒は、酸化チタン系の材料を用いた、紫外光で反応するタイプのものが主流で、主に屋外での用途に限られていた。また、室内での利用を可能とするために開発された酸化チタン系可視光応答型光触媒では、十分な反応を起こすには6000ルクス以上の照度が必要であり、実際の室内光の低照度域では十分に反応しないなど、期待されるほどの効果が得られず、これまで、紫外光応答型の光触媒は住宅の外壁材・窓ガラスなど、市場での用途が限られていた。今回開発した可視光応答型の光触媒は、屋内などの低照度環境でも高いガス分解性能や抗菌作用をもつため、室内の壁紙や家具をはじめ家庭内や病院、学校などの公共施設内での環境浄化、家電製品の高機能化など、広範囲への適用が期待され、その市場規模は2011年には600億円超と予想される。今後、同社は実用化に向けて、家庭や公共施設内の生活周辺部材・機器への幅広い応用拡大に向け、各分野の有力企業と共同で開発し、2011年に可視光型光触媒市場で売上高100億円規模への事業拡大を目指す。
*東芝マテリアル/NIKKEI NETニュースリリース記事より引用 

10/Mar/08

舗装材

<NOxを除去する機能を持つ道路用舗装材を開発>
光化学スモッグの原因物質の一つである窒素酸化物(NOx)を除去する機能を持つ道路用舗装材を開発したと報じられている。光触媒の酸化チタンを舗装材に混入することで、アスファルト舗装に比べ、NOx濃度を2割強削減できるという。
*NIPPOコーポレーション/兜町ネット 

03/Mar/08

シーリング材

<「光触媒ガラス」対応のシーリング材「ボンド TAG?1コーク」を開発、発売>
ガラス周りの目地充てんには従来からシリコーン樹脂系のシーリング材が使用されているが、光触媒ガラスの普及に伴い、シリコーン樹脂系シーリング材特有の撥水汚染を起こさない、また、その自浄作用を損なわないシーリング材の開発が望まれていた。同製品は新素材「テレケリックポリアクリレート」を主成分とすることで、従来の変成シリコーン系シーリング材を越えた高性能と超耐候性、非汚染性を兼ね備えた製品として本格販売を始めた。「ボンド TAG?1コーク(ボンド タッグワンコーク)」は、1成分形テレケリックポリアクリレート系シーリング材、333mlカートリッジ入、1箱20本(10本入り×2)、色調:ライトグレー、ブラック。平成20年4月1日に発売する。これまで、光触媒ガラスとサッシの目地には従来のガラス用シーリング材として実績のあるシリコーン系シーリング材が用いられていたが、目地周辺を汚染し光触媒効果が損なわれるという問題があった。光触媒ガラス用シーリング材として2成分形ポリイソブチレン系も適用可能だが、接着性発現のためにプライマーの塗布が必要であり、目地幅5mm程度の目地ではプライマーが塗布しにくく適用範囲が限られていた。このため、光触媒ガラスのいっそうの普及のために、目地周辺非汚染性の1成分形シーリング材の開発が待たれていた。「ボンド TAG?1コーク」は、新素材「テレケリックポリアクリレート」を主成分とした1成分形シーリング材で、目地周辺を汚染せず長期にわたり光触媒ガラスの機能を保つシーリング材として開発されました。1成分湿気硬化形で取り扱いやすく、独自の自着性付与技術により、ノンプライマー化を実現した。本製品は、光触媒ガラスの他、普通板ガラスの目地はもちろんのこと、屋根材等長期耐熱性が必要な分野への展開も可能としている。
*コニシ 

25/Feb/08

新幹線
防汚ガラス

<剥離汚れに強い車両用セルフクリーニング光触媒ガラス開発・ニオビアシートを採用・N700系より>
剥がれにくく汚れも付きにくい光触媒ガラスを製造する技術を開発したと発表した。酸化ニオブ(ニオビア)を原料とした厚さ約1ナノメートルのシートをガラスに塗布、焼成させる。鉄道車両や自動車への適用を見込む。鉄道車両を使った実証試験も視野に実用性を確認し、ガラスメーカーに技術の採用を呼びかけていく。JR東海小牧研究施設の機能材料研究所が、物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)と共同開発、特許出願した。バス用の大型ガラス(100cm×160cm)にも適用できるという。ニオブは亜鉛採掘時の副産物として産出される超電導材料。光触媒の材料として一般的なチタンに比べ高価だが、今回開発した光触媒ガラスに塗布する量は微量で、大きなコスト要因にはならないという。
* JR東海   

21/Jan/08

光触媒歯磨き

<光触媒TiO2含有歯磨きペースト「ソラデーメイトG」>
ジェルに含まれる酸化チタンの超微粒子が効き、フッ素配合で歯を強くし、虫歯の発生・進行の予防する。使用量は従来歯ミガキの1/5(約0.2g)で効果を発揮し、ブラッシング後の吐き出し液は、水の浄化処理剤の働きをする。(半導体酸化チタンによる光触媒作用)
*株式会社シケン

14/Jan/08

環境施工事例

<透過型建材一体化太陽光パネルと光触媒を塗布で照明負荷を低減・東急東横線元住吉駅>
東急東横線元住吉駅の建設工事は、東横線複々線化事業に伴い地上駅から橋上駅へと改良されることによって計画されたものである。地上には営業線廃止後も車庫線が残ることから、新設される高架上の営業線の上部に駅舎を設置する計画となった。今回、東急電鉄の環境対策の一環として自然エネルギーを有効利用した駅舎を設計することになり、「太陽光発電システム」「採光利用」「雨水利用システム」「雨水利用灌(かん)水システム」「駅構内の緑化」「壁面緑化」などの環境配慮を実践している。中でもホーム上家には、透過型建材一体化太陽光パネルと酸化チタン光触媒を塗布した膜屋根を採用して、昼間時における照明負荷などの低減を図った。膜屋根および太陽光屋根を最大限見せようとの狙いから、これら屋根下部には鉄骨フレームを極力配置しない架構を目指し、膜屋根の張力を受けるために必要となるトラスを上家軒樋の下に集中的に配置する、などで解決している。
*日経BP社サイト記事より引用 

31/Dec/07

空気浄化機

<最近、新型の空気浄化機が朝鮮国家科学院で開発された>
ナノ光触媒材を利用したこの浄化機は、各種の病原菌と有毒ガスを滅菌、分解することができる。実験によると、30分で数十m3の室内の空気が完全に浄化され、稼動している間、無菌状態が保たれた。ナノテクノロジーを応用した浄化材は、半永久的に使用することができる。従来に比べてコストがはるかに低く、電力消費は25〜30ワット。この浄化機は病院や家庭、オフィスなどに導入されている。
*朝鮮新報 2007.12.26 

24/Dec/07

光触媒栽培

<農薬に頼らない光触媒活用の栽培方法による芋使用の「なると金時」>
ウイルスフリー苗を菌や虫をよせつけない丈夫な苗に育てる為に天然ミネラルHB101を使用、またサンパワーハイゴールド(ミネラル使用)を植え付け定着後に4〜5回葉面散布する事により可視光線による光合成促進と光触媒紫外線抗菌性による減農薬栽培と飲む酸素食べる酸素にも通じるミネラルイオン半導体酸化チタンイオンを植物の表面にコーティングしミネラル豊かなうまみ、鮮度保持、高品質で安全な鳴門金時。農薬に頼らない健康農法と光合成促進。自然に力カラダに自然。風化サンゴ、特殊肥料のミネラルイオン新しい農業ゴールド興産。おいしいお芋を作るには、特に塩分、ミネラル、有機肥料が効果的であり、太陽の力、水の力、ミネラルの力を最大限に生かした芋栽培方法。 (風化サンゴ肥料は地力を高める)。
*出村農園 

17/Dec/07

エアー
 クリーナー

<鉄の技で悪臭カットするエアクリーナー・TiO2粒子をガスと混ぜ合わせて高速スピードで噴射し表面処理>
光触媒として脚光を浴びている酸化チタンの防臭抗菌効果を飛躍的に高めて製品化することに、県工業技術センターと釜石市の異業種交流グループが成功した。一般家庭や酪農家の畜舎用の脱臭装置として販売に乗り出す。鉄の表面処理技術をいかした技術で、新しい釜石の地場産業に成長する可能性があると関係者は期待を寄せている。釜石電機製作所(釜石市甲子町、佐藤一彦社長)と同センターが「光触媒被覆材の製造方法」を共同開発し、特許を取得した。この製法をもとに、建設会社イノウエ(同市新町、井上旭社長)がまず、一般家庭用の天井埋め込み型エアクリーナーを製品化、近く先行販売する。釜石電機製作所は販売代理店を募り、08年早々にも畜舎用の空気浄化装置を販売する予定だ。酸化チタンは紫外線を当てると、有機化合物を二酸化炭素と水などに分解する触媒反応で、抗菌、脱臭のほか、汚れやカビを防止する効果がある。しかしこれまでは、酸化チタンをいったん液状の溶剤に溶かしてからフィルターなどの基材に塗る方法が主流で、粒子が溶剤に埋もれてしまい、表面積が広くならず効率が悪かった。今回採用した方法は、酸化チタンの粒子をガスと混ぜ合わせて高速スピードで噴射し、「酸化チタンを壊さずに、基材の表面にめり込ませるような方法」(佐藤社長)で、表面積の9割以上を酸化チタンで覆うことができるという。この方法はもともと、表面が摩耗したときに同じ素材の微粉末を吹き付けて再生する方法。鉄の世界では、めっきや溶接と並び、古くからある表面処理技術だ。酸化チタンを熱で溶かしたりしないため、触媒の効果に悪影響を及ぼさない。住宅用の製品は、換気扇と光触媒装置が一体になった装置を天井に取りつける。室内の空気を吸い込み、装置で清浄化した空気を吹き出し口から室内に戻す。何度も循環させて効果を高める。取り付け工事費を含め27万円(税別)とやや高めだが、酸化チタンは触媒のため化学変化することなく、半永久的に使えるという。フィルターの表面につくゴミやちりを定期的に水洗いするなどの簡単なメンテナンスで済む。24時間つけっぱなしで、電気代は月額300円とみている。釜石市内でモニター調査をしたところ、寝たきりのお年寄りのおしめ交換など老人介護にも役立つことが分かった。遠野市の農場では子牛が病気にかかりにくくなり、発育もよかったという。光触媒の抗菌性の効果とみて、二戸市の鶏舎や花巻市の豚舎にもモニター調査の対象を広げている。脱臭効果は、たばこの煙のアセトアルデヒド、シックハウス症候群の原因物質とみられるホルムアルデヒドなどにも期待できる。 
釜石電機製作所asahi.com

17/Dec/07

しっくい
ペイントAg+

<天然漆喰塗壁材に光触媒とAg抗菌機能を有す内装意匠材>
「しっくい」の調湿機能に抗菌・消臭・VOC対策効果を併せもつ、室内用塗り壁材。銀イオン(Ag+)と酸化チタン(光触媒)が混入され、脱臭性および抗菌作用により室内の空気を継続的に浄化し、壁面に付着した大腸菌・黄色ブドウ球菌・MRSAなどの菌やウィルスに対しても抗菌作用をもたらす。従来の漆喰仕上材の弱点であった磨耗性を克服し、高い耐久性を実現した。優れた耐水性により汚れを水・洗剤できれいに落とすことが出来、商業施設など幅広い用途を可能にした。漆喰調のドライで自然な質感は、和室・洋室を問わずマットで落ち着いた壁面を演出でき、20色の豊富なレギュラーカラー品揃えにて住宅・商業施設など幅広い用途が可能。
*株式会社 フッコー  

03/Dec/07

空気浄化装置

<光触媒と拡散法併用しNox等有害物質8割除去する浄化装置・F樹脂接合で不織布にTiO2大量塗布>
慶応義塾大学理工学部の田中茂教授と電元オートメーション(埼玉県行田市、滝田芳人社長、048・556・5281)は光触媒と拡散スクラバー法を併用し、窒素酸化物(NOX)などの有害物質を8割以上除去する業務用の除菌・脱臭装置を開発した。二酸化チタンにフッ素樹脂(加工)を接合材として添加し、従来困難とされた不織布に二酸化チタンを大量に塗布することに成功。装置はプリーツ(ひだ)状の除去シート3枚と15ワットの紫外線(UV)光源4本などで構成する。網目状のフィルターに空気を通す方法と異なり、プリーツ型シートと平行に空気を流し、光触媒で分解された有害物質をシートが吸着するため、1時間で100立方メートルの大量通気が可能という。価格は約30万円。来春以降に発売する。病院やペットショップ、パチンコ店などで年間5000台の販売を見込むとのこと。  
*慶応大学/11/22/2007日刊工業新聞

26/Nov/07

ハウス栽培

<ミスト農法で冬場の農業確立目指す・六戸町で青ジソの栽培試験>
八戸市の電子機器メーカーアンデス電気が、農薬を使わずに肥料を溶かした液体を霧状にして根などに吹きつける方法で、青ジソの栽培試験に取り組んでいる。「ミスト農法」と呼ばれ、雪に閉じこめられる冬でも農家が栽培ができるよう、技術の確立を目指している。六戸町金矢3丁目の「三沢臨空港インダストリアル金矢」。工業団地の一角に10棟の大型ビニールハウスが並ぶ。3年前に建てられたハウスは1棟の広さ約2千平方メートル。高さ50センチほどの棚の上に約10センチの土が盛られ、青ジソの苗が植え付けられている。根は空中にぶら下がり、その根と土中に、パイプから窒素やリン酸、カリウムなどの肥料を含んだ液肥がかけられる。ハウス内は18〜25度の温度に保たれ、年間1〜2回の栽培が可能。10棟で年間約1億枚の青ジソを生産し、生食用として地元のスーパーなどに出荷している。健康食品の粉末ジュースや錠剤への加工用としても出荷し、約3億3千万円を売り上げるが、まだ、採算ベースには届かないという。事業所の責任者、アンデス電気アグリ部の類家東部長によると、栽培には同社製品の光触媒を使った空気清浄機の製作技術が生かされている。ハウスの被覆も植物の成長を助ける波長の光を通しやすいものを使用。ハウス内の温度、湿度、風の制御にも空気清浄機の技術が役立てられる。ミスト農法は、東京の企業が開発したシステム。青ジソの栽培技術はすでに確立され、ほかの作物の栽培も可能という。課題は冬場でも安いコストで安定した生産ができるようにすることだ。暖房用の燃油を効率よく燃やせるように、ハウスの構造を研究しているという。
*アンデス電気/asahi.com

19/Nov/07

光触媒高活性TiO2製ナノファイバー

<光触媒活性を持つナノファイバーを開発・TiO2微粒子より光触媒活性高く高性能フィルター等へ用途開拓>
帝人は,光触媒活性を持つTiO2製ナノファイバーを開発した。繊維の直径は約200nm径。帯電させた溶液を噴出させる「エレクトロスピニング法」に工夫を加えて,これまで難しかったナノファイバー化に成功した。光触媒として多用されているTiO2微粒子に比べて,光触媒活性が高いことが確認されたとしている。今後同社は,高性能フィルターなどへの用途開拓を進める考え。エレクトロスピンニング法は,繊維化したい材料の溶液に高電圧を印加して,帯電させることによって溶液をノズル先端から噴出させて紡糸する技術。帯電させることにより分子同士の反発力が溶液の表面張力を超えた時に一気に噴出する原理を使っている。電極(金属製)までに届く間に繊維はnmレベルまで細く紡糸される。TiO2繊維の場合,まずTiO2の前駆体(Tiを含有した有機化合物)を溶媒に溶かして,エレクトロスピンニグ法によって繊維化した。それを焼成することによりTiO2繊維とした。従来のエレクトロスピンニング法では,得られる繊維は脆く材料として使えなかったが,同社は溶媒や紡糸のプロセスに工夫を加えることで構造体に使えるレベルまで特性を向上させることに成功した。  作成したTiO2繊維は約200nm径と超極細で,光触媒活性を持つ「アナターゼ結晶構造」をとることがX線回折法などで確かめられた。 光触媒活性の実験では,色素であるメチレンブルーにTiO2ナノファイバーを浸し,それに紫外光を照射して,メチレンブルーを分解する程度を吸収波長の変化をプロットすることで確認した。比較のために,現在光触媒として多用されているTiO2微粒子(40nm径)とブランク(メチレンブルーのみ)を使用。この結果,TiO2ナノファイバーの方が色素の分解性能,つまり光触媒活性が高いことが確かめられた。 理由として同社は,「まだ仮説段階だが,TiO2微粒子は凝集しやすいのに対して,TiO2ナノファイバーは凝集しにくく活性を高めやすいためではないか」としている。同材料はまだ,基礎研究レベルであり,今後環境浄化などのフィルターなど向けに用途開拓を行う。活性が高いことに加えて,紡糸直後に不織布状態の材料が得られることからコーティングなどが必要なTiO2微粒子に比べて,加工プロセスが簡略化されるなどのメリットがあると見ている。同社はTiO2ナノファイバーに加えて,アルミナ(Al2O3)のナノファイバー化にも成功しており,併せて用途開拓を進める考え。
*帝人/日経BP社 Tech-On 

12/Nov/07

ポータブル
トイレ

<放電型光触媒脱臭家具調ポータブルトイレ「座楽」脱臭タイプ>
放電型光触媒脱臭器はニオイ成分を活性酵素により元から分解しわずか1分でニオイを分解、そのうえ、脱臭効果は自己再生機能により長期間(※1時間/1日の使用で7年間)にわたり持続される。 ポット受けに設けた吸引口からポットに立ちこめるニオイを吸引、脱臭器で分解する。 脱臭器の作動は、リモコンスイッチで簡単操作。必要な時だけ脱臭器を動かすことができる。
*松下電工エイジフリー・ライフテック株式会社 

05/Nov/07

大面積光触媒ガラス連続製造技術

<表面にプラズマ発生させTiO2結晶化による自浄機能持つ大面積光触媒ガラス連続製造技術を開発>
科学技術振興機構(JST)は31日、委託先のYKK APが、自浄機能を持つ大面積光触媒ガラスを連続製造できる技術の開発に成功したと発表した。光触媒に用いる酸化チタンは、光の照射によって殺菌や汚染分解の機能を発揮。また、光触媒を表面にコーティングすることで、水とのなじみがよい「親水性」が付加され、汚れもつきにくいため、便器や窓ガラス、ビルの外壁などさまざまな用途に応用されている。  光触媒層をガラス面に形成する方法は、表面にゼリー状の原料を塗り加熱して結晶化する「ゾルゲル法」が一般的だが、加熱工程があるため大面積の場合はコストが割高になる問題があった。また、蒸着(スパッタリング)によって表面に形成する方法でも、大面積を高速で加工するには加熱工程が必要だった。 新技術では、大型のマグネトロン(真空管の一種)を使うことで、大画面のガラス表面に均一にプラズマを発生させ、蒸着処理後に加熱することなく成膜分子の運動エネルギーを高め、酸化チタンを結晶化できる。新技術は、富山県立大学の石井成行名誉教授らの研究成果をもとに、約2億900万円をかけて工業化に成功した。新技術は、光触媒ガラスだけでなく、太陽電池や照明用保護ガラスなどの製造に幅広く応用できる。
*YKK AP/JST 

05/Nov/07

光触媒コーティング剤

<可視光応答型光触媒コート剤を開発・親水性が高く汚れがつきに易メンテ性にて室内壁などへ採用訴求>
日本曹達は、可視光応答型の光触媒コーティング剤を開発した。可視光型酸化チタンを配合したことで、蛍光灯など室内の微弱な光に反応する。親水性が高く、汚れがつきにくくメンテナンスがしやすいことから、室内の壁などへの採用を訴求していく。同社は、透明性と耐久性を高めた紫外線応答型光触媒も昨年開発しており、ラインアップを拡大して市場開拓をさらに進める。
*日本曹達/2007/11/02化学日報 

29/Oct/07

ファンヒーター

<インテリアに調和するようデザイン性を高めた無光触媒空気洗浄セラミックファンヒーターを発売>
室内をクリーンな温風で暖める『i-Simple 無光触媒空気清浄セラミックファンヒーター(ICH-S121)』を、10月15日(月)より全国の家電量販店、ホームセンター、一般量販店などで発売。リーズナブルな価格帯でシンプルかつ高いデザイン性と機能性を兼ね備えた、家電シリーズ「i-Simple」の第一弾。黒と白の配色や、前面のフラットフォルムがシャープな印象を与える一方で、丸く処理された四つ角や、安定感を与える奥行きあるデザインが暖房機ならではの暖かさを感じさせ、コンパクトでシンプルなデザインは、あらゆるインテリアに調和し、おしゃれに、そしてクリーンで心地よい空間を演出。また、そのデザイン性・実用性が認められ、今年度の「グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞した。コンパクトでありながら、脱臭、消臭、抗菌、防カビ機能などを兼ね備えた空気清浄セラミックファンヒーター。本体背面に設置された「無光触媒ペット消臭活性炭トリプル脱臭フィルター」と「防塵フィルター」の2枚のフィルターを通じてキレイな温風で室内を暖める。『無光触媒』とは、光に関係なく空気によって活性化を繰り返す新しい触媒で、暗所においても、空気清浄能力(脱臭、消臭、抗菌、防カビ)を充分に発揮するので、冬場の締めきった室内で使用するファンヒーターに最適なフィルター。
*岩谷産業 

29/Oct/07

認証事業

<繊維初の光触媒活用のマーク制度誕生>
繊維評価技術協議会(繊技協)は、新規マーク制度として15日付けで光触媒抗菌加工マーク認証業務を開始した。申請受付後、11月22日の認証判定委員会で初回審査を行う。
繊維評価技術協議会日本繊維新聞 

15/Oct/07

酸化チタン
 光触媒

<石原産業、酸化チタン光触媒ブランド戦略を強化>
石原産業は、主力の酸化チタン事業におけるブランド戦略を強化する。同社はこれまで、酸化チタン光触媒を「STシリーズ」の名称で展開していたが、このほど製品名を「フォトペーク(PHOTO PAQUE)」とし、市場への浸透を図っていく。すでに商標登録を済ませており、今後は酸化チタン光触媒をフォトペークの製品名で展開。既存の酸化チタン製品「タイペーク(TI PAQUE)」とあわせてブランド戦略を強化し、酸化チタン事業のさらなる充実を図る。
*石原産業/化学日報 

08/Oct/07

防汚新幹線

<新幹線、光触媒でピカピカ 清掃コスト削減でJR東海が車体開発へ>
JR東海は、光触媒技術を応用した汚れにくい新幹線の車体や窓ガラスの開発に着手した。実用化できれば、ほぼ毎日行っている清掃作業を、1週間おきなどに減らすことができる。光触媒は二酸化チタンに代表される粒子状の物質。紫外線を当てると強力な酸化力が発生し、有機物や細菌を分解する。JR東海は、窓ガラスの表面に光触媒を塗り、汚れが付きにくくする技術を開発済み。現在は新幹線車両など、より強度が求められる場所に使うことができるかどうか検証している。車体への応用の研究は始めたばかり。塗料に光触媒を混ぜる手法を検討しており、実現すれば清掃で使う洗剤や水の量を大幅に抑えることができるという。JR東海は2003年に日本化学会会長の藤嶋昭東京大特別栄誉教授を顧問に招き、愛知県小牧市の施設で研究を始めた。研究の成果で、07年2月に光触媒を低価格で塗ることができる工法を開発。この工法をフィルターに応用し、7月に営業を開始した新型新幹線「N700系」の喫煙ルームの脱臭装置に設置した。新開発のフィルターは、紫外線を当てることでたばこのにおいややにを分解。交換の必要がなくなった。同社技術開発部は「車体や窓ガラスに応用できれば清掃のコストダウンにつながり、環境にも大きく貢献できる」と期待している。
*JR東海/中日新聞 

08/Oct/07

防汚住宅外壁

<耐震性能と自由度を両立させた高級2階建住宅・外壁に防汚性能を持つハイブリッド光触媒塗装>
積水ハウスは、独自の「βシステム構法」で高い耐震性能と設計自由度を両立させた高級2階建住宅「デュオラ コレクション」を2007年10月6日発売する。価格は1坪あたり80万円台から。βシステム構法は同社独自の「梁勝ちラーメン構法」で、同社の重量鉄骨造3階建住宅で採用してきた。耐震性能に優れ、1階から2階までの通し柱が不要。2階部分で最大1.75mまでのオーバーハングが可能などの特徴がある。外壁には、1時間の耐火試験に合格した「シェルテックコンクリート」を採用。耐火被覆に「耐火性強化シート」を組み合わせて防火地域に対応できる。外壁塗装には環境に優しいハイブリッド光触媒塗装を用意して(オプション仕様)。ハイブリッド光触媒塗装は、銀と銅を光触媒(酸化チタン)に担持(化学的に物質をくっつけること)させることにより、「汚れをつきにくくする」「汚れを洗い流す」といった防汚性能だけでなく、太陽の自然の力を利用し「大気を浄化する」「汚れを分解する」「カビを防ぐ」などの効果も発揮。
*積水ハウス 

08/Oct/07

空気清浄機

<1台で殺菌・脱臭・除塵の3役の一般医療機器「空気殺菌清浄機」を発売>
事務用品・事務機器メーカーのカール事務器は、光触媒関連事業を本格化するため、カールテクノを設立し、島津製作所のグループ会社である島津サイエンス東日本の技術供与によって、1台で殺菌、脱臭、除塵の3つの効果を発揮する一般医療機器「空気殺菌清浄機MAP-5000」を開発し、10月4日から発売する。分析・医用機器メーカーの島津製作所が開発した光触媒技術(3本のU字管冷陰極殺菌灯の上下に活性炭を材料とした光触媒ハニカムを装着。紫外線で空気中の微生物を殺菌するとともに悪臭成分を光触媒ハニカムで分解・脱臭する)を応用し、商品化されたもの。紫外線殺菌灯と光触媒ハニカムによる室内空気の"殺菌"、"脱臭"、さらに静電フィルタによる花粉やホコリなどの"除塵"にすぐれた効果を発揮する。これまで、業界では脱臭機能と除菌機能を兼ね備えた商品はあったが、同製品は、光触媒による脱臭機能に加え、紫外線による本格的な殺菌機能を有し、一般医療機器として届出されている。病院内や食品工場内の空気感染やホコリ対策、また一般家庭における花粉、ハウスダスト、タバコ臭など、施設や家屋内での殺菌、脱臭、除塵の意識が高まるなか、1台で複数の機能をもつ空気浄化機器の要望が高まっている。医療機器届出の本格的な殺菌、脱臭、除塵機能を備え、また診療室などの限られたスペースにも手軽に設置できるよう、コンパクトサイズに設計すると同時に、病院から一般家庭まで幅広い分野での普及型として、価格も10万円以下に設定した。室内空気中の浮遊細菌やウイルスの殺菌、悪臭成分の脱臭、花粉対策などの一般医療機器として、病院、診療所の待合室や診療室のほか、公共施設、事務所、食品工場や一般家庭など、幅広い分野での販売を計画する。
*カールテクノ/NIKKEI NETニュースリリース  

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