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■<商品開発>FIELD OF UTILITIES   →REFERENCE

Date

製品分類

製品アブストラクト *企業名

30/Sep/02

紫外線LED

<波長が365nmで高出力の紫外LEDを開発>
LED(発光ダイオード)は、半導体チップに電流を流すことによりチップそのものが発光する製品でありますが、従来の紫外LEDは緩衝剤等の役割を果たす窒化ガリウム層の自己吸収により、380nmよりも短い波長では急激に効率が落ちることが問題となっておりました。そこで、当社では、窒化ガリウム層を取り除き又は最初から形成しないことにより、短波長でも高出力の紫外LEDを開発することに成功いたしました。具体的には、波長は365nmを採用し、直流電流定格500mA時、100mW、電圧4.6Vと紫外LEDで、高出力な製品を世界で初めて工業化に目処をつけました。なお、パッケージについては、従来サンプル出荷しておりました紫外LED(380nm)と同様、樹脂等の有機物を一切使用しない気密封止型構造を採用し、1mmスクエアのLEDチップを搭載しております。当社は、上記の通り、波長380nmの紫外パワーLEDをサンプル出荷しておりましたが、客先からは、より短波長の製品の要望が非常に強く、かつ365nmという波長は、様々な用途展開が見込まれる高圧水銀灯のi線の波長であることから、この波長の開発に成功いたしました。本製品の用途としては、工業用装置類、分析装置類、医療用機器等、特に光触媒用途への展開が期待されており、当社といたしましては、来春サンプル出荷を目標に今後取り組んで参ります。
*日亜化学工業株式会社 

23/Sep/02

VOC無害化装置

<活性炭吸着物を光触媒分解させるVOC無害化装置開発・排ガスがゼロ>
三菱マテリアル資源開発と環境機器メーカーのワイビーエムは、岩崎環境施設などと共同で光触媒反応を応用した揮発性有機化合物(VOC)無害化装置を開発した。同装置は、開発ずみの超小型噴流式地下水浄化装置マイティ・エコに光触媒浄化システムを融合させたもの。活性炭により吸着除去していた排ガス中のVOCを光触媒反応により分解無害化する一方、浄化後のガスを噴流ばっ気処理に還流するクローズドシステムとすることで、使用ずみ活性炭や排ガスを出さない構造となっているのが特徴。従来は排ガス中のVOCを活性炭に吸着させ処理していたところ、分解無害化に成功したことにより、活性炭が不要となり、従って活性炭の管理・交換・廃棄物処理といった煩雑な工程がなくな、さらに浄化後のガスを噴流ばっ気処理に再度還流させ使用するので、排ガスがゼロとなる画期的なVOC分解無害化装置。また、これにより、設備の設置面積をさらに小さくでき、大幅な省スペースを実現した。両社では、従来機と合わせて年間100台の販売を見込んでいる。
*三菱マテリアル資源開発 

23/Sep/02

コーティング剤

<外壁の汚れを落とす水溶性光触媒を発売・佐賀県保有の特許を応用> 
石油荷役のシムラ(川崎市)は9月末、ビルや住宅の外壁に塗布し汚れを落とす水溶性の光触媒を発売する。従来の光触媒はアルコールなど有機溶剤に溶かして塗布し、揮発性物質が発生して健康や環境に影響があるが、新商品は水に簡単に溶けアルコールは不要なため、影響が小さい。自治体などに販売、3年後に売上高2億円を見込む。新商品は「サン・アンド・レイン・コーティング」で、太陽光線や蛍光灯の紫外線に当たると細菌や汚れなどの有機物を炭酸ガスと水に分解する酸化チタンが主成分。0.5マイクロメートルの厚さで塗布し、一度塗布すると5―10年間、効果が持続し汚れが付着しにくい。施工価格は塗布面積1平方メートルあたり3000円。従来の有機溶媒系の光触媒と同程度の価格にし、競争力をつける。佐賀県保有の特許を応用、環境関連製品開発の豊梱(愛知県豊川市)が製造、シムラが販売する。
*シムラ/NIKKEI NET 

16/Sep/02

技術移転情報 

<紫外線遮蔽能を有する透明性金属酸化物超微粒子>
紫外線遮蔽能を有する酸化亜鉛,酸化チタン等の金属酸化物ナノ粒子の表面に,末端に酸性基を持つポリオキシアルキルアルキルエーテル鎖からなる界面活性剤を吸着させて,粒子を液中で分散安定化した後,粒子表面で酸性化された表面吸着水とアルコキシシランを反応させて,ポリシロキサンを形成させる。これによって,金属酸化物ナノ粒子の紫外線遮蔽性を維持したまま可視光透明性,光触媒活性抑制性,分散安定性を向上させることができる。
*かながわテクノ会 

09/Sep/02

入れ歯洗浄

<入れ歯の汚れ、光で落とす、光触媒応用し洗浄剤開発>
産業技術総合研究所と歯科材メーカーのニッシン(京都市)は光を当てるだけで汚れを分解する光触媒を応用して、入れ歯の汚れを効果的に落とす洗浄剤を開発した。歯石などの汚れやにおいもよく落とせるという。産総研の野浪亨グループ長らが開発した洗浄剤は、大きさが十ナノメートルの酸化チタン光触媒の微粒子を使う。アルカリ性溶液で処理して蛍光灯レベルの光でも反応するように改良した。さらに酸やアルカリの成分を加えて反応性を高め、水に分散するようにした。水をくんだコップに約6グラムの光触媒粉末を加え、数回かき混ぜてから入れ歯を入れる。明るい室内に30分間放置しておくとたばこのヤニなら漂白剤や酵素でできた従来品より約八割多く落ちる。時間をかけると歯石などの汚れも分解可能。入れ歯の成分のアクリル樹脂にしみ込むにおいも、触媒で発生する活性酸素で分解するという。 光で汚れを分解する光触媒はビルの外壁や水回りのタイルなどに使われている。現在の国内市場規模は約400億円。ニッシンは新洗浄剤の年内発売を目指す。
*ニッシン/IndepenDent Net 

09/Sep/02

ウエハ表面の汚染防止

<300 mmウエハ搬送ボックスのクリーン化−光触媒とUV/光電子法によるウエハ表面の汚染防止−>
半導体産業では,製造コストの低減化のために,ウエハ大口径化の手法がとられており,現在は300mmウエハの製造技術についての検討が進められている。300mmウエハは,1ロットの質量が人力で持ち運べる限界のためFOUPと呼ばれるボックスに収納し自動搬送される。このため,内部からの発ガスや発塵によるウエハ汚染の問題がある。ここでは,光触媒とUV/光電子法によるクリーン化ユニットを300mmウエハボックスの片側に着装した。その結果,ボックス内のガスと粒子は同時除去されること,本ボックスを用いMOSデバイス製造すると信頼性の低下が抑制されることが分かった。
*荏原製作所 ・エバラ時報 No.191 p. 11 藤井敏昭ほか 

02/Sep/02

外装サイディング

<光触媒コーティングの採用セルフクリーニング機能をもった窯業系サイディング材を発売>
窯業系外装材において13年の販売実績をもつ無機塗膜(セラミックコート)の上に、非住宅の外壁リニューアルなどで8万m2以上の施工実績がある光触媒塗膜(酸化チタン系)を形成し、業界初となるセルフクリーニング機能をもたせた、窯業系外装材「ナショナル不燃外装材 ネオロック・光セラ」を発売。光触媒(酸化チタン)に紫外線が当たることで活性酸素が生成され、その強い分解力によって外壁表面の汚染物資を分解し、付着力を弱め、さらに、酸化チタンが空気中のH2Oと反応を起こして、短期間で超親水性を発揮し、雨水によって、自然に汚染物質を流し落とす。無機塗装セラミックコートの上から光触媒を施しているため、着色層(有機)が無機塗膜によって保護され劣化・退色がなく、セラミックコートと同様に、新築時の美しい意匠性が長期間持続される。一般的な有機塗装の外壁の場合、築後5〜10年で色あせし、再塗装(1回当たりの費用は約80〜100万円)が必要となるが、「ネオロック・光セラ」なら長期にわたって再塗装の必要がないので、20年、30年でみると2〜3回分の再塗装費が軽減される。
*松下電工 

02/Sep/02

掃除機

<見えない汚れのニオイまで取る「光ドーム脱臭システム」搭載クリーナー>
後ろからの排気が出ない排気循環式クリーナー「ジェットターン」に、見えない汚れのニオイまで取る光ドーム脱臭システムを搭載した「ジェットターンnew」を発売。排気エネルギーを80%カットし、その排気を吸い込み口のブラシに戻して吸引力として再利用している。わずかに出る排気は、両側の車輪部からゆっくりと排出しているため、ほこりの舞い上げを従来品の約15分の1に抑えている。また、新しく「光ドーム脱臭システム」を搭載した。わずかに出る外への排気のニオイを約93%除去する。「光ドーム脱臭システム」は光触媒と高賦活活性炭フィルターで構成されている。光触媒は、表面積の大きいハニカム構造を採用し、吸着したニオイ分子を紫外線の化学反応により分解・無臭化し、同時に、脱臭能力が元に戻り、再びニオイを吸着できる。光触媒は、本体中央部の透明カバーの内側に入っており、室内光に含まれる紫外線でも十分作用する。更に、無数の凸凹の穴を持った高賦活活性炭を使った脱臭フィルターを配置。「賦活」とは活性炭の製造工程のひとつであり、この工程を繰り返すことにより活性炭組織の表面に凸凹が増加し、表面積が広くなりことで脱臭性能が高くなる。この高賦活活性炭と光触媒を組み合わせた「光ドーム脱臭システムにより排気の見えない汚れ"ニオイ"を除去する。
*三洋電機

02/Sep/02

事業展開

<光触媒事業のライセンス事業を強化・道路資材ではカーブミラーなどへの標準採用を推進>
TOTOは光触媒事業におけるライセンスビジネスを強化する。光触媒技術は物質の表面を加工することで防曇性や自己浄化性(セルフクリーニング)を持たせることができ、自動車ミラー、テント、タイルなどで利用されている。同社は光触媒を91年から研究して基本特許を権利化。特許のライセンスビジネスで01年1億1000万円の収入を得ているが、光触媒技術の普及、ライセンス供与先の増加で05年には10億円の収入を目指す。光触媒技術がすでに浸透しているのは自動車のサイドミラー、タイル、テントの3業界。日産自動車、日本板硝子、YKKなど合計20数社にライセンスを供与しており、05年には40社まで増やす。このうち自動車ミラーは、国内では大衆車まで普及が進んでおり、今後は欧米での採用を期待している。道路資材ではカーブミラーなどへの標準採用を進めている。
*TOTO/日刊工業新聞

02/Sep/02

イオン水
  精製器

<水道水から保湿、洗浄効果などを持つ弱酸性(水素)イオン水を作り出す小型携帯噴霧器>
商品名「エンゼルドロップス」の販売を始めた。風呂上がりの体、洗顔後の肌の手入れや肌への水分補給などに最適。新製品は各種ろ材が内部に組み込まれたボトル形状をしている。イオン交換樹脂により、ボトル内に注いだ水道水に含まれるカルシウムなどの硬度成分や遊離塩素を、水素イオンが豊富な弱酸性イオン水に変換する。また、繊維状の活性炭で残留塩素を除去、脱臭する。その後、フィルター、光触媒不織布による光触媒作用で水が活性化、制菌されるとpH値3〜3.5程度の皮膚にやさしい弱酸性イオン水となる。この弱酸性イオン水が持つタンパク質の分子構造を引き締める収斂作用、アルカリ物質に接触すると中和する働きで肌のpH調整を行い肌を守る。また、中性やアルカリ性に溶けにくい物質を溶かす性質があるため肌の洗浄効果にもつながる。1リットル当たり残留塩素0.8ミリグラム、硬度50ミリグラム、pH値7が基準の水道水を用いると約5万回の噴霧が行える。価格は4800円。
*アムコ/日本工業新聞

26/Aug/02

エアコン

<光触媒フィルタに特殊抗菌剤塗布、UV除菌消臭・きれいな風を出すエアコン>
空気を徹底的にきれいにしてから吹き出すエアコン「クローバー Eシリーズ」を2002年10月から発売。本体前面に搭載した「UV・除菌ユニット」は,光触媒フィルタに特殊抗菌剤を塗りこんだ「光再生除菌フィルタ」で細菌やニオイを捕集し,そこにUVランプを照射して分解する。これにより,菌の不活性化と消臭効果をもたらす。独自の気流制御「すみずみまでイオン立体気流」により,左右に2分割したメインフラップは最大30°の角度差をつけて立体的に風を吹き出し,左右最大120°の範囲でスイングする縦羽根やガイドフラップととも連動する。さらに縦羽根とガイドフラップの表面に施したディンプル加工が風の乱れを抑え,最大風速8.4m/sを達成することで,すみずみまで温風(冷風)が行き渡る。これにより,壁面や床面などの温度が快適になる面積は,従来の気流と比べて3倍に広がる。加えて,本体のスイッチでエアコンの据付位置を設定することにより,2分割したメインフラップの角度と左右スイングの振り幅,時間を調整し,エアコンの据付位置に合わせた気流制御ができる。
*三洋電機 

26/Aug/02

非光触媒

<紫外線がなくても、風や水に触れて反応する光触媒技術を開発−DPF、脱臭など広く応用>
大気汚染の改善に取り組んでいる環境NPO(非営利団体)のエコスクラブ(東京都港区)は、脱臭や汚れ防止、空気清浄に使われている光触媒の技術を応用し、光なしでも触媒反応が起こる「非光触媒」を開発した。これにより新しい環境技術として注目される光触媒の応用範囲が広がることになる。光触媒は酸化チタンが光を吸収した際に起こす物質の分解作用を利用したもので、照明のコーティングや空気清浄機のフィルターなどに使われている。開発した非光触媒はこの光触媒に特殊加工を施し、紫外線がなくても、風や水に触れて反応を起こすようにした。同クラブでは、この非光触媒を利用したディーゼル微粒子除去装置(DPF)も開発。現在、東京都の指定機種の認定を受けるためテストを行っている。また、車内や会議室などのにおいを除去する業務用消臭システムの販売も予定している。
*エコスクラブ/日刊工業新聞

26/Aug/02

フレーク状
TiO2ナノ粒子

<厚さナノレベルの展延性や密着性が良い薄片状チタン製造技術開発>
表面を薄くカバーする展延性や密着性が良い「微細薄片状酸化チタンの製造技術」の開発に成功した。現在主流の粒子状チタンに比べ少量でも効果的に遮蔽が行え、チタン化粧品、塗料などへの利用が期待される。酸化チタンは、下地の色を隠す隠蔽力や着色性がよく、紫外線の遮蔽効果もあるため、塗料、プラスチック用などの各種の顔料や、化粧品用紫外線遮蔽材や電子部品用誘電体原材料などとして幅広く使われている。最近では、酸化チタンの持つ紫外線照射による光触媒効果を使った抗菌、脱臭、防汚材料への利用も進んでいる。これまではほとんどが粒子状で、凝集性が高く、むらなく塗布することが難しかった。化粧品向けに薄片状の酸化チタンが開発されているが、薄さなどに限界があった。新技術は、シート状のチタン酸が何枚も積層した層状チタン酸結晶をまず合成してからアミン系化合物水溶液中で攪拌してはく離させ、これを噴霧して液滴粒子を作り、乾燥・焼成して中空球状にし、最後に粉砕して微細な薄片にするというもの。物質・材料研究機構物質研究所の渡辺遵所長、佐々木高義主席研究員らが見つけたもので、科学技術振興事業団が石原産業に2億円で開発を委託していた。この方法で作製した薄片状酸化チタンは厚さがナノメートルオーダーと薄いため展延性や密着性がよく、また粉砕前の中空球状の酸化チタン微粒子も肌に対する展延性が良い。
*石原産業/日本工業新聞

26/Aug/02

エアコン

<いやし超音波搭載のルームエアコン・脱臭光触媒と静電空気浄化フィルターを一体化>
ルームエアコンとして、業界初のいやし超音波を搭載した「エアロテラピーうるるとさらら」壁掛け型14機種を10月から順次、発売する。同エアコンは人の耳には聞こえず、いやし効果があると言われている超音波を、心地良さをもたらす自然なリズムの「1/fゆらぎ」の風に乗せた。マイナスイオンとの相乗効果で、より自然に近い室内空気環境をつくり出す。エアコン内部の不要な湿気を暖房乾燥させて屋外に排出し、かびの繁殖を抑制する機能、室外機の熱触媒で屋外のいやなにおいを取り除くとともにエアコン本体の給気フィルターで花粉やほこりを除去する機能も備えた。
*ダイキン工業 

19/Aug/02

業界情報

<TOTO、建材分野など光触媒で拡大戦略>
TOTOは、光触媒事業で2005年度に年間売上高200億円を狙う。現在、タイル・建材、塗料・ガラスコート、生活用品の3分野合計の売り上げ規模は年100億円前後だが、各分野とも年率20%以上のハイペースで伸長している。同社では、光触媒技術のさらなる普及推進に加え、既存製品の拡販、基本技術応用による機能性製品の創出などを急ぎ、事業規模を一段と拡大する戦略だ。
*The Chemical Daily News 

12/Aug/02

防汚屋根材

<光触媒防汚タイプのPC製屋根材を発売・多目的屋外テラス屋根材として商品化>
多目的屋外スペース「ほせるんですα」を新発売。は正面、側面をサッシやドアで囲い、屋根にはポリカーボネートパネルを使用した、多目的屋外スペース商品。突然の雨や砂埃、花粉の付着等の心配がいらない洗濯物干し場としてだけでなく、ニーズに合わせて多目的に活用することができるスペースを屋外に造ることができる。屋根材には太陽の熱エネルギーを遮り、内部の温度上昇を抑える「熱線遮断ポリカーボネート」や光触媒を利用した業界初の防汚タイプパネル「アクアシャインポリカーボネート」も用意した。パネルに光触媒コーティングを施すことで、太陽光に含まれる紫外線で付着物を分解、雨水により洗い流す。日常生活のなかで汚れの少ない状態を保ち、メンテナンスが不要となる。今回、テラス屋根材として初めて商品化した。
*トステム 

12/Aug/02

光触媒
ライセンス

<TOTO、光触媒ライセンス収入を05年度には10倍へ>
TOTOは、光触媒事業に関するライセンス収入を2005年度に現状比で10倍となる年10億円まで引き上げる。すでにタイル、ガラス、コーティング材の外装関連をはじめ自動車用サイドミラー向けなどで幅広く実用化され、今後も急速に応用分野が広がると判断した。現在は20数社だが、ライセンス契約を積極的に進め、2005年に40社を目標とする。同時に特許侵害メーカーへの法的措置などを含めた対応を推進し、光触媒に関する普及・啓蒙活動にも力を注いでいく。
*The Chemical Daily News

12/Aug/02

温水ルーム
 ヒーター

<光触媒脱臭、マイナスイオン発生機能搭載、温水ルームヒーター発売>
住宅の高気密化や室内環境の快適・健康志向など住宅事情、ユーザーニーズの変化により、暖房器具に対する、快適性、安全性、清潔性への要求が一段と高まっており、その中で温水暖房方式は、ソフトな暖房として、快適性に優れ、さらに安全性、清潔性も高く評価されている。新発売の温水ルームヒーター「ホットマン(R)」は、灯油を燃料として室外機で作った温水を室内機の熱交換器に循環させ、クロスファンにより温風を床面を這うように遠くまで行き渡らせる暖房で、部屋全体を足元から暖める快適暖房機室内機には、業界に先駆けて室内の空気を爽やかにする「マイナスイオン」発生器を搭載した。これにより、温風が吹き出しているときに約40,000個/CCのマイナスイオンを発生させ、室内の空気を爽やかにし、「ストレスを解消し、心身をリフレッシュさせる」などの効果を発揮する。更に、タバコのニオイ、ペット臭、ホルムアルデヒドなどのニオイ分子を吸着・分解する「光再生脱臭フィルター」搭載、光触媒機能を有する酸化チタンと吸着剤とを複合化してシート化したもので、タバコのニオイ、ペット臭、ホルムアルデヒドなどのニオイ分子を吸着・分解し、より「快適・清潔」暖房を実現。フィルターに吸着したニオイ分子は、天日干しすることにより、光触媒(酸化チタン)と太陽光で分解される。
*富士通ゼネラル/NIKKEI NET

05/Aug/02

高透明性
コーティング剤

<現場施工向けガラス建造物用光触媒コート材を発売>
ジャパン ハイドロテクト コーティングス(JHCC)は、世界で初めて現場施工用のガラス建造物向け光触媒コーティング材を製品化、8月1日から本格販売をスタートする。酸化チタンを使った光触媒コーティング材で、従来品は困難であった高い透明度の確保と、超親水性による汚れ除去という機能を両立したもの。同社では、関東地区のゼネコンや設計事務所を中心に採用を働きかけ、受注状況をみながら全国展開を狙う。
*JHCC/The Chemical Daily News  

05/Aug/02

掃除機

<光触媒と活性炭フィルターにてにおいを分解する排気循環式クリーナー発売>
排気循環式クリーナー「ジェットターン」に、見えない汚れのにおいを取る「光ドーム脱臭システム」を搭載した「SC-JT8D」を2002年9月1日に発売する。価格は5万3000円。外に出る排気量を極力減らしてほこりの舞い上げを従来の約1/15に抑えながら、排気のにおいを約93%除去する。こうした脱臭効果は、吸着したにおい分子を分解・無臭化する「光触媒」と、表面積の大きい「高賦活活性炭フィルター」によるもの。室内光に含まれる紫外線で作用するように本体中央部の透明カバーの内側に光触媒を、その次に脱臭フィルターを配置している。
*三洋電機 

29/July/02

空気清浄機

<(1/f)で気流、マイナスイオン、光触媒脱臭能をアップした癒し機能住宅用空気清浄機>
業界初の癒し機能を搭載した住宅用空気清浄機「エアロテラピー光クリエール」を発売。静音性、脱臭力、集塵力も同社従来製品より高めた。癒し効果があると言われている周波数20キロヘルツ以上の、人に聞こえない超音波を自然のリズム(1/f)で気流を揺るがせ、マイナスイオンとの相乗効果で自然に近い室内空気環境を実現した。本体は幅400ミリメートル、厚み198ミリメートルで、従来製品容積比90%に小型化した。毎分3・5立方メートルの強風量の場合でも、業界トップの32デシベル(23畳までの機種)の静かさ。光触媒再生用特殊インバーターランプの強化、光触媒素材自体の改良により、脱臭性能85%を達成。価格は床面積が25畳までで最大風量が毎分7立方メートルの機種が6万7500円、23畳までで同6立方メートルの機種が5万4000円。2機種で年間30万台の販売を目指す。
*ダイキン工業  

29/July/02

雑草抑制砂

<光触媒を利用した雑草繁殖防止砂「サン・メガカット」>
表面に特殊技術によりコートされた光触媒は、太陽光線などの紫外線が当たると光電気化学反応をおこします。この時、表面のわずかな水分と反応して起きる強い酸化作用により、飛来してくる雑草の種子の発芽を抑制します。また、地中に残っている根や種子から生えてくる雑草は、付属の不織布防草シートをサン・メガカットの下に敷くことにより防ぎます。また、ごくまれに発芽した場合も不織布シートの根切り効果により簡単に除草できます。サン・メガカットは、除草剤などの農薬では有りません。自然砂にコートしている光触媒は、化粧品などにも使用されている無害な酸化チタンと無機抗菌剤が主成分で、人体は勿論、地球環境への影響はほとんどありません。また、光触媒には大気中のNOx、SOxを分解し浄化する機能もあります。サン・メガカットは、太陽の紫外線が当たる限りその効果を持続します。また草だけでなく藻やコケの繁殖も抑制しますので美観も保ちます。
*サンエネルギー株式会社 

22/July/02

殺菌活水化
浄化装置

<光触媒と紫外線とを利用した急速殺菌活水化装置開発・養殖業、温水プール向けに>
紫外線と光触媒とを併用し、養殖業・水産業・水産加工業等で使用される「水」および温水、プール、循環水、洗浄水等で使用される「水」に紫外線と光触媒とを照射し、残存活性酸素種を無害化する急速殺菌活水化装置を開発。近年、O-157や腸炎ビブリオ等による細菌が原因となる食中毒事故が多発していることから、食品衛生法施行規則の一部がこの6月に改正され、腸炎ビブリオによる食中毒を防止するため「ゆでだこ」「ゆでがに」「冷凍食品(生食用冷凍鮮魚介類)」「生食用鮮魚介類」および「生食用かき」の加工に使用する水は、飲用水、殺菌した海水または飲用適の水を使用した人工海水を使用することとなり、通常の海水での処理ができなくなった。開発した装置は、短波長、中波長、長波長に分割した紫外線のうち、先ず短波長の紫外線を水中の酸素(O2)に照射し、オゾン(O3)を生成させ、次に、このオゾン(O3)に中波長の紫外線を照射し、O3を分解、強力な殺菌効果を持つ活性酸素種(OHラジカル)を生成させると同時にTiO2光触媒によりOHラジカルが生成され殺菌能力が高まる。最後に長波長の紫外線を照射することで、残存活性酸素種を無害化したクリーンな水を蘇らせることができる。また、ランニングコストは、電気代と年に一回程度の紫外線灯交換程度に過ぎず、殺菌時間も紫外線装置のみの従来機では約30分であったのが、約8分の1から10分の1の時間に短縮されている。
*三井造船 

22/July/02

空気清浄機

<音が静かな空気清浄機・ファンカバーに吸音性が高いポリエチレン素材を焼き付け>
空気清浄機「F―P06S1」を発売。集じん性能は高いが空気抵抗の少ないフィルターを使い、集じん効果を高めるとともに、運転時の音を抑えた。ファンカバーに吸音性が高いポリエチレン素材を焼き付けた。従来品に比べ実際耳に聞こえる大きさが約3分の1になる。ファンの回転数が少なくなったことで約60%電気代を減らせる。自動車や外壁の汚れ防止に採用されている、酸化チタンコーティング加工をフロントパネルに施し光触媒作用により、フロントパネルに付着した汚れ(有機物)を分解する。店頭での実勢価格は4万円前後となる見込み。月間1万台の販売を見込む。
*松下電気 

15/July/02

産官学PJ

<光触媒使いエコ材料技術開発・新規プロジェクトを突破口に2005年度には市場規模1兆円へ>
2003年度から3年計画で、光触媒を活用した建築材料や土壌浄化材など環境対応の新規技術を開発する。今後、光触媒技術を活用した商品を展開するTOTOなどに参加を働きかけ、2005年度の実用化を目指す。研究開発費は官民合わせ約100億円を見込んでいる。衛生陶器など光触媒技術を活用した商品の現在の市場規模は約400億円だが、経産省などは新規プロジェクトを突破口に、2005年度には市場規模1兆円を目指す。光触媒は酸化チタンを使った化学反応で、紫外線を照射すると環境汚染の原因となる化学物質などを分解し、殺菌や抗菌、脱臭などの効果がある。光触媒の利用分野拡大を図るため、経産省と国交省は連携して「光触媒利用エコ材料の技術開発」と呼ぶ新規施策をまとめ、2003年度予算概算要求に盛り込む。計画では、光触媒を活用した土壌浄化材の研究に取り組むほか、「光触媒利用エコビルディング開発」と銘打った省エネなど環境負荷の少ない建築材料の開発を推進する。産学官連携のプロジェクトとし、光触媒で優れた研究成果を持つ東京大学先端科学技術研究センター、豊田中央研究所をはじめ、TOTO、三菱製紙、宇部興産などの参加を想定している。特許庁によると、1980年から2000年の過去20年間に、光触媒に関する特許は、日本の出願が約2860件で、米国の特許登録件数(409件)、欧州の同出願件数(390件)を大きく上回っている。経産省は、特許の面からも日本の光触媒技術は高い国際競争力をもつと判断、新規プロジェクトを立ち上げる。
*経済産業省・国土交通省/日本工業新聞

15/July/02

光触媒捺染布

<光触媒酸化チタンの微粒子を捺染した抗菌消臭布地を本格事業化・福祉業界向けに>
光触媒酸化チタンの微粒子を捺染した布地の本格事業化に踏み切る。高い脱臭、消臭、抗菌作用を発揮するほか、マイナスイオン効果を持たせた布地で、福祉業界をターゲットに営業活動を行う。今後1年間で1億円程度の販売を目指す。本格販売に踏み切る布地は、横浜市福祉サービス協会加盟の鶴見区内の特別養護老人施設内で悪臭除去の実証実験を約1年間行ってきた。良好な結果が得られたことを受け、福祉関連分野向けの製品として事業活動を始めることにした。この製品は2年ほど前に捺染メーカーの服部センコー(横浜市)と共同で開発した。固剤と酸化チタン光触媒の微粒子を混合したものを繊維(布地)に型紙を使って染色後、乾燥させる。界面活性剤を含有する水溶性の液体で水洗する。この技法により、酸化チタンが樹脂の下に埋没せずに繊維表面にプリントされるので、光触媒機能低下を抑制する。脱臭、消臭、抗菌作用を長期的に持続するという。悪臭防止法で規制対象項目として設定されるトリメチルアミンの除去性能試験を行った結果、当初濃度が約2.2ppmあったが、30分経過するとほぼ0ppmになった。今後は、ホルムアルデヒドなど特定の有害物質に対して高い吸着、分解効果を発揮する布地の開発販売を行い商品力の強化を行う一方、ペットショップでテスト販売してきたペット用マットを新たな販売対象として動物病院などに拡販する考え。従来、酸化チタン光触媒を樹脂や繊維系などの有機材料と混ぜて使用すると、その有機材料が酸化チタン光触媒の酸化力によって劣化するなど利用上での難点があった。
*大進熱機株式会社 

15/July/02

光触媒抗菌
まな板

<光触媒抗菌まな板菌を開発・大腸菌殺菌にAgで24時間要したが本開発で6時間に>
健康・環境関連製品の開発販売を手がけるダイキョー(つくば市)は、光を当てると菌を分解する光触媒抗菌まな板を開発した。見た目は通常のまな板とほぼ同じ。業務向けを中心に年間10億円の販売を目指す。光触媒作用を持つ二酸化チタンの粉末を樹脂に2―3%混ぜ、まな板状に固めた。太陽光や蛍光灯の光が当たると、強い酸化作用で表面に付いた細菌や有機物を分解する。人体には無害で、においや色も付きにくいという。価格は横38センチ、縦24センチの標準型で9800円。  ホテルやレストラン、給食センターなど業務用途を中心に展開する。一般には通信販売の専門誌などを通じて販売する計画。初年度の販売目標は10万枚を見込む。同社はこれまで銀イオンを使った抗菌まな板を販売。社団法人東京都食品衛生協会の調べでは、従来製品では24時間で表面の大腸菌がゼロになるが、新製品は6時間で同等の効果が得られたという。同社の抗菌まな板は100万枚を売り上げたヒット商品で、新製品でも同等の売り上げを見込んでいる。
ダイキョー/NIKKEI NET 

08/July/02

光触媒膜
作成装置

<効率的に高反応光触媒膜を生産できる「可視光応答型光触媒膜作成装置」を開発>
液晶製造装置最大手のアルバック(神奈川県茅ヶ崎市)は、反応性の高い光触媒膜を高効率で生産できる「可視光応答型光触媒膜作成装置」を開発、7月から販売する。光触媒は、光にあたることで有害物質の分解作用、殺菌機能などを発揮。道路側壁などに塗布し、大気汚染物質を浄化する試験も行われている。ただ、紫外線など、太陽光線のごく一部の波長領域にしか反応せず、用途や性能が限られていた。今回の装置では、光触媒である酸化チタンを、波長400ナノ〜800ナノメートルの可視光領域で反応するよう改質。また、基板上への薄膜形成も短時間で行えるという。すでに川崎製鉄の技術研究所が試作装置を導入。鋼板上に触媒膜を形成できること、太陽光や蛍光灯の光ででも、高い触媒作用が得られることなどを確認した。アルバックは、基板径20ミリサイズ用と300ミリ用装置を用意。初年度20台の販売を目指す。価格は20ミリ用が600万円、300ミリ用が3300万円。
*アルパック/日本工業新聞 

08/July/02

住宅換気

<親世帯の視点から発想した二世帯住宅"竹とんぼの舞う家"発売>
断熱・換気性能:"竹とんぼの舞う家"は、一棟の「熱損失係数(Q値)」が1.80W/m2・K(1.55Kcal/m2h℃)という性能を有しています。これは、次世代省エネ基準 II 地域レベルをはるかに上回る性能となっています。オリジナル「樹脂複合デュアル断熱サッシ」に「高断熱複層ガラス」(南西面)・「遮熱断熱複層ガラス」(北東面)をプラス。さらに「光触媒を使った熱交換型換気システム」により、断熱性だけではなく"空気の質"にまでこだわっています。
*三洋ホームズ 

08/July/02

技術ライセンス

<光触媒チタンイオンを導入したカルシウムヒドロキシアパタイトのライセンス活動を強化>
窒素酸化物や排気ガスを吸着し光分解させるチタンイオンを導入したカルシウムヒドロキシアパタイトのライセンス活動を強化し、用途開発を支援、関連製品の市場形成を図る。ライセンス供与先の太平化学産業がこのほど、数マイクロメートル径の微粉の量産技術を確立、月間数トン規模の需要にも応えられるようになり、工業的利用に条件が揃った。開発元の富士通研究所では、エアコンの清浄フィルターを試作するなどして、広範な分野で応用製品の提案を行っていく方針。
*富士通/Chemical Daily News

01/July/02

放電型
空気清浄機

<放電型光触媒利用した空気清浄機を開発・放電効果とオゾン効果、光触媒効果を同時に実現>
世界で初めて放電技術と触媒技術を融合した放電型光触媒で、汚染物質を従来のランプ式と比べ10倍以上の性能で分解する空気清浄・脱臭器の開発に成功した。放電による光を利用して放電効果とオゾン効果、光触媒効果を同時に実現する。まずトヨタ自動車の子会社・アラコと共同で車載冷蔵庫用を開発して販売に着手、自動車やバスなど交通機関での車内脱臭、病院の消毒、生ゴミ脱臭など幅広い用途での実用化を目指す。この放電型光触媒はランプの光でなく、放電による光を利用する。ランプでは光が光触媒モジュールに均一に照射しないことが多いが、放電型は光が均一に照射することでムダがない。同時に放電することでオゾンが発生するオゾン効果もある。同社はこの光触媒モジュールに多孔質セラミックス機材を採用、従来のハニカム型より表面積を多くとって性能の大幅アップを実現した。
*東芝/日刊工業新聞

25/June/02

光触媒
 シリカゲル

<環境汚染ガス浄化・水質汚染物質浄化用光触媒シリカゲル>
酸化チタンをシリカゲルの内部に担持させた粒状光触媒材。空気中の悪臭や有害物質の分解除去,排水処理,浄水処理あるいは環境ホルモン分解除去のような広範囲の用途に適用できる。光触媒シリカゲルは,光に対して透明で吸着性に優れたシリカゲルに注目し,シリカゲル表面の酸化チタンをほとんどなくし,細孔の内部全体に酸化チタンを担持させただけでなく,特に表面近傍の細孔内に高濃度に分布するように設計されており、シリカゲルの強大な吸着作用と酸化チタンの強力な光触媒作用を両立させた新規な酸化チタン光触媒です。独立行政法人 産業技術総合研究所の技術指導(共同出願特許)によるもの。
*新東Vセラックス株式会社 

24/June/02

機能繊維素地

<塩素臭消臭・抗菌水着用新素材「ルミマジックアクア」>
活性酸化チタンの光触媒作用を活用し、水着に付いたプール特有の気になる塩素臭を分解して無臭化するとともに、雑菌から肌や体を優しく守る抗菌性能を持った初めての水着用新素材「ルミマジックアクア」を開発。本商品は洗濯耐久性も兼ね備えた「塩素臭消臭・抗菌」素材。酸化分解能力を持つ光触媒(活性酸化チタン)を特殊なバインダーで生地に固着させた当社の消臭加工素材"ルミマジック"シリーズの水着向け素材であり、プールの消毒剤として使用されている次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム、塩素化イソシアヌル酸などが水と反応してできる、特有の臭気を放つ次亜塩素酸イオンを、光触媒によって無臭の塩化物イオンに分解して、水着の塩素臭をなくす。また、抗菌成分も固着させているため、傷口から入ると化膿の原因になる黄色ぶどう球菌、腹痛や下痢、膀胱炎を引き起こす原因となる大腸菌の生地上での増殖を抑制し、肌や体を優しく守ることができる。さらに、光触媒による繊維の強度低下を防ぎ、また洗濯による消臭・抗菌効果の低下もほとんど起こらない優れた素材であり、また、これらは後加工であるため、ナイロン、ポリエステルなど、どの素材にも加工できる。
*東レ 

24/June/02

インテリア
  クロス

<「シックハウス」封じに新聞古紙再生の光触媒スクリーン開発>
シックハウス症候群も起こす有害物質を分解するロールスクリーンとカーテンが、新聞古紙などから生まれた。環境技術開発会社「アイン・エンジニアリング」と企画会社「オー・ティー・エー」が光触媒の技術を使って開発した。ロールスクリーンには新聞古紙、カーテン用は牛乳パックから和紙を再生し、それぞれに酸化チタンの微粒子をすき込んだ。農水省所管の日本食品分析センターに検査を依頼。住宅用合板の接着剤に含まれる代表的な化学物質ホルムアルデヒドを混ぜた空気3リットルを吹き込んだビニール袋に、10センチ四方の再生和紙を入れたものと入れないものにそれぞれ紫外線を当て、24時間後の濃度変化を調べた。その結果、再生和紙を入れない袋の濃度は当初の20ppmから15ppmに下がっただけだが、入れた袋は測定機で検出できないほど濃度が低くなった。脱臭効果を調べるため、同じ手法で行ったアンモニアの検査でも、同様の結果が得られた。新聞古紙を利用した光触媒和紙は読売新聞社とアイン社などが1999年に開発し、有効に利用する研究が進められていた。日本酸化チタン工業会の阿部忠行事務局長は「光触媒を使った製品開発は多くの企業が行っているが、紙への応用は用途が広く、有力な分野。ロールスクリーンなど空気と接する面積が広いうえ、窓際で日に当たり、光触媒が働きやすい利点もある」と話している。
*アイン・エンジニアリング/読売新聞 

24/June/02

脱臭空調機

<病院用ファンコイルユニットを新発売・強力脱臭が可能な光触媒付脱臭フィルター採用>
病院や特別養護老人ホームなどの2床、4床の病室用として「病院用ファンコイルユニット」を新開発した。新製品は、1台の空調機で2床または4床の個別空調を可能にしており、さらにバイパスユニットを組み込んだことでペリメータやベッド間の通路にも送風出来るようになっている。ロングライフフィルターを標準装備しメンテナンスの軽減を図り、また、強力脱臭が可能な光触媒付脱臭フィルターをはじめ、吹出しユニット、吸込みグリル、フレキシブルダクト、抗菌SUSドレンパンと、豊富なオプションを取り揃えた。発売は今年8月からの予定。
*ダイキン工業

17/June/02

フォトマスク
 レジスト技術

<光触媒を利用した、安価なDNAチップ等のパターン化技術を開発>
光触媒を利用して、短時間でガラス等の基材表面に微細なパターンを形成する技術を開発した。開発したパターニング技術は2種類あり、共に光触媒の持つ有機物分解作用を活用して、短時間の紫外線露光によりフォトマスクの開口パターンに対応したパターン状に表面改質させる技術。一つ目は、光触媒材料と撥水・撥油性材料を複合化したコーティング材料をガラス基板上に塗布し、フォトマスクを利用して紫外線露光することにより、露光部の有機物分解作用により撥水・撥油性材料が分解除去されフォトマスクパターンに応じた親水・疎水パターンを形成する方法。この親水・疎水パターンの親水部分に機能材料を付着させることにより、機能材料のパターン化を容易に形成できる。製品への応用例としてインクジェット方式によりRGB顔料インキを付着させてカラーフィルターを作ることができる。二つ目は、光触媒材料を積層した全く新しい形のフォトマスクを使用する方法であり、このフォトマスクを使用して、被処理材に接触ないし100ミクロン程度のギャップを設けて紫外線露光すると、被処理材表面の有機分子鎖が分解除去され、パターンを形成することができる。従来から、紫外線照射を使い有機物をパターン化させる技術は研究されてきが、処理時間が数時間以上かかることから、工業生産用途に実用化することはコスト面と効率面で不可能とされてきた。しかし、今回開発した光触媒を利用した技術により,露光時間を1分以内に大幅短縮でき、工業生産への利用が可能となった。この技術では、処理する有機分子鎖を選択することにより、親疎水パターンや官能基の有り無しパターンを形成でき、親疎水パターンではカラーフィルターやマイクロレンズといった光学デバイスへの応用が可能となり、また、官能基パターンではDNAチップやケミカルチップなど今後低価格化が期待される分野への幅広い応用が可能となる。
*大日本印刷

17/June/02

脱臭処理

<ブルッカイト型f光触媒チタニア利用の高効率脱臭処理装置を開発>
チタニア光触媒を利用した小型脱臭処理装置「フォトキャスト」を開発し販売を始めた。直径約40mm・長さ約400mのガラス管内面に光触媒のチタニアを0.7〜0.8μmの厚さで塗布し、そのガラス管の中心に殺菌灯(波長400nm以下の紫外線域、254nmにピーク)を配置し、ガラス管内に導かれた臭気が光触媒と接触し分解される仕組み。特徴は、チタニアが光励起する際の価電子帯と伝導体のバンドギャップが従来品であるアナターゼ型より大きいブルッカイト型(結晶構造は斜方晶)を利用している点。昭和電工が開発したブルッカイト型は、アナターゼ型より光励起時の酸化力・還元力が強いと説明する。標準タイプの「PCG-ST-9」での脱臭試験では、初期濃度30ppmのホルムアルデヒド(試験用の匂い源)を処理風量1m3(normal)/分の場合に約30分で分解するなど、従来品(アナターゼ型)に比べて、約1/3以下の時間で分解できる。標準タイプ「PCG-ST-9」は、チタニアを塗布したガラス管が9本収められており、ファンで空気を排出して負圧をつくり、ガラス管内に周囲の空気を取り込み、脱臭する。ほこりを吸わないようにフィルタが入り口に設けてあり、ガス流量の圧力損失を少なくしながら、光触媒にガスが接触しやすくする形状・配置の工夫を施している。標準タイプ「PCG-ST-9」は価格75万円。脱臭処理装置に加えて、似たような構造の汚水処理装置の開発も並行して進めている。
*昭和エンジニアリング

10/June/02

超親水性特許

<再審理中だった光触媒に関する基本特許の権利化が確定>
TOTOは,異議申し立てを受け再審理中だった,光触媒の超親水性技術に関する基本特許2件について,特許庁から「特許を維持する」という異議審決が下ったことを明らかにした。これにより,権利が確定したのは特許第2756474号「基材の表面を光触媒的に親水性にする方法,親水性の光触媒性表面を備えた基材,その製造方法,および,光触媒性親水性コーティング組成物」と,同第2865065号「親水性表面を備えた複合材」。TOTOは今回の権利化を機に,光触媒超親水性技術に関するライセンス契約を積極的に進めると同時に,無断で関連商品を製造・販売している特許権侵害メーカーへの対応を検討していくとしている。特許第2756474号は2002年3月5日付けで,同第2865065号は同年4月17日付けで権利化した。前者は,酸化チタンなどの光触媒と蓄水性物質のシリカやシリコーンを組み合わせたものに光を照射することで親水化現象を発現することに関する,後者は暗所でも親水効果を維持することに関する基本特許。とりわけ前者は,特許付与後としては最多の23件の異議申し立てを受けていた。なお,TOTOの光触媒に関する基本特許の権利化確定は,2001年2月19日付けの防曇技術に続いて3件目となる。
*TOTO 

10/June/02

空気清浄機

<紙製光触媒フィルター型脱臭機に比べて4、5倍の清浄効果をもつ空気清浄機を開発>
光触媒環境浄化装置事業に本格参入した。産業機械装置メーカーの盛和工業(横浜市都筑区)と共同で、従来の紙製光触媒フィルター型脱臭機に比べて4、5倍の清浄効果をもつ空気清浄機を開発、販売を開始した。初年度2億円の販売を目指す。新製品は、盛和工業が東京大学(藤島昭教授)、科学技術振興財団と共同開発した光触媒フィルターを活用。同フィルターは、扱いが容易で強度の高い多孔質セラミックに酸化チタンを塗布し、はがれ落ちにくい構造にすることで、繰り返しの洗浄に強く、気体との接触効率もいいという。また、オゾンを上回る強い酸化分解作用で、雑菌や悪臭を分解するほか、薬品を使わないため環境や人体に無害といった特徴もある。紙製フィルターの場合、3カ月に1回程度の交換メンテナンスが必要だが、今回開発のフィルターは基本的に年1回程度の洗浄と、紫外線ランプの交換などですむ。NTT−MEは、病院や工場、喫煙室などの用途向けに多数の種類をそろえている。システム価格は、25平方メートルまでの空気清浄が可能な標準機「SSC−50E」で90万円。同社は、今回の空気清浄機販売をきっかけに今後、光触媒技術を応用した、土壌や水質浄化装置ビジネスにも参入する考え。
*NTT−ME/日本工業新聞

03/June/02

内装用
ホーロー鋼板

<曲げ加工可能で光触媒機能を有する内装用ホーロー鋼板を開発>
川崎製鉄(株)と川鉄建材(株)は共同で、曲げ加工が可能で抗菌・防臭などの光触媒機能を有する内装用ホーロー鋼板を開発した。今回開発した製品は、すでに川鉄建材(株)より販売の、曲げ加工可能なホーロー材「K−FLEX」(製品名)に、密着性・耐久性・表面光沢性を損なわずに光触媒機能を付与したものであり、光触媒層を密着させる技術により初めて曲げ加工性と抗菌・臭気分解などの光触媒機能を兼ね備えた材料が実現された。光触媒層と抗菌剤を含有する層とを積層させていることが特徴で、外表面に濃縮された光触媒層が蛍光灯程度の光照射下でも大きな抗菌性能が得られるとともに、抗菌剤を含有する層によって、光触媒の弱点である暗時においても抗菌性能が発揮される。抗菌試験では、25平方センチメートルあたり10万個の黄色ブドウ球菌を塗布し1000ルクスの光を8時間照射した後の試験片で、菌は全く検出されず、また、全く光を照射しない場合でも24時間後の試験片から菌は検出されなかった。また、太陽光下はもとより、蛍光灯下においても酸化分解力が発揮されるため、抗菌効果以外にも壁面に吸着したVOCや臭い成分等の有害有機物を分解する効果が得られ、シックハウス症候群対策としても効果が期待できる。川崎製鉄(株)では、2000年6月、光触媒応用製品において広範囲の特許を有する東陶機器株式会社(TOTO)とライセンス契約を締結し、グループを挙げて光触媒機能を有する各種建材製品の研究・開発に取り組んできた。
*川崎製鉄 

03/June/02

アパタイト被覆
複合TiO2

<可視光応答型光触媒でアパタイト被覆複合材・外壁水性塗料へ>
エコデバイス(東京都港区)は、産業技術総合研究所のセラミックス研究部門メソポーラスセラミックス研究グループと共同で、可視光応答型光触媒で初めてのアパタイト被覆技術を応用した多機能型複合材料を開発した。水に対する分散性が高いため、水性塗料に光触媒機能を付加する材料として、塗料メーカーからの需要を見込む。大量生産体制が整う6月以降に本格販売に乗り出す。酸化チタン光触媒は有機物質を分解する能力がある。そのためアクリルなどの樹脂は劣化してしまい、顔料用の酸化チタンでは表面をアルミナなどで覆って触媒活性を抑える必要がある。これを解決するため、数年前に産業技術総合研究所の研究グループが酸化チタンと樹脂層との間の緩衝材として機能するアパタイト(リン酸カルシウム)の被覆技術を開発していた。
*エコデバイス/日刊工業新聞

27/May/02

業務用脱臭機

<処理時間半減の光触媒脱臭装置・食品加工工場の調理臭、ビルのごみ脱臭向けに>
昭和電工の全額子会社、昭和エンジニアリングは、酸化チタン光触媒と低波長域の紫外線ランプを組み合わせた新型の脱臭装置「フォトキャット」を発売した。従来の脱臭装置に比べ脱臭処理時間を半減でき、装置のコンパクト化も可能にした。食品加工工場やスーパーマーケットのバックヤードで発生する調理臭や、ビルや高層マンションのごみ脱臭向けなどに売り込む。新装置は円筒(全長40センチメートル)の内面に光触媒をコーティングし、さらに波長400ナノメートル以下の低波長域紫外線ランプを中心部に固定。内蔵した吸気ファンが円筒内に臭気を通し分解する仕組み。光触媒と臭気の接触効率を高める工夫により脱臭処理スピードを向上した。標準品は9本の円筒を使うが、ニーズに応じて本数を変えることもできる。価格は標準品で75万円。第1弾として岩手県立病院から寝具類をオゾンで脱臭殺菌する際に発生する酸化臭除去向けに採用された。また、同社は新製品を利用した水質浄化装置も開発、発売した。新製品シリーズの売上高として3年後に年間5億円を目指す。
*昭和エンジニアリング 

27/May/02

繊維業界情報

<繊維評価技術協議会と繊維製品新機能評価協議会が6月1日付で統合>
テーマとして消臭加工アイテムの増加、光触媒加工の業界スタンダード化、防カビ加工への取り組みのほか、WHS(水系洗濯)のクリーニング工場の指定と普及、技能者養成に注力する。また、抗菌性試験のISO提案を02年度に仕上げ、安全性の皮膚刺激試験のJIS化を行う。
*繊維ニュース

20/May/02

坊汚ガラス

<光触媒コートの外壁用ガラスを松下電工と共同開発>
光触媒を利用し太陽光や風雨の働きにより外面をきれいな状態に保つ外壁用ガラスを開発した。太陽光が当たると光触媒効果により汚れの付着力が弱まり、同時にガラス表面が親水性になるため、雨水が表面全体に広がり汚れを浮かせて洗い流す仕組み。日本板硝子では「クリアテクト」の商品名でモニタリングを前提とした限定発売を開始、松下電工では、来年1月の竣工を予定している東京本社ビルへの採用を決定している。
*日本板硝子

20/May/02

抗菌繊維

<マイナスイオンや光触媒、ビタミンEなどを表面加工した3種類の機能性繊維素材を開発>
健康や快適性を提供できる機能を生かし、一般衣料、ユニホームのほか寝装具用などととして売り込む。「リライフ」は、マイナスイオンと木の香り成分であるフィトンチッドを表面に加工した。両成分によりリラックス効果やリフレッシュ効果がある。また、フィトンチッドは抗菌・消臭、防虫効果もある。 「サンフィニッシュ」は、太陽光を受けることで活性化する光触媒を加工した。光触媒反応により臭気・汚れの分解、バクテリアの増殖を防ぎ、清潔性を保つことができる。「アクティヴェイト」は、ビタミンEをカプセル化し繊維に固着させた。皮膚を通して、メラニン排出(美白効果)や血行促進、肌荒れ防止作用があるとされるビタミンEを吸収できる。いずれも、20回以上洗濯しても効果は衰えないという。価格は未定だが、初年度はユニホーム向けで3種類合わせて15万メートル(幅1.5メートル)の販売を見込む。
*ユニチカテキスタイル/日本工業新聞 

13/May/02

坊汚ガラス 

<高い汚染分解性能の光触媒セルフクリーニングガラスを東芝ライテックと共同開発>
富山大学工学部蓮覚寺教授、日本カーリット(株)及び東芝ライテック(株)と共同で、非常に高い光触媒効果を与える新型の酸化チタン光触媒膜を形成することにより高い汚染分解性能と高耐久性が特長である「セルフクリーニングガラス」の開発に成功し、トンネル用照明カバーガラスを始め多用途展開が可能とした。今回開発した光触媒膜は、高配向・高結晶の薄膜を緻密に形成することにより、汚染物質の分解性能を飛躍的に高めたものであり、かつ耐久性にも優れる。従来の光触媒溶液は、「ゾル−ゲル法」により作られているが、蓮覚寺教授の発案した「アドバンストゾルゲル法」に基づいて日本カーリットが新たな酸化チタンのコーティング溶液を開発した。この溶液は、酸化チタンの微粒子を含まない完全な溶液で、ガラス等の基材表面との結合力が強く、密着性に優れた0.1マイクロb程度の厚みの緻密で堅牢かつ平滑な薄膜を形成することができ、優先配向度が非常に高い結晶性が得られるため、極めて高い光触媒効果を発揮される。旭硝子は、この光触媒溶液をガラスに応用するにあたり、予めガラス表面にシリカの薄膜を、ガラス製造技術で培った成膜技術を用いて形成し、その上に、このコーティング溶液を独自に開発した特殊な方法で塗工する二重膜構造とした。 トンネル用照明カバーガラスは、多量の排気ガスに常時曝されるという極めて過酷な汚染環境下で使用されるため、従来から交通量の多い東名高速道路等では光触媒ガラスが使用されており、本開発した光触媒セルフクリーニングガラスを、トンネル用照明カバーガラスとして東芝ライテックで性能評価したところ、ディーゼル車の排気ガスに含まれるカーボン微粒子も効果的に分解し、光触媒効果は従来品よりも5倍以上高く、かつ耐久性も高いことが判明した。
*旭硝子 

29/April/02

PCB処理

<PCB無害化処理システム>
光(紫外線)分解と触媒分解の組み合わせにより、PCB分解性能の高い光/触媒処理方式を開発しました。本方式は2000年10月1日に新しい処理方式として、厚生大臣が定める方法に認められました。PCBは、光/触媒分解し、汚染容器は洗浄により無害化します。
【特長】
光/触媒分解による安全で穏やかな反応:光/触媒分解により常温近傍(75℃以下)、常圧にて処理されるため、機器構成がシンプルであり、大きな事故に結びつきません。
少ない廃棄物:分解に使用した溶剤を再利用するため、処理後生成物の量を少なくすることが可能となります。
取扱いの容易な薬剤の使用:PCB液処理では、半導体工場や化学工場で使用されているアルコールと苛性ソーダ、容器処理では、環境負荷の小さい炭化水素系溶剤を使用します。
*東芝 

22/April/02

内装
コーティング剤

<光触媒マイクロカプセルにより消臭・抗菌性内装用水系コーティング剤を開発>
光触媒マイクロカプセルにより消臭・抗菌性能を持たせた内装用水系コーティング剤を独自開発した。光触媒カプセル内の酸化チタンにより、悪臭物質や気中浮遊菌など有機物を分解し、消臭・抗菌効果を発揮するもの。同社では住宅、病院、飲食店など幅広い用途で室内環境のクリーン化に役立つことをアピールし、市場開拓を本格化する考え。
*和信化学工業/ChemicalDailyNEWS 

15/April/02

防曇新光触媒

<様々な素材の表面に水と超親水性を与える新型光触媒を開発/暗室内で20日間の防曇効果>
青山学院大学理工学部の重里有三教授と旭硝子は、様々な素材の表面に水と超親水性を与える新型光触媒を開発した。暗い場所でも機能を発揮する。光触媒は、光エネルギーを使って化学物質を分解するだけでなく、材料表面に光触媒の膜をつくると、超親水性にできる。新触媒は、光触媒機能を持つ酸化チタンの上に酸化ケイ素を重ねた二重構造。一度紫外線を当てれば効果が持続、暗室でも仕える。実験では、暗室内で20日間、まったく曇らなかった。これまで、光触媒を使ったトイレの鏡などで実用化されているが、紫外線が当たらないと機能を失うという課題があった。鏡のほか、窓ガラスのくもり止めや画面の汚れにくいテレビなどに応用が可能。
*旭硝子・青山学院大学/Cyber-Tech

15/April/02

メンズスーツ

<光消臭繊維〈シャインアップP〉使用のメンズフォーマルスーツ『ウンセツ・パーフェクト』を開発>
はるやま商事株式会社、クラレトレーディング株式会社、株式会社クラレの3社は、タバコや汗などの不快な臭いを分解し消臭する光消臭繊維〈シャインアップP〉を用いたメンズ用サマーフォーマルウェア(盛夏向け)を共同開発し、はるやま商事が『ウンセツ・パーフェクト』のブランドで、4月20日より新発売。新製品に使用された〈シャインアップP〉は、光触媒反応と化学吸着反応のダブルの消臭で臭いを吸着・分解する機能を持つ新しい消臭繊維です。消臭グッズが普及してきているように、私たちは汗や臭いに大変に敏感になっている。〈シャインアップP〉使用の『ウンセツ・パーフェクト』が、温暖化が言われシーズンが長くなりつつある夏のフォーマルシーンにおいて、快適な着心地を提供できるものと期待できる。
*クラレ 

01/April/02

建築外装
コーティング

<建築外装用に水性の光触媒コーティング材>
TOTOと機能性塗料メーカーのオキツモが出資した共同出資会社、ジャパンハイドロテクトコーティングス(東京都港区)は、雨の力を利用するだけで汚れを洗い流す効果がある光触媒技術を活用した水性の建築外装用カラーコーティング材を6月から本格販売する。光触媒の水性カラーコーティング材の発売は世界で初めて。同社は、今回の製品も含め、コーティング材全体で2004年度に27億円の売り上げを目指す。発売するコーティング材「水性ハイドロテクトカラーコートECO」は、住宅用などのニーズに合うよう200色以上の種類がある。4月から直営店で一部販売を開始し、6月1日から本格販売する。光触媒コート材は、光触媒の親水性作用で、雨の力で表面に付着した汚れを洗い流すほか、防カビ、防藻効果が高い。自動車排ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)などの有害物質を分解除去する作用もある。同社はこれまでに溶剤タイプの光触媒コーティング材で400件以上の施工受注の実績をもつ。ただ、溶剤タイプの場合、施工時に若干においが発生するため、一戸建てや病院、食品工場などでの普及が進みにくいことなどの理由から、においの少ない水系の材料開発を急いできた。 今後は溶剤タイプで、打放しコンクリート用や、一般塗料の上から塗ることも可能な光触媒コーティング材も販売していく。
*ジャパン ハイドロテクト コーティングス(株)

01/April/02

NOx浄化
補装材

<NOx浄化光触媒舗装ブロックを欧州で生産販売>
光触媒反応を利用して大気中の窒素酸化物(NOx)を浄化するコンクリートブロック「ノクサー」を欧州で生産・販売する。今夏にも英国のコンクリート2次製品メーカーと提携、光触媒材料を供給して現地での製造販売を委託する。また、ドイツをはじめ欧州数カ国の企業とも提携の方向で交渉している。欧州は日本に比べ舗装にブロックを使うケースが多く、今後、需要が増えると判断した。英国内の舗装用コンクリートブロックの市場は、日本の約2倍の年間約1600万平方メートルといわれる。英社とは、ロンドン市内の舗装をノクサーで施工することで交渉を進めている。提携すれば、三菱マテリアルは英社にノクサーの生産技術と原料を供与し、生産と販売を委託する。また、年間1億平方メートルを超える市場があるドイツを中心に、欧州数カ国の企業が技術供与を要望していることから今後、提携先を増やして同地域での拡販につなげる方針。ノクサーは、コンクリートブロックの表面に酸化チタンを塗布した構造。太陽光が当たると、表面に活性酸素が発生、大気中のNOxを酸化して硝酸イオンにする。硝酸イオンは雨天時などに水に溶け込んでコンクリートブロックの中に入り込むため、環境汚染の心配はないという。三菱マテリアルは97年から生産販売をスタート。国内では、コンクリート2次製品メーカー7社と技術供与契約を結んで生産、販売を委託。販売量は年間約8000平方メートルになっている。
*三菱マテリアル/日本工業新聞

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BACK Number 6<01.04〜’01.09>
BACK Number 5<00.10〜’01.03>
BACK Number 4 <00.01〜00.09>
BACK Number 3 <99.10〜99.12
BACK Number 2 <98.10〜99.09
BACK Number 1 <1995〜09.’98>

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