もう中津川市や恵那市には帰らないから、財産処分したい。

 中津川に住まないのに、固定資産税だけ払ってるのは、馬鹿らしい。

以前のことです。
遠方からの電話での問い合わせで、もう中津川市に帰らないから、
中津川市にある不動産を処分したいという話。

中津川市に土地があるのだけれど、転勤先でマンションを購入しました。
定年後には中津川市に帰り住居を建築し、のんびり暮らすつもりで土地を保有していたが
都会生活をすると確かに便利で、田舎暮らしはできそうにありません。
なにせ、その不動産は駅からも離れており、
今のマンションと比較すれば遙かに不便な場所にあります。
その割には、固定資産税が高いような気がしております。
自分が生活していないし、利用してないのでそのように感じるかも知れませんが・・・

妻も現在の所が良いと言い、中津川市には住みたくないようです。
知人も中津川市にはおりませんので転居したくないのも分かります。
子供達は、既に独立しており中津川市の土地の処分を望んでおります。
そうなると、現在中津川市に所有している土地の固定資産税を支払ってることが、
馬鹿らしく思えます。
確かに、土地は安くなっているのは充分知っており、
将来的にも土地価額が右肩上がりに上昇することなど望めないと考えております。

よって、親から貰った不動産ですが、多少安くても土地を売却したいのです。
いかがなものでしょうか。

当方からのアドバイス

現在利用していない土地、将来利用する予定のない土地であるなら
売却処分した方が良いのかも知れません。
よくよく聞いてますと10年程前から売却処分を考えていたとか・・・。

土地の状況は、宅地並みに課税されており現在年間約5万円であるとか。
それだったら、もっと早く決断された方が良かったのかも知れません。
この10年間で固定資産税だけでも50万円支払ったことになります。
おまけに、ここ10年間で固定資産税も下がっていますが、土地価格はもっと下落してます。

そして、今後土地が上昇するかと申しますと特殊要因でもない限り無理なことかと考えます。
特殊要因とは、その不動産に広い道路がついたとか区画整理されたとか、
近所に私鉄でも走ることになり駅ができたとかということです。

まあ、そんなことは今後中津川市や恵那市では無理でしょう。
また、中津川市や恵那市は、相談者が住んでいる都会の大都市と比較して
高齢化率が遙かに高いのではないでしょうか。
つまり、ただでさえ少子高齢化時代と言われている世の中で、
高齢化率が高いということは土地価格を押し上げるということについてマイナスにはたらくのです。

なぜなら、少子ということは、それだけ土地を必要とする人や企業を創造できないことに
なるからです。
需要と供給のバランスによって一般的に価格形成されますので、
供給に対して需要が少なくなれば、価格は下がります。
日本全体の長期的観点からすれば仕方ないことなのでしょう。
熟成社会とか誰かいってましたが、全くその通りだと思います。
要するに、これからは日本全体の大きな成長は見込めないのです。
ましてや、中津川市や恵那市のような田舎の小都市では、
その傾向は強く現れるのではないでしょうか。

中津川市が現在のように市町村合併する以前の周辺地域でも
たぶん、より一層高齢化率が高い地域が多くあると思います。
数値にて調べたわけではないのでハッキリしたことは申せませんが・・・

近年では、平均年齢が65才以上の集落を限界集落とか言うらしいです。
当会社のある町内(自治会)でもそれに近いものがあります。限界町内会?とでもいうのかも。
要するに子供や若者がほとんどいないのです。
存在するのは、高年者や壮年者、誰も住まなくなった空家や古家を取壊した駐車場。

今現在の高齢者の方々もいずれ亡くなるわけで、
相続人が中津川市や恵那市に帰って来ることがなければその家は歯抜け状態になるだろうと
推測しております。
これでは、土地価格が上がるわけありません。

現在、中津川市では中津川市周辺地域に若者定住向けの市営住宅を建築して
若い世代を増やそうと努力しているのですが、実を結ぶのは相当の年月がかかるんでしょうね。
住宅ばかりあっても都会のように多く働くところがなければ定住できませんしね。

とにかく、都会の大都市は、就職先も多くあるしインフラ整備も充分されているので
中津川市や恵那市のような田舎の小都市とは比較にはならないくらい
生活してゆくにはと良いと考えます。
中津川市や恵那市にあるのは、広大な大自然と人情くらいかな・・・。田舎は分が悪いです。

つまり、土地価格は将来的に横ばいか又は下がりこそすれ上がることはないというのが、
私の勝手なロングスパンの予測です。

従って、ご相談者のお考えには私も同感で、不動産は売却処分できるときにするというのが
ベストだろうと考えます。
また、迷って10年経過すれば固定資産税も10年分支払う事にもなりますし、
土地価格が下がるようですと自分がなにやってるのかわからなくなりますね。

最終的に決定するのは、相談者ご自身ですが思いっきりも時として必要なのではないでしょうか。

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