私たち南木曽町林業研究クラブは、農林業の停滞と過疎化が深刻化した昭和52年に町に働く長男6人(現在20名)により、「山と人間の復興」を目指して結成され、22年になりました。
 結成時は「自分の持山ぐらいは立派な山林にするよう手入れしましょう。それが結果的には町内に波及し、町の山々が良くなる。」と信じて枝打ち、間伐といった地道な育林作業を互いの山に出向いて行ってきました。
 そんな中で、我々林研クラブの活動に転機が訪れました。それは、静岡県掛川市長榛村純一さんを招いて講演「木の文化と町づくり人づくり」の開催でした。ここから「なぎそ木炭」の販売をはじめとする『炭良い町づくり』活動が展開されました。
 遊びの心でこうした町づくりごっこを楽しんで行く中で、思わぬ副産物が生まれ、地域の活性化につながったり、次代を担う人材が育っていくことを願って進めてきた中で、他の木材関連の若手グループや若者のまちづくり委員会などが組織され、互いに連携、協力する中で町の活性化に向けての取り組みが進められています。
 最近の活動を紹介すると会員が輪番で幹事を務めるむらおこし学習塾「人間未塾」、物資販売の利益を積み立てた教育基金での小中学生を対象としての林業体験実習「シイタケ植菌、学校分集林での枝打ち作業等」、水源の山村と下流域の住民の交流事業「水源の里体験実習」を実施している。
 今回で15回目となる「水源の里体験実習」には、愛知県を中心に毎年50人位の人々が、自分で車を運転し、高速道路を使い、参加料を払って植林や下草刈りを一緒に汗を流して行っている。第7回からは、長石の原材料を掘削し、地肌がむき出しとなった山林の復元を目指して、春には広葉樹に植樹、秋には、その植林地の草刈り、追肥、捕植といった地道な活動を続けている。
 何十年か先に、荒山が緑豊かな、私たちと上流の人々を結ぶ『水源憩いの森』となることを願いながら。
がんばれ神戸(平成7年9月30日〜10月1日)
 神戸の被災者の住宅環境の整備のための木材支援を行った。
 町内の木材関連若手グループ(WCN)と協力して実施。
 平成11年3月6日〜7日 神戸長田区を訪問し、地元の人々と交流。

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